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右も左も変わらへんねん。B/S的にw(未来をつくるファイナンス番外編)

B/Sってあるやんか。貸借対照表ってやつ。あれ、よく「右と左は一致する」とかいいよんねんな。

なんでやろうな。モマエは、なんか、そゆうもんなんやなー、って思っとるやろ。

今日は、その説明したるわ。

そもそもB/Sって何かゆうたらな、「会社の資産価値」の記録やねん。もう少しちゃんとゆうと「モノとしての会社の資産価値」なんや。「モノとして」てどうゆう意味やねん、ってなると思うんやけど、そこは一旦、置いといて、そうゆうもんやと、思ってくれたらええわ。試されとるのは、モマエのスルー力やねんでww

さてさて、でやな、なんでかこのB/Sには、右と左があって、両方は一致するとかいいよるやろ。こっから、だいたい訳分からんくなるやん。

これな、実は「資産価値の内訳を2種類縦に並べとる」だけの話やねん。内訳2種類やから、まあ、ゆうたら2列になるし、合計は一緒になるやろ。

分かりやすくするために、高校のクラスで喩えてみるわ。

クラスに30人おったとするやんか。これでな、内訳作んねん。

最初に、男女で内訳作るとするやろ。男子16人、女子14人とかな。合計はもちろん、30人になるやんか。ジェンダーの話も一旦横に置かせてもらうで。

次に、今度は同じクラスを理系と文系で分けたとするやんか。理系は8人、文系は22人とかになったとする。合計は、どうなっとる?もちろん、30人やんか。

内訳をどう切ろうと、要するに合計は変わらへん。当たり前田のクラッカーやな。それを表にするとこんなや。

男女別  進路別
男16人  理系8人
女14人  文系22人
計30人  計30人

左が男女、右が進路やねん。合計は一緒になるやろ。当たり前のように。

B/Sもまったく同じやねん。要するに「会社の資産価値(=金額って思ったらええわ。今のところ)」を二つの観点から内訳した表がB/Sゆうことや。

じゃあ、B/Sの場合、この右と左の内訳がどんな観点になっとるのか。ちょっと気になるやんか。ついでに教えたるで。

左は、「モノ」ベースの内訳やねん。まあ、もちろん一個一個全部並べていったらむっちゃ巨大なリストになってまうから、大雑把にくくっとるんやけども。

でな、この左に出てくるモノを使って、会社は事業を営んどるゆうことになんねん。ついでにゆうと、右側に出てくる「現金」を収益を上げる資産に変えることを「投資」ゆうねんで。言い換えたらな、会社はどんなモノを使って収益上げようとしとるのかな、ゆうことが左側みたらわかるゆう仕組みなんや。

右は、「持ち主(価値の帰属先)」ベースの内訳や。大雑把にゆうと、会社ゆうのは、持ち主(価値の帰属先)が、「債権者」と「株主」に分かれとるやんか。この持ち主(価値の帰属先)別に内訳しとるのが、右やねん。

どや。分かったやろ?

むっちゃ、分かったやろ。

でな、この話がホンマに分るようになると、内部留保もよく分かるようになんねん。ちゅう訳で、次回は内部留保の話したるわw

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