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JAM

僕の好きな曲の中に
THE YELLOW MONKEYのJAMという曲があります。

ご存知の通り、「超」が付く有名な曲。
この曲がリリースされた時、僕は13歳で中学1年生。

僕はそれこそ小学校に通っていた位小さかった時から
外国で飛行機が落ちたというニュースを見て

アナウンサーが

「乗客に日本人はいませんでした」

と読み上げる事に対して

「何で日本人が乗ってたかどうかをわざわざ言うの?」

と親に毎回質問していたと記憶しています。

その度に
「そりゃ日本でニュース流すんだから日本人がいたかどうかを報告するのは当たり前だ」
と親から説明されて、全く腑に落ちなかった記憶が。。。

そんな僕がJAMを聞いた時の衝撃は凄まじいものがありました。

こんなに売れた曲の中に自分と同じ思いの歌詞が入っている事に対して、物凄い清々しさを感じました。
「よくぞ言ってくれた!」と。

ところが

今、僕はニュースを見ていて
「乗客に日本人はいませんでした」
というアナウンスを見ていても違和感を覚えなくなってきている…

その度に、この「JAM」を思い出すんです。
この曲は僕に小さいころに感じていた感覚を呼び覚ましてくれる曲。
純粋な頃の感覚を呼び覚ましてくれる曲。

でも、最近になってもう一つ小さいころの感覚を呼び覚ましてくれる事が…

それは、子供を寝かしつける時に
子供が僕に聞いてくる事。

「ねぇパパ、今日は何が楽しかった?」

ハっとさせられる一言。
楽しい事ができていないと押し黙ってしまう質問。

僕も子供の頃は即答できたであろう質問…

僕は「JAM」を感じる事ができる場所が少し増えた事に
少し喜びを感じています。


※歌詞を読み取るというより、この曲に対しての思い出や思い入れを書いています。

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