Speed and Dirty と Slow and Beautiful

こんにちは、とくです。

2020年も残すところあと一か月師走です。

今年一年は変化が大きい一年間でした。

変わっていく世の中ですが、変わらず大事なものもあります。

それは新人のうちに覚えておくべき仕事術だと思います。

今回の記事は前回の記事で紹介した本「コンサル一年目がまなぶこと」の第二弾です。

こんなにも早く第二弾を書くのですが、付いてきてください。(笑)

まず仕事をするということは、「生産者であるということです。」

反対に学生の頃は、「消費者であるということです。」

生産者と消費者の違いは非常に大きいものです。

お金をもらい対価を払うか(生産者)、お金を払い対価を受け取るか(消費者)

※今回の記事は生産者側について取り上げます。

お金をもらい対価を支払う以上、相手(お金を払ってくれる人)を満足させないといけないわけであり、そのためには相手が何を期待していて、どのようにすればその期待値を超えられるのかを日々見極めないといけないのです。

その中で、大事になってくるのがデータの分析・ビッグデータの活用です。

これらを調べるにあたっても、コンサル流というか新人に覚えておいてほしいことがこの本で紹介されています。

それが、「Speed and Dirty」です。

直訳すると「早くて、汚い」。

仕事をする上ではまず大枠から決めて詳細に移行しますが、この大枠の部分で新人にありがちなのは、時間を多く使い完璧を求めた結果何の価値も生まないことです。

大枠の部分は、手さぐりになるので完璧なものを仕上げるのは非常に大変です。

3日使って100%に仕上げる「Slow and Beautiful」より1日で60%で仕上げる「Speed and Dirty」が現場では求められます。

その理由は、先ほどと同様に手さぐりな部分が多いので全体の方向性を修正できる程度に収めておく方が良いものを作れるからです。

修正が効かないものは間違え、または思った通りの回答が出ないと初めからになりますが、修正を行えるものは求めている回答により早く辿りつけます。

このように、働くこと(生産者)の目線が変わると、「何をすべき」、「どうすべき」なのかが大きく変わります。

しかし、一度この考えを身に付けたら一生モノのスキルになると思い紹介させてもらいました。

P.S 一人暮らしして初めて、人の毛ってこんなにも散るんだと思いました。

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