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コロナ対策は小泉純一郎元総理だったらどうするだろう~誠実で頼れる政治家~

 私は仙台歯科医師会会長時代(1988~1997)に、HIV患者が一般開業医での歯科診療を受けられない現状を知り、全国のHIV患者を支援するために弁護団、患者代表や行政を交えて会主催のフォーラム・シンポジウムを行い、全国向けにHIV患者のおかれた状況を情報発信していました。

 それが当時厚生大臣をなさっていた小泉純一郎氏の目に留まり、「今、国会では予算委員会の最中だが、緊急を要する案件と思われるので直接詳しい話を聞きたい」という旨の電話を受けました。そこで、当日に陳情書的な文章を書き上げ、翌日、始発の新幹線で上京、小泉大臣にお会いしました。面会後、小泉大臣の紹介で厚生省の担当部署の滝口徹歯科医療管理官、石井拓男歯科衛生課長、小野昭雄生活衛生局長等に説明を行いました。この様な経緯により、陳述した内容は小泉大臣の下で半年後に実現に至りました。保険改正前に診療報酬に新たに収載されることは稀有な事例であります。小泉元総理をはじめ関係者各位には改めて御礼申し上げます。

 私はイデオロギーや党派に関係なく政治家として確固たる信念のもと活動なさる方は尊敬し会長の立場で応援してきました。小泉元総理はその代表たる方です。

 日本の厚労省が世界から強く非難されたにもかかわらず長年固持してきたのは「らい予防法」と「優生保護法」ですが、この「らい予防法」を廃止させたのは小泉元総理であり、そのきっかけを作ったのは立憲民主党の元厚労大臣及び総理大臣であった菅直人氏であります。

 1907年当時の厚生省は公共の福祉の目的を理由に「らい予防法」を制定し、1996年に廃止するまで89年間にわたって施行されました。「優生保護法」と共に人権侵害の最たる医事法で日本の恥ずべき悪法でありました。

 以下は、当時小泉純一郎厚生大臣に提言した資料です。

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小泉さんとの写真


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