8/15 ハレの日とケの日

 今日は、人に会いに行く日。わたしの生活の中ではたまのハレの日。

 今日は、4人で夕飯を食べる予定だったのだけれど、ひとり体調不良で欠席になってしまった。残念。やっぱり、台風が来ているような天候だと、気圧やら気温の変化やらで体調を崩しがちだ。早く体調が戻りますように。

 そんなわけで、今日は、10歳以上年上の、尊敬するおふたりとのごはんになった。おふたりとごはんに行くと、仕事に対する考え方や姿勢、大人の振る舞い方や大人の遊び方など、いろいろと学ぶことが多い。ふたりとも、年の割に何もわかってないわたしに、連れて行ってくださるお店やそこでの振る舞い方、会話なんかを通じて、世の中のイロハを教えようとしてくれてるのではないか、と勝手に思っている。人生の先輩たちの教え。意識して教えようと思ってくれているのか、無意識なのか、聞くなんてことはしないけれども。

 それに比べて。自分ときたら。10歳年下の友達に、人生の先輩的な意味で渡せているものがあるだろうか。こちらでも、教えられることばかりのような気がする。最近の流行りだとか、おすすめのマンガだとか、考え方の世代間ギャップだとか。LGBTについての考え方とか、自分はそんなに偏見を持っていないつもりでいたけれど、彼女と話していると、自分はまだまだだなぁ、と気がついてはっとすることが多い。

 人から、教えてもらうばっかりだ。

 今日会うおふたりは、それぞれとはごはんに行ったり遊びに行ったりするのだけれど、おふたりがいっしょにいるところを見るのは初めてだ。おふたりは、どんなことしゃべってるんだろう、とか、おふたりのときはどんな雰囲気なんだろう、とか、そういうのも楽しみだ。

 わたしの生活の中で9割5分(割合的にはもっとかも)を占める、ひきこもりのケの日。人生の大半を占めるケの日の過ごし方を、もっと大切にしよう、と思う今日この頃だ。ほっとけばどこまででもズボラできる、ひどく言えばだらしなくなっていくひきこもりだけれども、「いい感じ!」と思える自分で過ごすことで、充実度が俄然変わってくるんじゃないか、と思いはじめた。

 最近お気に入りのYouTuberさんが、ユニクロのリラコの、紐をゴムに付け替えるリメイクをしているのを見て、そういう、生活がちょっといい感じになる工夫を、真似したいと思った。憧れの、『ていねいな暮らし』を、無理のない範囲で取り入れたい。ひとまず、やわらかめの平ゴムを買ってこよう。

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