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【noteデビュー】自己紹介 as of Sep. 2023

初めまして!tomoと申します。
会社員(日系大手企業)、学生(大学院生)、社会活動家(ボランティア)、グリーフサバイバー(死別経験者)、シングルファザー(障害児の片親)という5足の草鞋(?)を履いて活動しています。
草鞋の数が多すぎて足、というか身体が足りてない状態でここ数年慌ただしく過ごしてきました。
一息つく意味も込めて、自身の経験や思考を記録に残しておきたい、そしてそれが誰かの役に立てば嬉しいという想いからNoteを始めました。

Noteでは、私の大学院学生生活、グリーフ、障害児育児に関することを中心に書いていく予定です。
筆無精なので、どこまで書けるかわかりませんが温かく見守っていただけれれば幸いです。
今回は初記事ということで、上記テーマに関連する部分について自己紹介させて頂きたいと思います。
他にも記録していきたいテーマが増えたら適宜紹介していきます。

社会人学生として

現在、早稲田大学大学院経営管理研究科(MBA)に在籍中です。
正直なところ中学、高校、そして大学生の時とそんなに真面目に勉強して来ておらず、成績も振るわなかった私が大学院に進学するなんて夢にも思っておりませんでした。
しかし、いざ進学してみると大学院での生活はとても刺激的で毎日が楽しいです。自分がこんなに勉強にハマるとは思ってもいませんでした。
大学院進学への経緯は割と適当な部分はありますが、以下に記載の人生の転機がなければ、進学はあり得なかったと思いますし、この大学院での学びが今後の人生における羅針盤になりました(本記事執筆時点ではまだ学びの途中ですが・・・)。

今では(子どものことを除き)大学院が私の生活の中心となっているので、この素晴らしい経験をしっかり残しておきたいと思っています。
人生100年時代、リカレント教育が叫ばれている昨今、社会人学生は益々増えてくると思いますので、学び直しやMBAを考えている方の参考になれば幸いです。

人生の転機

2019年、当時30歳だった時に妻との死別を経験しました。
妻とはずっと遠距離恋愛で、結婚後も別居していたため、いわゆる「週末婚」状態でした。
結婚はしていましたが、会うのは月に数回という生活を続けた後、妻の妊娠が発覚し、妻の産休をきっかけに同居を開始しました。
しかし、その生活も僅かしか続かず・・・
ある日、妻が倒れ、そのまま帰らぬ人となりました。

妻は健康体で、妊娠の経過も順調だったため、あまりに突然の別れでした。
幸せな結婚生活から一転、わずか30歳で最愛の人と死別を経験する、いわゆるグリーフサバイバー(深い悲しみの中で生きている人)になりました。
この出来事からまだ4年ほどしか経っておらず、まだ完全には立ち直れてはいないのですが、それでも振り返ることができるくらいには回復してきました。そして、この経験が私の人生の大きな転機になったのは間違いないため、出来るだけ記憶が鮮明なうちに記録しておきたいと思っています。

1人の父親として

妻のお腹ですくすくと成長していた我が子は、妻が倒れた時に帝王切開で命を取り留めました。
しかし、妻が倒れた時の影響で、脳に十分な酸素が行き届ていおらず、低酸素性虚血性脳症を伴なう重度新生児仮死状態で生まれました。
幸いなことに命は取り留めましたが、のちに重症心身障害児(重度の知的障害と身体障害を併せ持つ)かつ医療的ケア児(24時間医療的な処置が必要な状態)と診断され、私は重度の障害児を育てるシングルファザーになりました。

グリーフでも言えることですが、似たような境遇の方(重症心身障害+医療的ケア+シングルペアレント)が極めて少なく、情報が少ないというのがこの4年間とても困ったことでした。
特に、育児に関しては自分だけでなく、子どもにも影響することなので、少しでも参考になる情報があれば・・・と思い、情報を求めて必死に探し回ってました。
最近はそのようなことはあまりしていませんが、不安に駆られて困った身として、似たような境遇の方がいらっしゃれば私の経験談が少しでもお役に足ればと思っています。(そもそもそういう方が極めて少ないのは承知の上ですが・・・)

最後に

死別の悲しみと向き合いながら、シングルファザーとして障害児を育てることははっきり言って辛いですが、この経験から得たことはたくさんあります。
そして私が第二のキャリアの一歩として選んだ大学院進学も、この経験がなければ恐らくすることはなかったと思います。

このnoteでは、これらの経験から来る単なる「大変さ」や「辛さ」といったことを残すのではなく、この経験があったからこそ得られた「学び」や「気づき」といったことを残していきたいと思っています。

ここまでお読みくださり、ありがとうございました。
もし興味を持っていただけたら「いいね」やフォローをお願いします(私のモチベーションのためにも・・・)。

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