”惚れ”と”モテ”を恋愛心理学で科学する【総論】


こんばんは、心太です。

何気なく自分のダッシュボードを覗いたら、昔に書いた恋愛スタイルについての記事の閲覧数が伸びていました。

「やっぱり恋愛心理学は人気があるなあ」と思いつつ、今回は“惚れる”と“モテる”を心理学的に解釈したいと思います。
恋愛心理学も裾野が広く、様々な理論がありますので、今回紹介するのはその中のほんの部分的なものに過ぎません。

学術的というより、一つの雑学として、心理学の深淵への入り口として、「ほ〇までっか!?」という意識でお付き合いいただければ、これ幸いです。

では、いってみましょう。

“惚れる”のメカニズム

“惚れる”、つまりパートナーとしての魅力を感じる場合、相手を見定める最もシンプルな要素はなんでしょうか。

一つの説では、大きく分けると2つの要素に集約されると考えています。
その二つとは、【類似性】【相補性】です。
一般的な言葉に置き換えると、「自分と似ている部分(類似性)」、「自分には無い部分(相補性)」と言えます。

もう少しだけ踏み込んで解釈をしてみましょう。
では、なぜ似た部分、似ていない部分に魅力を感じるのか。

【類似性】の高い人物は、似ている部分が多いため共感しやすく、またお互いのことを理解しやすいため、安心感を得やす魅力を感じると考えられます。
一方で、【相補性】の高い人物は、自分には無い側面にへーと思わせられたり、新しい世界を見ることができたり、日常に刺激と充実を得やすいため魅力を感じると考えられます。

パンクロックやサブカル好きのような似た者カップルが多いのも、真面目なあの子とちょい悪なあやつがくっつきがちなのも、【類似性】と【相補性】で説明ができますね。

“モテる”のメカニズム

【類似性】と【相補性】についてはだいたい理解していただけたと思いますが、これらを生活に活かすことも考えてみましょう。
つまり、“モテ”につなげる応用です。

モテるには2つの状態があります。
①不特定多数から好意を向けられる状態
②ターゲットとなる人物から高確率で好意を勝ち取れる状態
今回は後者のターゲットを絞った状態での応用を考えてみましょう。

“モテる”、も先述の"惚れる"メカニズムを下地に考えると、案外単純です。
ただし!
単純と簡単は全くの別物ですのでご注意を。

【類似性】と【相補性】が重要であることは先に述べた通りですが、このとき重要なのは“実際に”高い類似性・相補性を有していること、だけではありません。
すなわち、高い類似性・相補性を有していることが相手に伝わなければ(発揮できなければ)、“実際に”あるかどうかは意味をなさないのです(主観的現実>客観的現実)。

さて、【類似性】・【相補性】を発揮する、つまり意図的に表現するためのステップを簡単にまとめてみましょう。

Step1.自分の持っている性質(個性)を理解する
Step2.相手の持っている性質(個性)を理解する
Step3.自分と相手の持っている性質の【類似性】・【相補性】を整理する
Step4.相手の求めている【類似性】・【相補性】を探る
Step5-①.共感すること、されることを意識して【類似性】をお互いに感じる
Step5-②.個性を表現する、相手の個性を受け入れることを意識して【相補性】を最大化する
Stepα.自分の持つ性質の幅を広げる(【類似性】・【相補性】の両方向の可能範囲を拡充する)

今回は一連の流れの紹介まで。
各Stepの具体的な内容はまた別記事で書いていきます。

***************

さて、今回は【類似性】、【相補性】という非常にシンプルな要素にしぼって恋愛について解釈をしてみました。

頷ける内容だと感じた方も、いやいや単純化しすぎだろと突っ込みながら読んでいただいた方もいるかもしれませんね。

どちらの方もまた読みにきてください。
スキ、コメントも是非。


では、また。


心太



サポートとかどうでもいいんです。今の記事、過去の記事、関係なくスキ・コメントをお待ちしています。「キライ!」の意味でのスキ・コメントも是非。あなたと言葉やこころを交わしたいのです。