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指導者として気を付けている事。

明日は、中学生(2年生)が3人も職場体験に来てくれます。
いやぁ、ダメ元で申請したんですけど3人も来てくれるとは・・・

午前中2件の派遣を済ませて、最近できたスタバで華麗に昼食をとりながら資料作りでもしようかと思ってスタバに赴きましたが、長蛇の列が出来ていたので素通りしました。

まだまだスタバはお呼びでないようです。
そんなわけで、昼食はケンタッキーフライドチキンでチキンとコールスローを頂きました。
久しぶりのケンタッキー、最高でした。

ケンタッキーも昔は高級ファーストフードな感じでしたが、マクドの値段とそんなに変わらなくなってきているのでお得感あります。

さて本題ですが、僕自身リーダー・指導者として18年くらいの経験があるんですけど、いくつかコツがあったなぁとふと思ったので書き出しておこうと思いました。

そんなわけで、凡人の僕なりのコツを共有する事で、少しでも頑張っているリーダーや管理者さんたちの参考になればと思って書き出してみます。


■ 凡人指導者なりに見つけてきたコツの紹介。

・ 自分の枠にはめないようにする。

⇒ これは、相手の個性を伸ばすという感じですね。僕自身の常識や”あたりまえ”はあるんですけど、職員にも同じように個性や常識があるわけで、そこの違いを理解しておくと指導もしやすいような実感があります。

僕自身、経験の浅いリーダーなり立ての頃は自分の枠にチームを当てはめようとして苦労もしたし失敗もしました。

いろんなリーダーがいますよね。
全部管理しないと気が済まないリーダーだと、チームはリーダーの正解探しや許可待ちをする傾向が強くなりますし、放任タイプのリーダーだと現場に秩序がなく統一されたケアなんて提供できません。

僕自身は、最終的には放任よりのタイプになりました。
現場に任せるけど、方向性は示す感じ。
全部は管理しませんが、全体はちゃんと見てる感じですかね。

なんか自分の顔色を伺われて仕事されるのが凄く嫌だったのでそんな感じになりました。
この場合のコツは、任せたからには信頼する、という事ですかね。
失敗しても僕の責任だ、という腹積もりは常にして任せていました。
まぁ、失敗しないように要所要所でフォローはしてましたけど。

結局、自分の枠に当てはめようとするとチームはその枠の範囲でしか成長できないじゃないですか、それっていろんな可能性を潰しているかもしれないので、だったらそうじゃない方が面白そうじゃないですか。

なのでそんな感じです。
弊社の働き方も基本はそんな感じで、派遣に穴をあけない、定められたサービスは徹底して高品質で提供する、この二つさえ守ってくれていたらどこで何をしてようが文句は言わないですね。

まだまだこれからのチームですけど、僕自身は陰で支える役割に徹したいので、二人のサ責が自分たちなりの事業所をそれぞれ作れるようになるような発展ができればいいなと思っています。

・ 期待しない。

⇒ これは誤解があるかもですが、自分自身にとって頼りになる・育てたい・育ってきた、と思えるような職員には期待します。
要は、僕自身と同じような目線で働いていたり介護観が似ていたりする場合ですね。そして、お、ちょっといい感じになってきたな、と思える人。
そうではない職員については、特に期待もないので失望もないというか、だから何があっても大抵の事では腹が立ちません。

一方で期待しちゃう人は稀なんですけど、期待しちゃうと腹も立つんですよね、何で、どうして、何が、なんてことはよく聞きます。
こういうのって頭で考えるより先に言葉で出ちゃってるので厄介なんですよね。

ただ、期待している職員に対しても、仕事での成果とか達成度については期待しないようにしています。どちらかというと常にうまくいかなかった場合を誰にでも想定します。

こういう場面で腹が立つのが、最初からあきらめている様子があった時や、中途半端にやろうとしているのが見えた時ですね。

僕自身は、上でも述べたように失敗しても成功してもどっちでもいい腹積もりでいるので(成功はしてほしい)、僕が出した課題に対して、どこまで本気で向き合っているのかが重要なんですよね。そこが見えると嬉しいですし、その上で失敗した場合に振り返るといろんな発見があって楽しいです。

・ 自分を棚にあげる。

⇒ これも言い方悪いですけど、リーダーや指導者って自分で出来なかったり出来る自信がない事でも指導する際には指摘したり出来る方法を助言したりしないといけないんですよ。

リーダーとして慣れてないうちはこれが難しかったです。

自分も出来てない・自信がないにどの面下げて指導や助言をしているんだ・・・と思ってしまう自分がいるわけです。

ただ、これもやり続けているうちに気が付くのですが、自分には出来ない事や自信がない事でも指導・助言する際に説明していく中で、自分なりの新しい発見や、自分が出来るようになるヒントがあるわけで、結局、指導や助言をしているんだけど、自分自身のスキルアップにもつながっているんですよね。

で、もっというとうまく説明(言語化)できない場合、その事自体を自分自身がまだ習得できていない、理解できていない、という事にも繋がるような気がしています。

だから、他人が理解できるように説明できるようになって初めて習得できた、という事なのかな、と僕は思っています。

実際、客観的に見ているのと、実際に当事者として見ている景色って全然違って見えるので、客観的に見た視点で解決策が見つかる事ってよくあると思うんですよね。そういう部分を論理的に分析できる能力はリーダーには必要なのかもしれませんが、そういうのも意識して取り組んでいるうちに何となく自分なりに見えてくると思うので、自分を棚に上げて解説したり説明したり助言したりするのは、どんどん自信をもってやったらいいと思います。

僕自身は、そういう事をすることで、言ったからには自分はもうコレで失敗やミスはできないな、と自分自身に縛りをつけて必死に取り組んできたので、実際に助言して、似たような場面で見本を見せて、というような事もしてきました。内心ドキドキでしたが、実際に自分の助言を参考にして上手く行ったときは結構などや顔してたと思います。

・ 可能性を信じる。

⇒ これは期待しないと相反するような感じに見えるかもですが、そうではなくて、職員全員の成長の可能性を信じて対応するという事です。
これは、僕自身はわざわざ意識して取り組んできたというよりも、もともとそういう考え方だったのが、こうして自己分析する中で、あ、自分はみんなの可能性を信じてるんだな、と改めて気が付いたという事です。

僕自身、僕が指導する職員は全員が僕以上の到達点に成長できると思って指導や助言をしています。
僕自身の経験や知識と、その職員が持っている経験や知識にプラスして他の人からも得られる知識などが必ずあるわけですから、僕以上に成長して凄い介護職になってくれるはずなんです。それを常に期待していて、職員が良い取り組みをしてくれるのが凄くうれしいです。

なので、すぐに諦めたり、出来ません、なんて言われると腹が立ちます。怒らないけど、期待している職員が言うと怒るかも。

まぁ、僕自身も成長したいわけですから、そういう職員から刺激を受けて更に成長して、互いに介護職のライバルとして切磋琢磨できるのが理想ですね。
利用者さんのこんな一面を引き出せたとか、こんな話を聞きましたとか、僕が出来なかった実践の報告を聞くと嬉しい反面悔しいので、何でどうして、どんな感じで何をどうしたの、とか根掘り葉掘り聞いちゃいますね。
コミュニケーションのコツや試してみた工夫など、そういう発想があったか、とかそういう話ができると自分自身の引き出しも増えて楽しいです。

指導育成って、そういう感じで楽しいもんだと思っています。

ただ、中にはそういうレベルの話もできないで愚痴やら文句やらばっかりの人もいるわけで、そういう対応は本当にしんどいですね。

■ おわりに。


介護の仕事は、最初から最後までコミュニケーションで成り立ってます。
職員同士もそうだし、利用者さんにも当然ですし、上司部下の関係でもコミュニケーションが必ず発生します。

そして、コミュニケーションというのは本当に難しくて、相手がちゃんと理解できるように伝えないと意味がないんですよね。

個人的に思う事は、介護でこんなに重要なコミュニケーションが、実はあまり重視されてなくて、その弊害で職員同士のコミュニケーションもおざなりになってしまっているのではないかと。

職場環境を作る上で、やはり丁寧にコミュニケーションが取れる環境づくりは大切で、それは利用者さんにも職員同士でも関係なく丁寧に実施できる事が重要なんだろうと思います。

相手にちゃんと伝わるように伝える、そういうひと手間を大切にしていく事が重要ですよね。

日本人の文化として、わかってあたりまえ、察してよ、みたいな事があったりしますが、他人の人生を支えるお手伝いをする仕事ですから、そういう事を簡単にするのではなくて、とことん丁寧に扱っていくべきだと改めて思いました。

■ そんなわけで求人だしてます。

こんな社長が立ち上げた小さな事業所ですが、一緒に働いてくれる仲間を募集しています。

1日1時間とかからでもOKです。
いろんな働き方に対応していきたいので、何でも条件行ってもらってもOKです。

誰でも採用という事にはなりませんが、まずはお気軽にお問合せいただけると幸いです。

登別・白老・室蘭で働ける方。
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