こんばんは！
サトー兄弟です！  

昨日サークル申請の承認がおり、やっと公開することが出来ました。

それは、シナリオコンクール受賞者を輩出する目的の「brush UP」というサークルです！

脚本投稿売買サービス「film buyer」の誕生

思えば、私が脚本家を目指し始めたのは23歳の時でした。
その頃、九州の福岡に住んでいたのですが、とある大作家の先生のお誘いで東京へ行きお話しを聞くことが出来ました。
（作家事務所に入るための面接です）
その時に、聞いたお話が、
地方ではドラマの脚本を書くことは難しいということでした。
打ち合わせも多く、地方からわざわざ東京に出てくるのは時間と費用もかかる。
（確かにそうだ）
だから、映画の脚本だったら…なんて言葉をかけられたのを覚えています。
なんだか落ち込んだ私は、飛行機で福岡へ帰ったのでした。  

確かに地方在住ではドラマの脚本を書くのは難しい。
今では超超売れっ子作家の湊かなえ先生も、元々はシナリオコンクールで受賞した人なんです。地方在住（広島だっけな？）ということで相手にされなかったから小説家に転身したという話しは有名です。  

理解は出来るんだけど、地方というだけで切り捨てるのは未来の湊かなえ先生のようなストーリーテラーが生み出す作品を捨てるということですよね？
（「告白」とかすごい面白いよね！）  

世の中には沢山のアイデアが眠っています。東京だけにアイデアが集中している訳ではない。住む場所で自分の力を発揮できないのは時代錯誤だと思い、脚本の買い取りが出来るプラットホームが必要であると考えました。
そこで作ったサービスが  

脚本投稿売買サービス「filmbuyer」

今では作家さんの登録数が500名以上。投稿作品はもうすぐで600作品になります。
ありがとうございます！
投稿された作品をみた業界関係者からコンタクトがありマッチングしたクリエイターさんも複数いらっしゃいます。    

僕も売れたい！

そんなこんなで、良い作品が生まれる環境作りに奔走して参りましたが、勿論私も脚本家として売れたい！　そんな気持ちで参加したのが、noteさんとテレ東さんがコラボした企画「100文字アイデアをドラマにした！」でした。

そこでなんと原案に選んで頂きました！（映像化しなかったけど…）  
その節はありがとうございました。

100文字ドラマ企画を通して色んな人の作品に触れましたが皆さん本当に面白いアイデアを持ってる！ということに改めて気付きました。

ハリウッド式「ライターズルーム」

ハリウッドでは、ライターズルームというものがあって一人の代表ライター（ショーランナー）が書いて他のライターがアイデアを出したり書きあってブラッシュアップしています。
混成チームでお互いにリスペクトしあう土壌があるからこそ、素晴らしい作品が誕生するのです。

このライターズルームこそnoteのサークルを使うことにより機能してくるのではないか？と思った訳です。

作品を独りで作るのは難しい問題

私は毎年、何かしらのシナリオコンクールに作品を出しています。
（残念な結果が続いてますが...）
シナリオコンクールに出すものって大体一人で書いて、出来上がったシナリオを二人くらいの知り合いに見て感想を聞いたりしますが、基本的には孤独な作業が続きます。
そして、物語の中に入り込み過ぎて客観性を失っていきます。

結果、シナリオとして面白くなるはずの仕掛けがないまま単調な作品になったりします。

本当はアイデアの段階で。プロットの段階で。シナリオで。順を追いブラッシュアップすべきだと考えます。
初めから客観性に欠けたアイデアからスタートしてしまうとコースアウトに気付かず走り続けているのと一緒で全てが台無しになってしまう恐れもあるのです。

またコンクール前になると「作品を見てほしい」といった声を聞くこともあります。幸いなことに私の周りの人たちはシナリオコンクールで2次、3次、最終と審査通過した人たちがいると称賛の声が飛び交います。
同じコンクールに参戦していた仲間がプロになっていくのを見送っているのです。

こんなサークルにしたい！

僕が追い求めるのはこんなサークルです！
コンクールに参加する仲間同士でアイデアを出し合い作品をお互いにブラッシュアップする。
お互いをリスペクトした上でブラッシュアップ！
アイデアは数が必要。こんなアイデアだと受け入れられないかな？というのはありません！
遊びみたいな感覚で柔軟な発想を用いアイデアを出し合う。
地方にいたって作品に参加して下さい！
その結果、プロの脚本家を輩出できたらいいなと思ってます。

シナリオを書けない人でもいい。

勿論、私もアイデアを求めていますしアイデアを出したいと思っています。
シナリオを書けない人でも、アイデアならある！という人も参加して欲しいです。
このブラッシュアップは、どこにもないアイデアを求めています！

コンクール受賞したら

その代わりと言ったらアレですが、このサークルに参加し仮に賞を獲った時にはbrushUPを告知してください！
それが作品に関わってくれた人たちへのお返しだと思います。
私は作家事務所に所属し、とあるビッグな作品に少しだけ関わらせてもらいました。それが嬉しくて知り合いに「あそこは俺のアイデアなんだぜ！」みたいに優越感に浸れます（笑）。それだけ？　器小さっ、て声が聞こえてきそうですが、作品に関われることって本当に嬉しいんですよね。
だから賞を奪って欲しいし、告知もして欲しいと思っています。

サークルの使い方

サークルの使用方法の詳細は改めて別の記事にしようと思いますが、ブラッシュアップしたい作品をfilm buyerのメールアドレスに送信してもらいます。  

メールアドレス　　filmbuyer.jp@gmail.com  

①メールの件名に「ブラッシュアップ掲載希望」
②本文に名前(匿名可)
③作品(アイデア、プロット、シナリオ)  

上記、3点を送信頂きましたら私がサークルのnoteに掲載します。  

記事にした作品のコメント欄にアイデアや修正案などを残してもらいたいと考えています。

最後に

やっと最後になりましたが、一緒にbrushUPしてくれる仲間を待っています！
みんなで世界に通用する脚本家を生み出しましょう！

みんなでプロ脚本家を輩出しましょう！