「お金の節約のため安くて栄養の薄いものを食べる」という間違った節約術

僕は大学生のとき、バイトをするのと併せて支出を抑えたくて安い棒状のチョコチップのスティックパンなどをよく食べていたことがありました。

「節約をするためにはまず食費を抑える」という考えの方は今も多いと思います。

経済的に収入が減る現代、しかし物価は高騰するというダブルパンチの中で、低価格な食品はとても財布に優しく、美味しくて、お腹を満たせる。
生きていくために、家計を維持するためには、なんだかこれしか道は無いぐらいにも思えますが、

皆さんこういう考えは賢いと思いますでしょうか。

まず結論から

自分のことながら、まず結論から言って、愚策だと思います。
お金のために安くて栄養の薄い(ない)ものを食べることが賢いと思えたのは、僕が大学生で体力が有り余っていたからです。

栄養がなくてもカロリーさえとれたらなんとかなりましたが
もしこれが体力や健康に不安がある状態だったらやっていなかったと思います。

要は健康という貯金を切り崩して、安い食材と交換していただけ。
高価でも栄養価の高い食事をしていたらお金は出ますが、健康貯金を切り崩すことはありません。

昨日までの山崩しのたとえを続けるなら、お金を節約して減る砂を抑えたつもりが、代わりに健康という砂を差し出していただけで、減る砂の量は変わっていなかったのだと気づきました。

お分かりだと思いますが、お金という一資産ではなく僕自身の”資産全体”で考えた場合、節約になっていないということです。
だから、愚策だったと。間違った節約術なのです。

奥が深い重要な切り口だと思うので、明日も続けます。
今日もお読みいただきありがとうございました。


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