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この年になって自分の好みがわかってきた

友人にミュージカル好きな人がいるので、最近よくミュージカルを観に行くことが多いです。誘っていただけることに感謝〜〜。私、超出不精なので誘われなかったら多分外に出ることないんですよ。私を外に連れ出してくれる、ありがたい友人たちです。

それで、色々な作品に触れる機会ができて思ったのですが、自分の好みってけっこうハッキリしているんだなということ。いや、まぁむしろ嫌いなものはないんですけど、ツボにはまる好みなものの傾向がハッキリしてるな、と。

私は、華やかさやエンターテインメント性の高いもの(も好きなのですが)よりも、文学的で一見悲劇だけど、読み解いていくとその中には人生の豊かさや人間の暖かみを感じられるようなお芝居が好きだと気づきました。地味に見えても、 実はその中には説明しきれない程のストーリー性と奥深さを兼ね備えているような話が好きだなぁ。

結局文学作品が好きなんだな、ということです。

最近友人に勧められ、DVDを貸してもらったのがこちら。

壁抜け男ですね。私はこの作品に触れ、あっという間に恋しました。派手さはないけど美しく暖かい音楽と、あらすじ聞いただけでは「なんのこと?」となりそうなストーリー。一見意味が分からない結末の中にある人生についてのメッセージ性。

フランス文学っぽい〜!!!(全然詳しくはないですが)どこをとっても好みな作品でした。このいかにも好みが二極化しそうな作品を、私好みだと言い当て映像を貸してくれた友人には大きな感謝をしています。

昔からこういう作品好きだったっけ。その気配はあったかもしれない。でも最近こういう自分の好みの傾向がわかってきて、ますます舞台やミュージカルに触れるのが楽しくなってきました。

壁抜け男を超える、好みぴったりの作品に出会うことが楽しみです。

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