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魚中心の食生活

 2ヶ月ほど前に、口内炎に関する2冊目の電子書籍を出した。

 前回は、できた口内炎に対する緩和法だったが、今回は『根絶編』。
 
 その本の前書きでも書いているが、まさか一生のうちに、「口内炎がまったくできない年」をすごせるとは、思いもしなかった。
 それほど、子ども時分から頻繁にできていたのだ。同時に複数できることも、ちょくちょくだった。
 
 正直、緩和や対処に比べて「根絶」はとてもむずかしい。生活全般から見直さなければならないからだ。
 少なくとも、昨年一つもできなかったのは、体質改善して2年ほどの期間をすごしたからだ。効果が不確かなのに、コツコツと地道な改善策を続けていくのは、本当にむずかしい。
 治ったから、続けてよかったなぁと思えるが、これで効果が出ていなかったら、「いろいろと我慢した」というデメリットが強く印象に残るはずだ。反動で、もっと野放図な生活になっていたかもしれない。
 
 本には書かなかったが、食事を肉から魚中心にしたことも、効果の一端としてあったのだろう。
 
 肉と魚、どちらがいいかは置いておく。しかし少なくとも、魚の方が、調味料の量を抑えられる。

 刺身は、醤油を「つける」程度で、これが肉であれば「かける」や「からめる」となる。どちらが、量が多いかは感覚で分かるというものだ。

 また、肉料理では「たれ」が使われる。魚には、ない。焼き肉のたれというのは一般的だが、焼き魚のたれというのは聞かない。この「たれ」には、さまざまな材料が入っている。魚に使用する醤油や塩などの「調味料」とは比べ物にならない、原材料の項目の多さだ。
 
 骨はあるし、傷みやすいし、肉に比べて面倒だし不便だ。しかし、口内炎のない年をすごした今となっては、その面倒を避けなくてよかったと思う。
 全体的には、面倒を受け入れる方が健康につながるのでは、と感じている。
 
 本では何度か記しているが、長年口内炎に悩まされた身としては、「年を通してできない時間をすごせる」のは、バラ色の世界だった。大袈裟に聞こえるが、本人の感覚では、そうだ。
 
 今年ももうすぐ半分がすぎるが、そのバラ色の世界が継続している。 
 

駄文ですが、奇特な方がいらっしゃいましたら、よろしくお願いいたします。