見出し画像

「禁煙のメリット」とやらはどう考えても疑わしい 下らないニュースその55

様々なものが値上がりして、もうスーパーの惣菜なんて半額でしか買えへんわと貧乏くさいことを考えつつも、値上がり前から半額でしか買っていない昨今のニュースはこちら。

今回は別にニュースでも何でもないし、ソースもYahooニュースなんていうチンケな代物ではなく、私が偶然見つけた、知っている人は知ってる医者のレポート2点。

禁煙を契機に発症したと考えられた潰瘍性大腸炎の1例

禁煙後に発症し、喫煙再開により粘膜治癒が得られた治療抵抗性潰瘍性大腸炎の1例

上が禁煙をしたら潰瘍性大腸炎を発症したという2011年のレポートで、
下が禁煙したら潰瘍性大腸炎を発症したけど喫煙再開したら何か治ったという2017年のレポート。

「最初から喫煙しなければ潰瘍性大腸炎にならなかったんじゃないの」という話はさておき、素人意見を述べさせていただくと、
「タバコは百害あって一利無し」「タバコにメリットなどない」などという意見を覆すレポートだと思ったし、何でこういうレポートを大々的に発表しないんだい?などと考えてしまいました。

そもそもの話、タバコ止めて5年経った私から言わせてもらうと、

  • 禁煙すると食事が美味しくなる→嘘。特に変わらない。

  • 禁煙すると胃腸の調子が良くなる→嘘。特に変わらず。調子を悪くし腹壊したこと度々。

  • 禁煙すると睡眠の質が向上する→大嘘。不眠でしんどいこと度々。何年経っても朝起きるのが億劫で昼間も眠い。

  • 禁煙すると運動機能が向上する→嘘。特に変わらず。逆に筋トレしすぎて関節痛めたわ。

  • 禁煙すると波動が変わる→え、なにそれは(ドン引き)

といったように、世間で騒がれている「禁煙のメリット」なんて感じたことがなく、
病院や自治体のサイト、果てはアフィリエイトブログに書かれている禁煙のメリットなんてものはインチキ、嘘八百であると身をもって実感しているのであります。

おそらくこれら禁煙のメリットなんて「気のせい」程度のもので、前に紹介したサイト(今は消えてる。悲しいなあ)にあった通り、「人生で禁煙の他に自慢できる実績の無い連中が、針小棒大に吹聴しているだけ」なのでしょう。

まあ、喫煙の効果自体についても「気のせい」程度だった覚えがあるけど。

※そういう意味では喫煙&禁煙というものは引き寄せの法則に近いのかも。今は亡き『禁煙セラピー』セミナーなんて、高額な料金ふんだくるモロ怪しい雰囲気だったし。

強いて禁煙のメリットを上げるなら、タバコを買う手間が省けたのとタバコ代が浮いたことくらいですが、私が最後あたりで吸っていたのが朝昼晩の1日3本で、現在の値段にすると1本30円で1日90円、
よって、90×365×5=164,250円、5年で16万円ちょいとなり、あまり大したことないですな。

あと、タバコ1本で5分寿命が縮むらしいので、5×3×365×5÷60÷24≒19日となり、
5年禁煙して19日、逆に5年吸い続けていたとしても19日寿命が縮んだだけという、何とも微妙な結果になりました。これが190年ならたまげるんだけど。

このように、禁煙しても大したメリットなど無いので、現在タバコを止めたいけど止められないという人は、いっそのこと吸い続ければ良い、上記レポートのように無理に止めて潰瘍性大腸炎にでもなったらえらいこと、寿命が縮むとかそういうレベルやなくなるで、と思ってしまうのであります。

まぁ、どうしても止めたい人いるなら、特別なこと考えずに「や~めた」で止めれば良いでしょう。
身体的にきついのは長くても1週間なので、別に禁煙外来行ってチャンピックスとか医者や製薬会社に儲けさせずとも、1週間経てば何とでもなります。

あと、これも前に紹介したサイトと同じニュアンスの譬話だけど、
私は大阪を離れて10年以上、551の豚まんやりくろーおじさんのチーズケーキを一口も食べていなかったけど、それで「豚まん~」「チーズケーキ~」とかいって苦しむことはなかったで。
タバコも551やりくろーおじさんみたいなもんや。

禁酒のメリットの方が大きい

ちなみに経験上、タバコよりも酒を飲まない方が、頭がクリアになったり運動機能が向上したりと余程メリットが大きいと思うのですが、「禁煙よりもむしろ禁酒しよう」なんてことはネット上にはちっとも書かれておりません。

それどころか、酒の方が依存症からの閉鎖病棟や飲酒運転による死亡事故など被害規模がデカいにもかかわらず、「少量の酒は身体に良い」なんていう見苦しい言い訳が蔓延っており、ひどい場合は飲酒運転事故の記事の隣にビールの広告なんかがあったりするじゃございませんか。

ふるさと納税においても、酒は全国野放しでやりたい放題なのにタバコは全く無いわ。「花は霧島タバコは国分」の通り、鹿児島の国分タバコとか返礼品にピッタリだと思うんだけど。

それだけ酒はタバコに比べて依存度も依存者数も多いということなのでしょう。依存者がマジョリティでなければ「少量の酒は身体に良い」なんて言い訳がまかり通るわけありませんからな。

お前の人生、そんなに大層なものなのか?

結局、私が何を言いたいのかというと、酒やタバコを止めろとか、酒とタバコどっちが悪いとかそのようなことではなく、
酒やタバコに限らず、肉だろうが牛乳だろうが砂糖だろうが加工食品だろうが人工甘味料だろうが添加物だろうが何だろうが、飲みたければ飲む、食べたければ食べる、それで良いじゃないか、ということ。

この記事を読んでいるそこのあなたも、私と同様、そんなあれこれと細心の注意を払わなければならないような、御大層な人生を送っているわけではないでしょう?

昔から「天地不仁、以萬物爲芻狗」というし、所謂「セレブ」と呼ばれる人達の人生を外野から眺めてみても、そんなに大層な人生には見えないじゃございませんか。

そんな、どっちみち大したことない下らない人生ならば、何を選択するにせよ、自分の好きにするのが一番!自分の選択権を他人に与えるな!ということであります。

以上、SNS上で「○○が身体に良い」「××は食べてはいけない」などとインチキ健康情報を垂れ流すアカウントは全てブロックorミュートにしつつ、今回はここまで。

応援、ありがとー