見出し画像

【Tokio Marine X の内部に潜入】UI/UXデザインのワークショップを開催しました!

みなさん、こんにちは!Tokio Marine X公式note編集部です。
今回のテーマは「Tokio Marine X少額短期保険株式会社(以下、Tokio Marine X)が目指すUI/UXとは」です。Tokio Marine X のUI/UXデザインを統括する小野寺さんが、社内の取組みや目指しているUI/UXデザインを語りました。先日開催したワークショップの講師である東京海上日動小美濃さんとの対談記事になっていますのでぜひ最後までご覧ください。

【プロフィール】小野寺 理沙(オノデラ リサ)
2020年東京海上日動火災保険株式会社(以下、東京海上日動)に入社。約2年の間、東北火災新種損害サービス課にて災害対策室の運営や、火災・新種保険関連の損害サービス対応部署に所属。その後、2022年10月より東京海上日動デジタルイノベーション部へ異動。Tokio Marine Xの前身となる設立準備会社へ創設メンバーとして参画。現在はビジネスデザイン部の一員として新規保険商品の企画・開発から、カスタマーサポート、UI/UXデザインの統括など幅広く活躍している。

【プロフィール】小美濃 静香(オミノ シズカ)
新卒で楽天に入社、UI/UXデザインの担当としてアプリやwebサイトのデザイン・開発ディレクションなどを行う。その後NTTドコモにてBtoCサービスに従事。2020年東京海上日動に入社。入社後はdX推進部門にて東京海上日動初のUI/UXデザイナーとしてデジタル関連の新規案件開発や戦略PRを担当している。


“ビジネスデザイン部”の小野寺 と ”東京海上日動初のUI/UXデザイナー“小美濃


――現在、小野寺さんが所属しているビジネスデザイン部における「UI/UX領域」の業務内容を教えてください。

小野寺 以前の記事で登場した入門が統括するビジネスデザイン部は、商品企画・開発、販売プロモーション、事故時の査定オペレーション構築、お客様対応など、Tokio Marine Xにおいて最も顧客接点が多い部署として、商品加入フォームや商品ラインナップページなどのUI/UXデザインを最適な状態に保つための研究を行っています。当社の社名であるTokio Marine Xの“X”には”CX“の意味も込められていますが、お客様へ快適な顧客体験を提供したいと想っており、外観デザインであるUIを継続的に改善するのはもちろんのこと、ゼロストレス体験と心地よさを体現するために、日々試行錯誤しています。
 
▼ビジネスデザイン部の入門さんインタビュー記事はこちらからご覧ください。

  
――小美濃さんは東京海上日動に中途入社されていますが、いつ頃からUI/UXデザインをご自身のスキルとされたのでしょうか。きっかけや背景などもあわせて教えてください。 

小美濃 新卒入社の楽天でUI/UXデザインの基礎を学びました。学生時代から自分でWebサイトを構築したり、システム開発は得意としていたのですが、UI/UXデザイン領域は配属された部署の影響が大きかったです。その後NTTドコモではUI/UXデザインに加え、デジタルマーケティングに関連する業務にも従事していました。この頃は現業に加え、UI/UXデザインを体系的に学ぶための大学に通ったり、UI/UXデザインを集中的に学び、実践することが多かったです。気が付けば社会人として10年以上UI/UXデザインに関する仕事を行っていますね。

Tokio Marine X社内でUI/UXデザインのワークショップを開催


――先日開催されたUI/UXデザインのワークショップについて、開催の背景を教えてください。

小野寺 商品加入フォームや商品ラインナップページなどのUI/UXデザインは、単発ではなく日常的に頻度高く改善していくことが必要だと認識しています。そのため、まずは社内でCXやUI/UXデザインの理解浸透を図り、自分たちがUI/UXデザインへ取り組むスタンスを統一したいと考え企画しました。講師選定に関しては最初から小美濃さん一択でしたね(笑)。
 
――小美濃さん一択・・・!小美濃さんに声をかけた背景は?

小野寺 以前から小美濃さんには多くの業務でお世話になっていました。実はTokio Marine Xの第一弾商品である「バイク盗難お見舞い保険」の定性調査に利用するバナーや販売プロモーションに使用するクリエイティブ等も、小美濃さんの所属するチームに作成いただきました。Tokio Marine XのメンバーだけでUI/UXデザインの知識を深めるよりも、UI/UXデザインのプロである小美濃さんを講師に迎えて開催しようと決めていました。小美濃さんが講師だと聞きつけ、UI/UXデザイン改善を担当するメンバー以外の方にもたくさん参加いただきました。

 
――講師を依頼された時の感想は? また、UI/UXデザインをテーマとして講師する際に意識されているポイントを教えてください。

小美濃 小野寺さんから声がかかった際にはもちろん即“YES“とお答えしました。創業間もないTokio Marine XがUI/UXデザインの改善に挑むと聞き、少しでもお役に立てればなと思いました。
講師をする際には、UI/UXデザインの根本的な考え方と共に、参加いただいた方が明日からすぐに使えるTIPSを発信することをいつも意識しています。今回は先に聞いておりました“Tokio Marine Xメンバーの目指す方向性”を踏まえて、資料の最後に私なりの“こうしたらいいんじゃないかな”というTIPSを盛り込んでみました。
 
――Tokio Marine Xにどのような印象をもっていますか?

小美濃 少短のことは素人なのですが・・・、商品の企画・開発からリリースまでをスピーディーに完結できる環境だと感じています。Tokio Marine Xだからこその「新しい保険」を世に出せるよう、どんどん挑戦してほしいなと応援しています。

――ワークショップに参加されての気づきはいかがでしたか?

小野寺 本当の顧客視点とは“自社起点”ではなく“顧客起点”であることを学びました。CX,UXどちらも顧客起点で検討することが重要です。その中で、顧客の期待を超えるほどの体験を目指すという点は共通していますが、具体的な対策をたてる段階になるとCXとUXでは全く違う目線で検討していることを理解しました。
また、小美濃さんが丁寧に、具体例を用いながら進めて頂いたおかげもあり、実際にTokio Marine XのUI/UX改善を始めるにあたり、UI/UXデザインの根本的な知識はもちろんのこと、UI/UX改善サイクルのスタートに向けた具体的な一手を得られたという声が多く出ていました。

Tokio Marine Xが目指すUI/UXデザインとは


――最後に、Tokio Marine Xが目指しているUI/UXデザインの世界観を教えてください。

小野寺 まずは「なめらかなUI/UX」を目指しています。かゆいところに手が届き、ゼロストレス体験と心地よさの両輪を意識したUI/UXのイメージです。自社都合で考えるものが増えるほど、顧客の心に刺さるサービスからは遠ざかってしまいます。ボタンの配置1つまでにこだわるような緻密な改善を積み重ねていく取組みを継続していきたいです。
その先に、「CXまで意識して圧倒的にUI/UXをアップデートし続ける文化」を社内で醸成したと考えています。Tokio Marine XのプロダクトをTokio Marine Xメンバー全員が、顧客目線でサービス向上を考え続ければ、おのずとUI/UXデザインの枠にとどまらずCXにまで検討が広がると信じています。

ビジネスパートナー含む我々Tokio Marine Xメンバーは、全員の手を緩めずに、新商品の初期開発プロセスからエネルギーをもって取り組んでいきます。これからも小美濃さんの高い専門性をお借りしますので応援よろしくお願いしますね。

001-BD-0036-202310 


関連記事

記事にも登場したバイク盗難お見舞い保険の商品開発秘話のインタビュー記事は、下記からご覧ください。

Tokio Marine X宮谷取締役社長のインタビュー記事でもUI/UXデザインへの想いを取りあげています。ぜひ併せてご覧ください。


この記事が参加している募集

社員紹介

みんなにも読んでほしいですか?

オススメした記事はフォロワーのタイムラインに表示されます!