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「トドケデ|消防関連書類作成・届出オンライン代行サービス」に込めた想い


消防士時代の届出業務を経験して

はじめまして。
京都でMeHer株式会社という会社を経営しております丸岡 峻と申します。

MeHer株式会社は、Webサイト制作(ホームページ制作)を中心に事業を展開している、俗に言う「IT企業」です。

ではなぜそんな「IT企業」が、行政のしかも消防の届出に関するサービスを始めることになったのか、経緯をご説明させていただきます。

私自身、大学を卒業後、消防士として10年以上勤務して参りました。

その中で感じたことは「デジタル化の遅れ」

DX・DXと叫ばれていますが、行政サービスは昔ながらのアナログまっしぐら。
それもそうです。
だって公務員の世界は、変革のない世界観なのですから。

しかし、私は昔から「効率化」「デジタル化」というキーワードが大好きで、中から何か変えられることはないかと模索していました。
模索・挑戦はしていましたが、やはり1職員で変えれることに限界はあり、内部での挑戦はそこで終わってしまいました。

「なんでもっとお互いにとって便利な世の中を作らないんだろう?」

その疑問はずっと払拭されることなく、私は起業するために退職を決意しました。

外から見る消防の世界

退職後、周りの方から多くご相談いただくことがありました。
それが、「消防署へ行く前の事前相談」です。

もちろん行政サービスですので、何か費用が発生する訳ではありません。

しかし、誰もが聞いたことのある言葉「Time is Money」時は金なり

そう、事前協議には非常に時間がかかります。

事前に電話で聞こうにも「一度来てくださいますか?」と軽々しく時間を奪ってくる消防職員。
その横で私は疑問に思いました。
「相手にとっての時間を奪ってないか?こちらから相手をもっと楽にすることができるのでは?」
消防職員のほとんどの人が、いわゆる民間企業での経験がないので、感覚にずれがあるのです。

そして事前協議に行っても並べられる専門用語の数々。
相談している側はもちろん「素人」です。
書類の名前は漢字だらけで難しい。「条例に書いてある通りに出してください」と言われても普段から条例なんて読んだことないし…。
優しい職員もいましたが、明らかにそこには「パワーバランス」が存在していました。

「トドケデ|消防関連書類作成・届出オンライン代行サービス」が解決したい課題

そもそもですが、何のために消防署に書類を出す必要があるのでしょうか?

答えは「法令で定められているから」です。

それが楽しいことかともちろんそうではありません。
「開業するのに必要」だから仕方なく出すわけですね。

ではそれを代行するサービスがあればいいのではないか。
しかも、一歩も外に出ずオンラインで全て解決する方法で。

そうして誕生したサービスが「トドケデ|消防関連書類作成・届出オンライン代行サービス」です。

「トドケデ|消防関連書類作成・届出オンライン代行サービス」が提供するサービス内容

詳しくはサービスページに譲りますが、「トドケデ|消防関連書類作成・届出オンライン代行サービス」が提供するサービス内容は以下のとおりです。

  • 防火対象物使用開始届出書

  • 防火管理者選任届出書

  • 届出に関する図面の作成

  • 統括防火管理者選任届出書

  • 消防関係法令調査

  • 自衛消防訓練通知書

  • 消防計画

  • 消防設備着工届

  • 消防設備設置届

  • 査察・不備の改修

事業開始時はもちろん、それ以降変更などの必要が生じた際に提出する書類に対応しております。

詳しくは、サービスページをご覧ください。

サービスローンチへの想い

消防士として勤務し、消防局の中からは大きなDXを起こせなかった悔しさがあります。
外に出ると、内部にいたころとは違う景色が広がっていました。
「届出する人」「届出される人」両方にとってより良い世界とは何か。そう考えた時、この「トドケデ」のコンセプトの火種を見つけました。
京都に生まれ育ち、10年以上消防に携わってきた自分だからできること。
それが「消防書類届出のDX」です。

「トドケデ|消防関連書類作成・届出オンライン代行サービス」の今後の展望

最初に申し上げました通り、弊社はWebサイト制作(ホームページ制作)を中心に事業を展開している、俗に言う「IT企業」です。

しかし、ホームページを作る以外にも創業時にやることがたくさんあります。

まずサービス開始時は、自身が生まれ育った京都市に限定して事業を展開します。
「誰もが「やりたい」を叶えられる世界をつくる」をビジョンに掲げるMeHer株式会社は、そのビジョン達成のために「トドケデ」は、今後「行政に提出する書類全てのオンライン代行サービス」にバージョンアップしていく予定です。
ご自身の「やりたい」に少しでも時間を使って集中していただけるように、これからも様々な取組みを続けてまいります。

まだスタートを切ったばかりです。

周りの誰かが消防署への届出で困っていらっしゃったとき。
このサービスを思い出して、紹介していただけますと幸いです。

2024年4月3日
MeHer株式会社 代表取締役社長兼CEO 丸岡 峻


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