”惚れ”と”モテ”を恋愛心理学で科学する【各論①】

こんばんは、心太です。

前回、”惚れ”と”モテ”に必要な要素について、恋愛心理学の【類似性】・【相補性】というキーワードを紹介しました。

こちらの記事の中で、”モテる”(本作の中では意中の人に好かれる)ためのステップとして、以下を挙げました。(以下引用)

Step1.自分の持っている性質(個性)を理解する
Step2.相手の持っている性質(個性)を理解する
Step3.自分と相手の持っている性質の【類似性】・【相補性】を整理する
Step4.相手の求めている【類似性】・【相補性】を探る
Step5-①.共感すること、されることを意識して【類似性】をお互いに感じる
Step5-②.個性を表現する、相手の個性を受け入れることを意識して【相補性】を最大化する
Stepα.自分の持つ性質の幅を広げる(【類似性】・【相補性】の両方向の可能範囲を拡充する)

今回からは、このStepを日常生活で活かすための意識付け・工夫について書いていきます。
ちなみに、”Step”としましたが実際にはいくつかのStepは同時進行であったり、行ったり戻ったりして、各Stepをよりブラッシュアップしていくイメージをしていただいた方が現実に近いです。

Step1.自分の持っている性質(個性)を理解する

さてさて、のっけからなかなかの難問だと感じる方も多いかもしれません。
性質や個性と言われても、ありとあらゆるものごとがあるので、いったいぜんたいなにを理解したらいいのやら…。
途方に暮れそうですが、全てを理解する必要はありません(それにたぶん無理)。
まずは、考えたり意識したりすれば分かる範囲で初めてみましょう。

このとき、大きく2つの要素を意識しましょう。
1つ目は、年齢や出身地、職業や外見的特長、他者から見た性格的な特徴などのプロフィール的な要素
2つ目は、趣味や志向(好み)、経験や目指しているものや求めていること、自覚している性格的な特徴などのパーソナリティー的な要素

1つ目のプロフィール的な要素は、客観的な事実を羅列したり、他者に尋ねたりすることで情報が得られます。
対して、2つ目のパーソナリティー的な要素は主観性・感情に着目することです。
楽しさや充実を感じるものごと
かっこいいもしくは可愛いと感じるものごと
ある出来事が起きたとき、生じる喜怒哀楽や考えること

これらのように、感情の振れる瞬間に意識を向けることで、自分自身をより深く理解することができるでしょう。

Step2.相手の持っている性質(個性)を理解する

こちらも基本的に自分の性質(個性)を理解する方法と同じです。
○客観的な事実
◎主観的な事実
これら両側面を知ることが大事です。

特に後者の主観的事実を強く意識することをお勧めします。
客観的事実はつまるところ相手の外側、服や装飾です。
それらを知ることも大切ですし、特に関わりのきっかけ作りには効果的です。
しかし、より親密な関係を築き、長期の関係を維持するには相手の主観的な世界をどれほど理解するかにかかっています。
相手の主観にどれだけ寄り添えるか、と言い換えてもいいかもしれません。

このとき注意点があります。
先述のパーソナリティー的な要素に“趣味”を入れましたが、「なにを好きか」を知っただけでは理解したことには到底なり得ません。
重要なのは「なぜ好きなのか」、もしくは「いかに(どのようなところが)好きなのか」です。

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ここまでは自分自身で行うことです。
Step3.以降は、ここまで得た情報や理解を相手との関わりの中で整理していきましょう。


では、また。


心太

→次回、Step3.以降の各論② coming soon


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