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上司とぽてとの名刺セミナー参加レポ

みなさん、こんにちは!ふくだです。

noteをはじめることになった理由についてこちらの記事で触れましたが、きっかけとなった上司とぽてとの名刺セミナー「心に刺さる名刺の作り方」の参加レポをしていきたいと思います。(2ヶ月くらい経ってるんだけど)

制作を依頼されることが多いツール「名刺」。ちょうど自身のリブランディングのタイミングもあり参加を決めました!

名刺デザインって、テンプレートに当て込むだけのものから完全オーダーメイドのものまで幅広いです。(デザイン全般にいえる)

なので、"デザイン費"も幅広いです。

私は基本、完全オーダーメイドの名刺のデザインを提供していますが、毎回価格設定に悩むんですね。ネット検索で、いわゆるテンプレート名刺の費用が相場だと思っている方には、見積りの段階で「高いよ〜」なんて言われることもしばしば。

ネット検索すると名刺制作費はテンプレート当て込む場合は1万以下、数千円でできたり。(駆け出しデザイナーによっては最初はフルオーダーでもそれくらいで受けてる方もいます。)

ピンキリなデザイン費の中、「名刺制作10万の名刺とは一体…!?」と興味がありました。その価値をどうクライアントに伝え、アウトプットしていってるのだろうと。

そしてやってきた。(場所枚方のコワーキングスペースひらばさん)

ツイッターで「 #上司とぽてとの名刺セミナー 」と検索すると参加した方々の呟きが見れるのでご興味ある方はぜひ^^

さて、お二人の軽快なトークでテーマごとにお話が進みます。
その中で学んだことを抜粋してまとめてみました。

◆名刺の役割

・名刺の役割はズバリ「覚えてもらう」「思い出してもらう」
・今の流れとしては、名刺を通じてSNSへ誘導するツール
コミュニケーションを生み出すツール=コミュニケーションをデザイン

名刺は「覚えてもらう」「思い出してもらう」役割がある。
これって、当たり前なんだけど当たり前じゃないですよね〜。
名刺交換した後に「これ誰の名刺だっけ…?」ってなることもあるし、
私自身、名刺交換の時間ってすごく苦手です。
いただいた時に何か話題になることを探そうとしているんですが困ることも多く…
企業さんに多い、よくある社名と名前と肩書きのみ!みたいなスタンダードなビジネス名刺特にそう。

名刺交換の場で「名刺交換するための名刺」
になってるんじゃないかなと話を聞きながら思いました。それってもったいないなーと。そして自分の名刺はどうだろう?とも。

◆お二人の名刺のつくり方

・名刺による「コミュニケーションをデザインする」ための徹底したヒアリング
・その人らしさを名刺に表現するためのデザインや言葉化
・名刺入れ、名刺の渡し方までデザインする
・依頼者の手にわたるまでの導線を丁寧にデザインする(完成までに至るプロセスやデザイン思考をオープン化することで付加価値をつける)etc....

ここが一番濃い内容でした。上の内容、かなり抜粋してます。
ただ単にモノとしての「名刺」を作るだけではない「名刺」の作り方。

くわたぽてとさんの徹底したヒアリング。
「ズルい名刺を作るための10の質問」を依頼者の方に宿題で出すそうです。
このやり方、…速攻で私のヒアリングに取り入れました!!!!!

ぽてとさん、ありがとう…

以前からヒアリングには力を入れていたんですが会話の流れの中で聞きだすというやり方だったんですね。そうするとたまに、話の流れで聞けなかった内容などがあったりしてヒアリングとして不完全な感覚がありました。

適切でその人らしい名刺にするためにより良いヒアリングのやり方を模索していたタイミングでしたのでとても参考になりました。

そしてもう一つ↓

上司ニシグチさんの言葉
デザインの成果物(完成形)を見せるだけでは「相手の琴線に触れることはないに等しい」

頭をボカーンッと殴られた感覚…というか薄々感じていたけれど見ないようにしていた事実。

そうなんですよね。いかに一般的な名刺デザインと差別化して付加価値をつけるかとなると完成形としてのアイデアも大事ですが、完成に至るまでのプロセスをきちっとクライアントに見せることだったりします。

完成形をどーんといきなり見せるだけでなくて
ロジック、プロセス、アウトプットをきっちり見せることで
「腑に落ち、価値が価格を上回る」デザインになる
のではと思います。

それは先ほどの徹底したヒアリングも同じで、口頭だけではなく書面で「見える化」した状態でクライアントにみせることがポイントなのではと感じました。

クライアントにお見せする(お渡しする)ことで認識の共有にもなりますし、
より良い名刺をつくるための大事な作業だと思いました。
だからこそ、価値あるものとして認識され、満足度にも繋がっているのではと思います。

ちなみに、この「見える化」も参考にしあて取り入れてます(笑
今までも、「なぜこのようなデザインにしたか」などは必ずクライアントには伝えていました。けれど、お二人のお話をお聞きして今のやり方をより、分かりやすく丁寧に「見える化」できるよう変えていっています。

その他にも目から鱗情報が沢山あったんですがそこはぜひ、セミナーに足を運んで自分の耳で目で知ってください^^

セミナー終了後の私のツイートを一つ貼り付けて終わりにします。

:::::::::::

以上、セミナー参加レポでした。

募集開始1日で満席となった大好評の名刺セミナーを引き下げ、東京で2019年3月30日(土)にセミナーをされるそうです。

上司ニシグチさんのツイートによると

今後も各地でセミナーを開催されるそうです。楽しみー!

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