ミヤタトモヒロ

ふらふら学生生活(5年)からふらふら社会人生活に突入し3年目/エッセイやら詩やら/

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ふらふら学生生活(5年)からふらふら社会人生活に突入し3年目/エッセイやら詩やら/

最近の記事

社会人3年目が、自分の人生を生きる覚悟を決めた話 ① 就活失敗と迷走

私は現在、社会人3年目で、POSIWILL CAREERを利用して転職活動を行っています。キャリアや生き方に悩む人たちの力になれればと思い、私の経験をnoteにまとめていきます。参考になれば幸いです。 こんな人にいいかも ・学生~20代社会人で、人生やキャリアに迷いがある方 ・転職活動をしようと考えている方 ・これまで他人軸で生きてきたかもしれないと思う方 ・POSIWILL CAREERを利用しようか迷っている方 ※POSIWILL CAREERの体験談のみ読みたい方

    • ひとりぼっち

      今日は仕事が休みだったけれど、 朝から雨が降りそうで、 実際に昼過ぎからものすごい勢いで降り始めたので、 家にひとりでこもっていた。 僕はひとりで家にいるのがとっても嫌いだ。 何をしていいのかわからないし、 そうは言っても、適当にYouTubeなんかを見ていれば あっという間に時間は過ぎてしまって、 何もしてないのにもうこんな時間!?って 焦りを感じてしまい落ち込む。 それに、人とのかかわりが断たれるので、 とてつもない孤独感に襲われてつらくなる。 本当は誰かを誘ってカフ

      • むかしむかし

        宇宙の真ん中で きみと僕がぶつかって そして世界が生まれるのなら、 きみが冷蔵庫のプリンを勝手に食べたとか そんなささいなことはどうでもよくって ただただきみを見つめていたいと思うのです。 それでもきみのことが分からなくなって 何億光年の星のかがやきが届かなくって まばたきするほんの一瞬 まぶたの裏にきみの残像がうつるのを見て 僕はきみこそが宇宙だと感じました。 はるか昔から今日まで そしてあしたからも 望遠鏡のずっと先にひかりを感じて、 プリンはふたつずつ買うのです。

        • 感覚的にしか考えられない日

          感覚的にしか物事を考えられない日がある。 そういう時は、論理も仕事も、一切手につかない。 うれしい、かなしい、 気持ちいい、気持ちわるい、 たのしい、つかれた、 身体が溶けて、境界線がなくなって、 主体と客体の区別がつかなくなる。 すべてが自分ごとのように感じるし、 すべてが他人事にも思える。 そんな日は、太陽がピカピカに輝いたり、 雨雲がこの世のすべてを飲み込んでしまったりする。 そのどちらかであったり、その両方が交互に訪れたりする。 僕はなんだか、生きているという

        社会人3年目が、自分の人生を生きる覚悟を決めた話 ① 就活失敗と迷走

          路地裏【歌詞】とフジファブリック

          僕がこの曲を作ったのは4年ほど前。 僕が好きなフジファブリックというバンドの元ギターボーカル、志村正彦の誕生日に合わせて、地元の富士吉田の有志グループ「路地裏の僕たち」がライブ映像の上映と展示を行うイベントを開き、僕はそこに足を運んだ。 結論から言えば、僕は大きく心を揺さぶられ、家に帰ってすぐさま曲を書いた。 彼のライブMCで、とても心に残っている一説がある。 普通の大人になりたくなかったから始めた音楽、 でもそれを不安視している自分がいて、 なりたくなかった大人になった

          路地裏【歌詞】とフジファブリック

          ダメダメな僕の一日と代々木公園

          会社をサボってしまった。 正確に言えば、休みを勘違いしていて、今日は休みだと思っていたのだが、そうではなかったらしい。朝から遠方に出かけていたので、遅れて出社というわけにもいかず、電話口でひたすらに謝って、有休扱いにしてもらった。 電話を切るやいなや、社会人失格だよなとか、ただでさえ疎外感を感じる職場なのに余計に居づらくなったなとか、そういう、情けないだの、悔しいだの、がっかりだの、いろんな気持ちが押し寄せてきて、頭の、こめかみのあたりがグッと締め付けられるような感じにな

          ダメダメな僕の一日と代々木公園

          バランスを取ろうとしてしまうね

          バランスを取ろうとしてしまうね。 いつだって、あっちにもこっちにもいい顔して、 いつかその責任をとる日が来るとも知らずに。 仕事が終われば他人同士、人生が終われば他人同士なのに、 嫌われることを恐れてしまう。 結局誰の味方でもないから、誰も味方にならない。 一歩踏み出す勇気もないのに、誰かが来るのを待っている。 自分の人生を生きたいと思う。 でもそれは、誰かを傷つけることではない。 すると途端に、幾千もの顔が浮かんで、僕はまたバランスを取ってしまう。 そうしないと立って

          バランスを取ろうとしてしまうね

          25歳の1年間のためのnote

          僕は誕生日を迎え、25歳になった。 24歳の1年間は、環境の変化にしがみつくだけで精一杯といった感じだった。 職種が変わり、職場が大移動し、 お付き合いしていた彼女ともお別れし、 目まぐるしい日々の中で とにかく真っ直ぐ立っているのに必死だった。 何か達成したとか、成長した実感とか、 そういった、手応え的なものはほとんどなくて、 気がついたら今日だった、という感覚がある。 (こういう場合は往々にして、数年後に、 「ああ、あの時必死に頑張ってよかったなあ」 と思えたりするので

          25歳の1年間のためのnote

          大人になるということ

          僕は近々、誕生日を迎える。 だから、最近は年齢を意識することが多い。 もう何年も前に、いわゆる大人になった。 お酒も飲めるようになり、タバコも吸えるようになった。吸わないけど。 でも、「きのう」と「きょう」の間に明確な違いはなかった。 「きのう」も「きょう」もあいかわらず僕だった。 あれから数年が経った。 「数年前」も「今日」も、あいかわらず僕は僕だ。 大人になるってなんだろう。 幼い頃は、大人になれば無敵になれるのだと思っていた。 誰かを幸せにして、僕も幸せになれ

          大人になるということ

          ほめること

          仕事で、新人さんの指導にあたる機会が多くある。 その時に意識しているのがとにかく「ほめること」だ。 新人さんはゼロからのスタートなので、出来ないのが当たり前だというスタンスで、出来たことは具体的にほめるのだ。 話は変わるが、僕はオーストラリアに語学留学しに行ったことがある。 現地に着いてからしばらくは、なかなか思うように英語を話せず、もどかしさや悔しさを感じていた。 それがやがて、イライラや自信のなさに繋がっていった。 語学学校に通い始めて2ヶ月ちょっと経ったあたりで、

          本音を小出しで言う癖

          本当に思っていることを、小出し小出しで言う癖がある。 本音を言えば嫌われるんじゃないかという感情は多くの人が抱くところだけど、僕の場合、本音を言って理解されなかった時に感じるガッカリ感も忌避している気がする。 思えば、幼い頃から自分の興味や関心が周りの友人たちと違うところにあった。 まあ、今思い返せば、そんなの人間なんだから当たり前のことなんだけど。 小中学生の頃は共通の話題やネタについていけないと仲間になれないから、頑張って合わせて、それなりについていっていた。 時々

          本音を小出しで言う癖

          感情の振り幅

          今の部署に異動してきて2ヶ月ほどが経った。異動してきてからというもの、パソコンとにらめっこ、数字とにらめっこで1日が終わることが大半になった。感情の起伏がほとんどなくて、言うならば、感情の振り幅が、-2.3から-0.2で推移しているような日々だ。薄暗い、くぐもったような、そんな毎日を過ごすようになった。 前の職場は営業だったこともあり、お客さんとお話するなかで、心のふれ合いも感じられたし、成約が取れるか取れないかの攻防で達成感や悔しさを日々感じることができた。感情の振り幅は

          感情の振り幅

          サイダー【歌詞】

          雨が上がった 5月の空に 声にならない声を聞かせて 夏になったら 忘れてしまう 嘆きの声を僕に聞かせて 天気予報は 当てにならない 若草色のディストピア 心は透明で 空は群青で 優しいふりをしないで ああ この時が 永遠ならいいのに 深く吸い込んだ息は もう夏の味 白いサイダーの泡が 弾けた瞬間 宙に舞って 夜空の星になって消えたよ 本当は瓶に閉じ込めたい 言いたいこと言えないこと全部 むしゃくしゃになって壊してしまったよ それは 青春の味なんで

          サイダー【歌詞】

          無意識の寂しさ

          最近、急に泣きたくなるようなことがある。そのまま本当に泣いちゃうこともあるし、堪えることもあるけど、だいたい決まって夜。仕事終わりとか、一人で過ごした休日の夜とか。 嫌なことがあったとか、仕事で怒られたとか、そういう前置きがあるわけではない。職場の先輩と、帰りがけに冗談を言い合ってから家路につき、駐車場に車を停めたとたん、涙がすうっと流れたりする。 たぶん、自分の根底にある寂しさが、抑えきれなくなっているんだと思う。 仕事で転勤になり、知り合いのほとんどいない土地で生活

          無意識の寂しさ