見出し画像

日記:仕事・幸福・音楽

今日はごく簡単に日記を書きたいと思います。
いま考えてることを淡々と述べていくやつです。

最近はMall Boyzの新曲「Do u remember me」がすごく好きでよく聴いています。

Do u remember me (feat. Tohji & gummyboy)

仕事帰りに聴きまくっており、家ではこれを聴きながらかなり踊っています。
音楽を聴いているとき、そして音楽を聴きながら踊っているとき、私は本当に幸せです。そして、そういう瞬間がほぼ毎日のようにあります。
おかげで私はほぼ毎日のように幸せです。

私は現在社会人二年目です。
一年目に比べれば少し働きやすくなったと感じています。
多少は社会人としての振る舞いが身について来たのかもしれません。

ところで、弊社にはいいところが2点あります。それは以下です。

  • 社員同士が非常に仲がいい。基本的に職場の空気がいい

  • 定時退社が浸透している。新人からベテランまでほとんどの社員が定時過ぎにすぐ帰る。もちろん自分もすぐ帰る

これはすごくいいですね。かなりいい環境だと思います。

ふと思うのは、気づいたら経済的に親から自立していたなということです。
毎日の食費や交通費、家賃などをすべて自分の収入によって賄うということがいつの間にか成立しており、それが一年以上続いています。
学生の頃はそんなことできるのかなと思っていましたが、気づいたら実現していましたね。
大学院を出て正規雇用で入社するという「レール」の上を歩んできた甲斐があります。このことを可能にしてくれたのは親の働きによるところが大きいので、両親には感謝したいと思います。

考えてみると、親に経済的に依存する段階を終えた今、私は新たに、会社に経済的に依存する段階に入ったのかもしれません。
じゃあ今度は、会社に感謝でもしようかなと思います。
(よく考えたら、親は勝手に養ってくれましたが、会社は労働しないとお金をくれませんね。家庭と会社には労働を要求してくるかどうかという大きな違いがあったようです)。

そう言えば、SNSを見ていると「会社」や「仕事」というものに対する嫌悪の感情を表明している言説によく出会います。
多くの人々にとって、「会社」とはストレスの主要な原因だったり、楽しいことややりたいことをやるための時間を奪う存在だと感じられやすいのかもしれませんね。

私もそういう感情がないわけではありませんが、基本的に「何かを嫌悪する」ということ自体が私にとって一番のストレス源だったりするので、会社に対してもあまり嫌悪感を募らせたいとは思いません。

むしろ、会社で働いていることによって手に入っているよいものに目を向けたい気持ちが強いです。

せっかくの機会なので、私がよい生活のために必要だと自分なりに考えているもの(その中でも特に会社で働くことによって手に入っているもの)をいくつか挙げたいと思います。

  • 安定した収入

    • 安定した収入があると安定した衣食住が手に入ります

    • また、将来の収入に対する不安というのは人を悩ませるものらしいと聞くので、その種の不安を回避できているのは幸運なのかもしれません。

  • 安全で共感的な人間関係

    • 安全というのは、危険ではないということです。自分を脅かしうる存在だと感じられるような他人があまり身近にいない方が望ましいです。

    • 共感するようなコミュニケーションが人間には必要だと感じています。それは例えば次のような会話です。

      • 「昨日の事故ビックリしたね」「本当だね。怪我がなくてよかったよ」

      • 「今日めっちゃ暑いですね」「本当ですね。最高気温32度らしいですよ」

      • 「明日ライブなんですよ。めっちゃ楽しみです」「え~最高ですね。楽しんできてください」

      • こうした「自分の感情を理解してくれた、受け止めてくれた」と感じられるようなコミュニケーションが、一日に最低三回くらいはあった方がいいと思います。そうしたコミュニケーションが得られないことが続くと、人間の精神はあまり良好でいられなくなるイメージがあります。個人差もあるのでしょうけど。

  • 身体的な不快の回避

    • 例えば次のようなことです。

      • 空腹の回避(食事)

      • 暑さや寒さの回避

      • 疲れを癒すこと。休憩など

    • 人間の身体は放っておくと空腹や暑さ寒さ、疲労などを感じるようにできているので、それを回避できないと苦しい思いをすることになります。それを回避できる環境で過ごせた方がいいです。

今回はとりあえず以上三つを挙げたいと思います。
「安定した収入、安全で共感的な人間関係、身体的な不快の回避」。これら三つを少なくとも私は現在の社会人生活で獲得しています。
コロナ状況での大学院生活においては、会話できる他人が不足していたため毎日苦しかったです。また、一人で長く過ごしていると食事もまともにとれず、空腹で過ごすことが多かったです。
しかし、私は会社に就職することによってそれらの苦境を脱却することができました。おかげで毎日幸福です。これはあらかじめ社会人生活に期待していた通りでした。

ときどき聞くことですが、人間は(高齢になってからであっても)自分の役割や存在意義を感じられるような集団の中で過ごせた方が幸福らしい、みたいな話があります。
自分に役割があり(所属集団に自分が貢献している実感が得られ)、自分の存在が周囲の人々から好意的に受け入れられている、と感じられるような人間的環境の中で過ごせた方がいいということですね。
老いも若きもそこは変わらないのでしょう。
私は会社に所属することで、安定した収入に加えてそうした居場所もそれなりに獲得しました。
究極的には人生を通してそうした居場所を獲得し、維持することが一番大事なんじゃないかとさえときどき思いますね。(加えて、そうした環境を身近な人々に提供することも考えられたらすごく立派ですよね)。

まあ私は大して仕事もできるわけではありませんし、態度も必ずしも好かれやすいわけではない面が多少ありそうなこともあって、現状そこまで会社内で安全に過ごせているとは思わないんですけどね。ときどき立場を脅(おびや)かされています。まったく恐ろしいことですよ。
それでも今がマシだと思えるのは、中高大の方がもっと慢性的に苦しかったからです。
学生時代は周囲の人間も自分も今より未熟だったため、嫌なコミュニケーションが多かったと感じています。他人に対しても自分に対してもムカついたり悩んだりすることが多すぎるんですよね。
自分も他人も大人であればあるほど、快適なコミュニケーションが増えます。
この点では圧倒的に大人の方が生きやすいです。
これは主に自分より若い人たちに向けて語っています。希望をもってほしいからです。

話は少し変わりますが、新社会人って結構怒られませんか?
入社したばかりの新人は、理想的な社会人からは程遠い部分が多いため、指導されることが多いです。
それは上司がやるべき仕事でもあるだろうし、実際指導される側のためになっているのだろうとも思います。
しかし、そうした正当性や納得感があるということを踏まえたうえで、それでもあえて言いたいのは、人から口出しやダメ出しをされるのはマジでうるさいということです。
自分に落ち度があるのはわかるし、指導していただいてありがたいなとも頭では思っているのですが、それはそれとして、人から口出しされるのってマジでやかましいですよね。
あんまり立て続けにいろいろ言われすぎると、もう構わないでくれ、俺のやることにこれ以上口を出さないでほしい、と言いたくなるときがあります。

子どもの頃から大人に口を出されるのはずっと不愉快だと感じてきましたが、それは大人になっても変わらないところがありますね。
いやむしろ、子どもたちのことを思うと、彼らはやることなすこと四六時中他人から口を出されまくっていて気の毒だなとさえ思います。

いろいろと述べてきましたが、結局のところ今私が言いたいのはこういうことです。
年長者は年少者を教え導いてあげたほうがいいし、年少者は教え導かれた方がいいです。しかし、人から指導されるとストレスが溜まります。そこで、「指導する-指導される」という関係は維持したままでいいので、大事なのは指導される側にストレスの捌け口が必要だということです。
(指導する側にもそれなりに苦悩があるのかもしれませんが、私がそれを知るのはもう少し先のことなのでしょう)。

ちなみに、私が現在主に利用している(というか実質的にそうなっている)ストレス解消法は何と言ってもこれです。
そう、音楽を聴くことです。

会社から出た途端にノイキャンイヤホンを装着して、自転車を漕ぎながら空を見上げて首を振りながら歌っています。最高です。すべてのしがらみから解放され、私が気持ちよくなるためだけの時間がやってきたのです。

私は会社で親切な上司から丁寧に指導していただき、ちょっとずついい感じの社会人に近づいていっております。
大人になっていけるのは素直に嬉しいことです。その方が何かと円滑で快適な毎日に繋がりますからね。
それでいて、仕事で生じたストレスは毎日のように音楽でリセットしているのです。
私は毎日楽しいですよ。将来への大きな不安もなく、孤独も感じず、ただ音楽の快楽に身を委ねて毎日踊って過ごしています。

今現在は幸福なので、あとは「若いうちに遊びすぎて十年後二十年後に後悔する」ということのないように気をつけていればいいのでしょう。
健康とお金について努力っぽいことをするのは窮屈な感じがしてつまらないなと思っていますが、あんまり他人から脅(おど)かされたりすれば今後何か始めるかもしれません。
誰かいい感じに教え導いてくれたら嬉しいなと思います。
その日まで、私は音楽を聴いて踊っているので…。

あと、音楽について思うことはもう一つあります。
音楽って、一人で聴いていてもこんなに楽しい上に、他人と聴いていてもすごく楽しいというのは本当に素晴らしいなということです。
一人じゃできない遊びって世の中にたくさんありますが、音楽は一人でも最高に快楽を得られるんですよね。それでいて、他人との共通の話題になったり、一緒に聴いて歌ったり踊ったりもできちゃうわけです。
生まれてきたことの意味、それは音楽を聴くことだったのかもしれません。
そう思わせるだけの恍惚と喜びを音楽からは日々感じております。

読んでくださった方はありがとうございました。

おわり

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?