感覚的にしか考えられない日
感覚的にしか物事を考えられない日がある。
そういう時は、論理も仕事も、一切手につかない。
うれしい、かなしい、
気持ちいい、気持ちわるい、
たのしい、つかれた、
身体が溶けて、境界線がなくなって、
主体と客体の区別がつかなくなる。
すべてが自分ごとのように感じるし、
すべてが他人事にも思える。
そんな日は、太陽がピカピカに輝いたり、
雨雲がこの世のすべてを飲み込んでしまったりする。
そのどちらかであったり、その両方が交互に訪れたりする。
僕はなんだか、生きているという気がする。
同時に、生きていて良いのかと自問する。
僕は音楽を聴く。詩を読む。
知っているような知らない世界にトリップする。
身体が宙に浮く。
心地よかったり、よくなかったりする。
自分が自分のまま思考したり、
自分がいつのまにか他人になって思考していることもある。
わからないことが多くなる。
でも、敏感なのに鈍感なあの日々は
いつだって最高で最悪だ。
サポートはコーヒー代に当てる予定です。カフェでもっと良い記事が書けるようにお力添えください。