♯015 入院治療がはじまってから、家族がすべきこと ④手紙で気持ちを伝える

医療保護入院など、家族が同意者となって入院治療を受けている場合、家族には本人との「面会」の機会があるかと思います。面会の対応については、♯013で詳述しましたが、「面会でいざ、本人を目の前にすると、話したいことがうまく話せない」とご相談を受けることもあります

もともとの親子関係が悪かったり、本人から頻繁に暴言・暴力を受けていたりすると、つい、本人の機嫌をとる対応に終始してしまうことも多いようです。そのような家族には、手紙で気持ちを伝えることをお勧めします

※ただし、急性期の状態にある患者さんや、未治療の期間が長く症状が重篤な患者さんの場合、手紙のやりとりができる状況にないこともあります。その場合は、主治医や担当看護師の助言を得ながら、病状の落ち着くタイミングを待ちましょう。

※家族間で共依存関係にあるケースでは、そもそもの関係を見つめなおすことが重要であるため、手紙のやりとりはお勧めできません。共依存関係にあることを家族自身が認識し、医療従事者にも理解してもらったうえで、適切な距離感を模索しましょう。

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(株)トキワ精神保健事務所

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♯012~♯019 まとめ

本人を精神科医療(入院治療)につないだあと、大切なことは本人が病識をもち、退院後も治療を継続できるよう(また、健全な生活が送れるよう)環境を整えることです。そのために、入院中から準備しておくべきことをまとめました。
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