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やさしい職場。優しい世界。

先日、昔勤務していた事業所の職員さんが退職した話を聞きました。
20代のパート職員でした、採用時の面接も僕が対応しハキハキと物を言う人だったので採用しましたが、チームではそういう人は浮くかもなぁ、と思っていましたが案の定、チーム内での報連相がうまく彼女には伝わらない状況がすぐに発生していました。
なんで介護の職場って迎合する人には優しく、自分の意見や考え方を言う職員には冷たいのでしょうか。そういうのはダメだよ、とずっと伝えていたのですが、なかなか意識が変わらないまま、彼女が妊娠しました。

別の事業所でも妊娠した管理者に対して『あんなにつわりが長く続くわけがない』とか『妊娠して何にもしない、動いた方がいいのに』というような陰口が横行していた事業所もありました。
”僕が全部フォローするから”と言って、当時は現場職員の負担が増えるような事は一切なかったのですが、なぜか現場職員の負担増感が半端なく、しまいにはいつも管理者をフォローする僕にも攻撃の矢先がくる始末。

介護現場が特に多いのかどうかまではわかりませんが、本当に妊娠した同僚や育児中の同僚に対しての態度が悪すぎて、なんで同じチームメイトに優しくできないんだ、という思いでずっと仕事をしてきました。

心情的には、妊娠や育児で欠員等で穴が開いた業務のしわ寄せが同僚にいくので大変になるから嫌味の一言でも言いたい、という気持ちは分からなくもないですが、まったく共感できません。
なので、ほとんど現場に影響が出ない対策を管理者としてずっと対処してきました。お子さんの熱で休みが出たり産休育休の時期は僕が現場の穴を埋める、といった物理的な対応や、時にはそういう人が二人出たときにはさすがに僕一人では限界もあったので、業務内容自体を変更しその時の体制で出来る内容にしたりしました。この場合は、利用者さんにも〇〇さんと〇〇さんが出産と育児で大変だから、彼女たちが戻ってくるまでこのプログラムはこういう内容に変更させてください、といった取り組みをしました。
利用者さんからは賛同の意見しか聞いたことはありませんが、同僚からは批判が出たりするんですよね。特別扱いとか。

『そりゃ特別扱いですよ、出産と育児ですよ。子供は国の宝じゃないですか。みんなで応援しましょうよ。』
というのはいつも言ってきましたが、本当に賛同してくれた人って40代未満の世代が圧倒的に多かったと実感しています。

冒頭に紹介した退職した職員ですが、僕がそういうスタンスの運営をしていたので、育休もとってしっかり復帰して、その後二人目のおめでたもあって、という感じでした。お子さんが二人になった後は、お子さんの熱発があったりで急な休みが増える事も多かったので、あの人また休み、とかいろいろい陰で言われていたみたいで、僕以外の別部門の管理者から『あの人休みすぎじゃない?』というように言われる始末でした。

ちょっと不思議なんですけど、こういう文句や陰口を言う職員さんって、全員が出産育児の経験者なんです。

『子供なんて熱が出るもんでしょ、保育園だって預かってくれないんだから仕方ありませんよね。』

と言っても不承不承なんですよね。

『でも現場スタッフが大変そうだよ。』
『いえ、僕が全て穴を埋めてますから現場スタッフの負担が増えている事はありません。大変な思いをしているとしたら僕だけです。』
と笑顔で返して終わりなんですけど、感情的な不満感って解消されないんでしょうね。

結局、僕が異動で転勤した後に、しばらく頑張って働いてくれていたみたいでしたが、働きにくくなって退職したみたいです。

『子育て世代を大事に育てて定着してもらう事が唯一の生き残り戦略だ 』と、特に地方で採用が難しい事業所では毎回言ってきましたが、残念ながら子育て世代が働きやすいチーム環境が整っていないので定着できない事例となってしまいました。

そして人手不足です、援助ください、とかやっているのを見ると何なんだろうな・・・と思ってしまいます。

辞めた職員さんには、リーダーが変われば状況も変わるから、無理をしてまで続ける必要はない。育児は本当に大切だから、子供を犠牲にしてまで仕事をする必要はない、と伝えておきましたので、彼女なりに正しい選択をしてくれたのかな、と思っています。

日本は少子高齢化で出生率の低さは大問題になっています。
外人の有名な人から日本はなくなる、とまで言われていますよね。(ニュースタイトルしか見てないので内容までは知りませんが)

人口減少は本当に深刻な問題で、すでに取り返しがつかないレベルまできているように感じていますが、みんな他人事なんでしょうか。

現状の若い世代が生活するには、夫婦共働きが前提だと思いますし、結婚しない選択をする人も増えてますので、女性が働くのはもう当たり前の情勢だと思います。

そういう中で、例えば生理や出産については、女性だけが背負うハンデ(ハンデという言い方もうどうかとは思いますが、ここではあえてハンデとします)があると思います。

僕は男性なので、生理も出産も経験できないので想像でしかものを言えませんが、単純に考えて内蔵から出血している状態で普通に働けるわけがないですよね。女性によっては生理痛など軽い方や重い方もおられますが、僕ならたとえば体内からずっと出血が続いている状態で仕事がまともにできるかといったら、絶対できませんし、ひどい腹痛もあると聞いていますので、そりゃまともに仕事はできないと思います。
個人差もあるし、たとえば今月は軽いとかもあると思いますが、同じ女性ならそういう配慮はしてあげてほしいと思います。なんか優しくない。同じ経験は絶対にしているはずなのに。

出産にしてもそうです、男性では想像もできない体験と聞いています。
赤ん坊が体の中から出てくるんですから、僕だったら怖いです。

産前は子供を抱えての仕事ですよね、常に流産とかの不安と戦いながら期待や夢を抱いて仕事をしてくれているはずです。
僕には兄妹が二人いるのですが、弟の下に本当は妹が生まれるはずでした。
僕も母親の大きくなったお腹に手を当てて生まれてくるのを楽しみにしていた記憶が今でもあります。
当時、母親は専業主婦でしたが、流産してしまいました。
本当に悲しかったです。家族全員が悲しみに包まれてしまいましたし、母親が非常にショックを受けていたの思い出しました。

そのくらいの不安はあると思うんです、何度目の出産でも。
先輩が大丈夫でも自分が同じ事をしても大丈夫かどうかもわかりません。
別の若い産前の職員が元気に働けていたとしても、同じようにできない人だっているはずです。それって言われてできるような事じゃないと思うんです。だって、大切な命を抱えているわけですから。
自己責任なんですよ、それで流産して、あの人がああいったから・・・なんて言い訳が通用しない世界だと思います。だから本人なりに無理できない働き方に絶対になるはずなんです。
そこを理解してあげてほしいし、そういう時期くらい周りに甘えてもいいと思うし、そういう時期こそ、周りは頼られたいと思って欲しいんです。

産後だって内臓が剥がれたりするわけじゃないですか、それの回復と合わせて育児もスタートするわけですから、個人差だってあるだろうしちゃんと活用できる制度は活用して自分のタイミングで復帰できればいいと思うんですけど、『私の時はこうだった』とか多いんです。
そして、その”私のとき”と同じくらいのタイミングで復帰した人は良い職員でそうでない人は迷惑をかけている職員のレッテル貼りも行われたりします(そうでない職場もありましたよ)。

若い世代の女性職員を雇用するっていうのは、そういう出産育児で将来業務に穴が空いたり10~15年程度は万度に勤務できない可能性がある、と思って僕は20年から30年先の職場の状況を想像して考えたりするんですけど、多くの職員が”今”しか見てなくて”今”が大変だ、どうしてくれんだ、という話しかしてくれなくて本当に悲しいです。
『あなたたちが退職した後、この事業所を支えてくれるのが彼女たちですから、しっかり支えなきゃだめですよね。』と言い続けてきましたが、本当に会社や事業所の事や先々の地域の利用者さんの事までを考えて先を見据える力のある職員は、それで理解してくれますし、みなまで言わなくても伝わりますが、そうでない”自分たちの事だけ”しか考えてない職員は理解できない様子でした。残念ながら、自分たちの事しか考えてない職員の方が圧倒的に多いのが現実でした(自分調べ)。

介護業界全体で後継者不足です。
当法人でも本当に後継者不足です。
これって、単に人口減少で労働人口が減ったからではないですよね。

出産や育児、子育て中の人にとって、本当に働きやすい職場になってないからですよね。

後継者って20代から30代を指すと思っています。
この世代は、やはり出産や育児を経験する世代です。
育児なんては、もはや男女関係ないですから、男性だって育児で休む事があって当然ですし、そういう理解がない会社や事業所は、はやり後継者が確保できずに淘汰されていくだろうと思います。

子供が突然熱をだして休みます。よくあります。
事業所としては困りますよね、僕も管理者としてそういう連絡をよく受けてきました。困らない事はありませんが、なんとかなるといつも思ってましたし、何とかしなくては事業継続ができないと思ってきました。

現場の職員に力がある職員がいれば、彼らを頼って現場を任せました。
負担は増えるけど頼む。
僕が頼む職員は、だいたい同じ方向を見てくれいる職員なので二つ返事で了解です、と返ってきます。
頼めないチームの場合は、僕が体制に入ります。
最初の頃は、メンバーに理由と意義を伝えて理念を共有したメンバーに育てるべく取り組みましたが、あまり効果が上がらない上に休む職員への不満にしかならなかったのでそれはやめました。
まだ、僕がそういう働き方を見せて、子育て世代を守らなきゃならん、という事を伝え続けた方が賛同者が増えた気がします。(ただし10人に1人くらい)

子供がいて仕事がしにくいという事は、生みにくいですよね。
生活するには一定の収入が必要なのに、出産育児の期間は減収になる上にだれかに迷惑かけているなんて事が容易に想像できるような状況ですよ、生みにくいですよね。

少子化の原因は、こういう職場の現状を変えられないままでいる僕ら現役世代の責任だと思っています。早く変えたいと思ってずっとやってきましたが、いろいろな職場で同じ経験を何度も繰り返して思う事は、こういう優しい職場づくりは30代以下の若い世代で同じ理念を共有できるメンバーとするしかない、という事です。

本当に他人の意識を変える事は難しいし、こういう育児や出産は特に経験者にとってはそれぞれの現実(実体験)があって、それぞれ過去に同じように批判されたり働きにくかったりしてきた経験もあるんだと思います。だから同じように対応してしまう。
怒られて育ってきたようなもんですよね。だから、理解したり受け入れられない人たちの事も理解はできるし同情はしますが、もうそうも言ってられないレベルにきていると思っています。

『私の時はそんな配慮してもらえませんでした』
という職員さんも多くいました。
やられたらやり返すではなく、自分が嫌な経験だったなら、自分ならこうしてほしかった事をしてあげようよ、という説明をしてきました。

『それでなくても忙しいのに』
こういう意見も多く聞かれました。
これからは全産業で人手不足だから、もっと忙しくなるよ。ちゃんと育てて定着させないと、という説明をしてきました。

やはり理解してくれる人が多いのは、20~30代の世代が多かったです。

子育て世代をメインで雇用していき、その中で事業をどう安定運営させるかは僕自身の研究課題として、すでに経済問題だ、という記事があったので紹介します。

マタハラは少子化と労働力不足に直結する日本の経済問題です。
マタハラ⇒晩婚化⇒晩産化⇒少子化
マタハラ⇒保育園の入園不可⇒就労不可⇒労働力不足

マタハラは女性の人権問題であるだけでなく、日本の経済問題なのです

マタハラNET

まさにその通りと思います。
労働力不足の原因の一端に、労働環境があるはずで、それは言ってみれば自業自得なんだと思います。

たぶんですよ、ちゃんとそういう労働環境を整備してきた企業では、そこまで人材不足や後継者不足になやんでいないと思います。

働く人の割合はどんどん減少し、支えなければならない高齢者が大勢いる状態です。この人口構造になると、社会保障費の維持が困難になっていきます。

マタハラNET

まさに社会保障財源を減らして制度を維持する、という国の方向性と合致していますね。
維持が困難だから報酬を減らすか、ちゃんと成果を出している所を加算で評価する、という流れです。無駄な税金は払わない、という事ですが、そうであれば介護職の処遇改善だって均一にやるのは無駄ですので、ちゃんと専門職として質の高いケアを提供しているプロセスを評価して、そういう介護現場の真のプロの処遇を改善してあげれるような仕組みを作ってあげてほしいです。難しいだろうけれど。

労働人口が減少した結果、今は新しい働き方が求められる時代です。マタハラなどをして、女性を排除している場合ではもはやないのです。

マタハラNET

いいたかった事がこの言葉に集約されています。
もうそんな状況じゃない。本当にそうです。

働きたいと願う女性がきちんと働き続けられる環境を作ることこそ、これからの日本にとって重要なことなのです。

マタハラNET

これもいろいろな制度の壁があったりします。
扶養の範囲で働きたい、という希望も多く聞きますが、当の本人はもっと働きたい、という女性は多いです。
ただ、扶養から外れると税金がもったいない、収入がマイナスになる、という話が多くて、本当に働きたいならフルタイムで税金を払う以上に稼げばいいのですが、意外と多いのが旦那さんの了承が得られないケースです。
奥さんには自分が仕事から帰るときには自宅に居てほしいとか、いろいろあるみたいです。わからんでもないけど、結構考え方が古いなぁ、って思ってしまいます。30~40代の旦那さんに多い気がしますが、これは個人的な感想です。

働き方の見直し・働き方改革を企業の経営戦略に打ち立てた会社が、これからの人口減少社会を生き延びていけるのです。

マタハラNET

人口減少社会なんですから、普通に考えたらそうですよね。
昨日記事にした労基法も、結構古い法律なんで、もしかしたら現状に合わせた法改正は必要かもしれませんね。

産休や育休などの長期休暇、復帰してからの時短勤務という働き方の違いを受け止めることが出来ないでいます。中小零細企業は少ない従業員しかいないので、働き方の違いを受け止めることは不可能だ、という固定概念は捨てる必要があります。もっと言えば、長時間労働しなければ利益に繋がらない、という固定概念をまずは捨てていく必要があります。

マタハラNET

介護業界だけが深刻な問題なのかと思っていましたが、結構どのような業態でも同じような問題があるみたいですね。
働き方の違うと受け止める、という事は多様性を認める内容ともつながると思います。勤務時間や業務内容の違い、それぞれの待遇の違いなど、いろいろ違って当たり前な職場づくりが当たり前になっていくのかもしれません。
社会がそういう方向に向かっていくのであれば、介護業界も旧態依然として変わらないでいれば、今まで以上に選ばれない業界になってしまいます。
3K問題とかいう以前に、まだそんな働き方しか認められないの?という感じ。ICTやデジタル化にも通じる問題ですね。介護業界は古い、というイメージ自体を払拭しないといけないのかもしれません。
たとえば副業ですが、当法人では当然禁止されていますが、今後は副業も認めつつの運営も視野にいれた経営も課題になると思っています。

もう一つ記事を紹介します。
こちらは世界も注目しているくらい日本のマタハラ問題は深刻なのか?
と思って読みました。

この国では働く女性が母親になろうとすると「活躍」はおろか、仕事の継続すら危うい。少子化の克服は国家的な課題なのに、職場で母親が受け入れられない日本の姿は奇異に映るのだろう。この問題は欧米をはじめ、世界のメディアも取り上げている。

JIJI.COM

そうですよね、女性が母親になろうとすると活躍できない、仕事を続けられないというのは本当にそうかもしれません。
母親って子供のためだとと思うんですけど、どうも日本の世間一般には、母親とはこういうもの、という型枠があって、そこにあてはまらないと認めない、みたいな風潮があるような気がします。

保育園が見つかり、女性は正社員に戻りたいと申し出た。だが、何度話し合っても会社は拒否。子どもの病気で急に休む可能性があるなど、「リスクが大きい」というのが理由だった。

JIJI.COM

リスクが大きいというのは理解できますけど、何でしょうね、個人的にリスクを取らない先には成長がないと思うので、こういう対応はちょっと残念です。確かに休まれると困りますけど、そういう環境下でいろいろと試してみないと対応も対策も見えてこないじゃないですか。

その後も複数の上司から「契約社員の産休・育休取得を会社が許すとは限らない」「妊娠と仕事を両方取るのは欲張り」「妊娠はあきらめろ」などと言われ続けた。

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これを認めない限り、日本の少子化に歯止めはかかりませんよね。
子育てできる収入がないから共働きしてるんだし、だったら父親だけの収入で家族全員を養えるくらいの給料を払えるように企業努力するしかないと思います。
女性が男性と同じように活躍できるというのが世界では当たり前なのに、妊娠と仕事を両方とるのは欲張りとかちょっと意味がわかりません。
子供も産んで仕事もできるなんてすごいじゃないですか、すごい事ですよ。
なんで認めてあげれないのか理解に苦しみます。

米国務省から「国際勇気ある女性賞」を日本人として初めて受賞

小酒部さんは「急速に進む少子高齢化に日本がどのように対応するのか、世界が注目している。子どもがこれ以上減っては困るはずなのに、なぜマタハラのような問題が起きるのか。海外から見れば不思議なのだろう」と話す。

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国際勇気ある女性賞って初めて知りました。
それだけ注目されているって事ですよね。
子供がへったら困るはずなのにマタハラがなくならない、本当に不思議ですよね。

「子育て支援の制度があっても、職場の人員に余裕がなければ起こり得る。現場の管理職の理解が不足しているケースも多い」と指摘する。

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現場の人員に余裕なんてのは今までもあった試しがないので、これからこの問題が改善される事はほとんどないと思います、介護業界は。
少なくとも働く環境でハラスメントの問題がなくならない限りは有能な労働者の選択肢には挙がらないと思います。
そういう意味で、管理職をしっかり育てなおすしかない、というのが現状かなぁと思います。

マタハラが起こる原因については
「男性社員の理解・協力不足」(67.3%)がトップで、以下
「職場の定常的な業務過多・人員不足」(44.0%)、
「女性社員の理解・協力不足」(39.1%)となった。

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介護現場で僕の個人的な感想ですが、介護現場の男性職員は結構理解ある人が多かったように思います。
僕の意見に忖度してくれてたのかもしれませんけど・・・。

多くの職場で女性は後から参入した「新参者」であることは確かだ。

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ここはちょっと介護業界は違いますね。
男性の方が新参者です。
だから想像ですけど、男性で育休取るのって結構ハードル高いのかもしれません。
僕の部下で子供ができた男性職員がもしいたら育休取らせたいと思いますけど、現場からの反応がどんなのかも体験してみたいですね。

男性でも自分自身の病気や老親の介護などに直面する可能性はある。新たなルールは、誰もが事情を抱えながら働き続けられることを目指した設計が求められる。杉浦氏は「迷惑をかけないように働くのではなく、迷惑をかけ合いながら働けるような仕組みを作っていくことが重要だ」と話している。

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誰もが事情を抱えながら働いているのは間違いないし、ヤングケアラーなどの問題や老々介護の問題もあるし、介護離職だって大問題ですから、本当に迷惑をかけあいながら働き続けられるような仕組みづくりが重要と思います。
そのためには、そういう事に踏み出して、そこでのトライ&エラーを繰り返してよりよい工夫を作り上げたり見つけていくしかないと思うんです。

人手不足です。
現場の仕事内容は本当に想像もできないような状況になるかもしれません。
だからこそ、新しいチャレンジは必要だし、リスクを恐れない挑戦は大切だし、いろんな動きを作っていかないといけないと思います。

そんな中で、みんながみんなに対してやさしくなれる職場を作りたいな、と改めて思います。

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