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まちがえちゃっても人生は続く(シンポジウムに出てきた話)

先週末、渋谷・美竹の丘にて行われたシンポジウム「誰もが自分らしい働き方を創れる社会の実現をめざして」に出演させて頂きました。
声をかけて下さった一般社団法人vielfaltの久保さん、お越し下さった皆様、ありがとうございました!

自分がドロップアウトした話や、そこからすったもんだ、悪あがきをしてきた話を、こういった真面目な集まりで話すなんて、人生何が起こるかわからないものですね…。

問題は解決しなくても良い

私は主に「やるべき事に追われて、自分が「やりたい事」を捨てないで」という事と、「問題を解決させずに、なあなあにしても良い」という事を強調してお話させて頂きました。
「どうしたい」ではなく「どうしたらいい」という中で行き詰ったり、「問題が解決できない自分は動いてはだめ」と思いつめている方はとても多いと思うのです。
それに対して、叱咤激励をする人はすでにたくさんいるはずなので、私があえて「まあ解決しないなら、それはそれで」と声を大にいて言う事で、「ああいうゆるい意見もあるんだな」と、後からでもふと思い出してもらえたら嬉しいです。

でも大変なのも現実なのさ

その一方、精神論から一歩踏み込んで、いま社会が抱えている具体的な課題について、登壇者の岡田旬子さん、冠地情さんらと共に、客席の皆様も交えて意見を交わせたのはとても刺激的でした。

絵でも本でもパフォーマンスでもない形でのイベントってたぶん初めてだったので、完全にフリーダムな気持ちで臨んだのですが、終演後、たくさんの方が声を掛けて下さったり、お役に立てたようでよかったです。

最後、壇上で「落ち着いていて、見るからに癒し系」と言われたのがハイライトでした。
良かった。この日のワンピースはにじ屋で300円で買いました。

安心しながら迷いたい

私が社会に望んでいるのは、失敗や迷いに対する寛容さです。
何か大きな失敗をした時、それを過剰に責められ、もう終わりだと脅されたら、新しい一歩なんて怖くて踏み出せませんよね。でも、それぞれが、それぞれのtry&errorに寛容になれたら、失敗も冒険も安心してできるんじゃないでしょうか。

「社会を変える」なんていうと大きすぎるけど、私の話が誰かに届けば、そこの社会が少し変わる。だから私は「失敗しちゃうかも」「でもしないかも」「やっぱ怖いかも」とか言いながら、おっかなびっくり、でも止まらないで歩いていこうと思います。

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