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《日記》ばっくとぅーざぱすと

最近、3週間に1度のペースで図書館に通っている。
返却期限が3週間だから、それくらいの頻度。

読みたい本がたくさんあるけど、
全部買ってたらキリない。

今回は英語の復習も兼ねていて。
大学生の時はTOEIC830点あったんだけど
今じゃ完全に日本語にどっぷりで
英語を忘れかけていたので
リハビリで、短めの洋書を一冊読むことを今日の課題に。
思ったよりも読みやすく、1時間弱でサクッと。
良い復習であった。

毎回、3冊借りる。
けど結局2冊しか読めない。
って、わかっているのに。
今回も3冊借りてしまった。

島本理生のクローバー
新堂冬樹のなごり雪
あとはフランス文学の解説本

3冊目大学の時にフランス文学を専攻していた矜持だね。笑

今回こそ読み切る!って意気込んでいても、なかなか難しいよね。

本を借りたあと、
30分ほど時間があり、付属のカフェでコーヒーを飲んだ。
ペーパードリップとフレンチプレス、選べるのが嬉しい。
久しぶりにフレンチプレスをいただいた。


昨日は雨で随分と冷えた。
今日は、昨日の冷えのなごりがありつつ、太陽が出ていて
秋の、程よい澄んとした冷たさ。
せっかくなので外でいただいた。

コーヒーを飲みながら
このそれなりに田舎の、この景色をぽやーっと見ていると
現実を忘れそうになる
このぼんやりした感覚に、いつまでも浸っていたくなる。

ぼんやりしていると、昔のことを思い出す。
そういえば、大学生のころ、
コーヒーという趣味が同じで片思いしていた人と
東京のいろんなコーヒー屋さんを巡った。
もちろんテイクアウトもあって、
こんな冷たい空気の日に、外で一緒に飲んだな。
五感で思い出させられた。
もう、あのひと結婚したな。笑

ゆっくりとした休日は、
こんなふうに、過去の自分と一緒に過ごすことが多い。
あんなことがあったね って。
人は暇になると昔に浸るようにできているって、誰かが言っていた。
前だけ向いていたいからこそ
過去の自分を見つめ直して、あの時の反省を、今きちんと活かせているよねって、自分を誉めるために、昔を思い出している。そう思いたい。

帰り道、16時ごろ
月と太陽が、同じ空に浮かんでいた。
バトンタッチの光景だ、久しぶりに見た。
太陽「あとは頼んだぞ」
月「おう、任せろ」
って心なしか聞こえた。