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週刊 なるほど!ニッポン 立川晴の輔

#249 「新潟県柏崎市にある老舗のみそ蔵が受験生を応援!そのチカラめしとは?」の巻 編集後記

東京 有楽町 ニッポン放送をキーステーションに全国へお届けするラジオ番組『週刊 なるほど!ニッポン』。
編集長の落語家、立川晴の輔でございます。全国津々浦々、ニッポンには、市町村が1,700以上もあります。その町ならではの魅力を、私、立川晴の輔の目線で独自に調査!それを10分にギュッと凝縮してあなたへご報告します。
このnoteでは編集後記とオンエアでは使われなかったお話をお届けします。

編集後記

今回は「新潟県柏崎市にある老舗のみそ蔵が受験生を応援!そのチカラめしとは?」というトピックスでお届けしました。桜飯と言う昔から地元で食べられていた縁起物。それを頑張る受験生におにぎりとして食べてもらのがミソ?受験生に春が来ますようにという願いを込めました。

「サクラ咲く合格にぎり飯の素」を作るきっかけを「株式会社 越後みそ西」の杤堀佳倫さんにお聞きしました。

「桜めしが広く知れ渡ったのは、幕末の越後長岡藩で抜群の行動力と先見性で、家老上席などを務めた河井継之助という人物が、郡奉行として刈羽郡山中村の庄屋と農民の紛争を解決した際に、庄屋から御礼になにかご馳走したいが何がいいかと聞かれ「桜飯ほどうまいものはない」と言ったエピソードがあります。この山中という地域は、現在の地元新潟県柏崎市にある地域なのですが、そういった歴史的な背景も含め、この素朴ながら味わいのある味噌漬の混ぜご飯を、ぜひ若い方にも知っていただきたいという想いもあり作ることになりました。」

越後みそ西さんの歴史は古く、創業1831年天保2年、今年192周年目を迎えます。他にはどのようなものを作っていらっしゃるのでしょう?

「主に昔ながらの木桶仕込みの味噌を作っています。大人が5人くらい手をつないで一周できるくらいの大きな木桶で、新潟県産のこしひかり米と県産大豆で仕込む『三階節みそ』というお味噌になります。サクラ咲く合格にぎり飯の素に入っている大根と昆布のみそ漬は、このお味噌を贅沢にみそ床に使用し、何度も漬け替えを行っているので、ごはんに混ぜると味噌の風味が際立ちます。手間暇がかかったみそ漬もぜひお楽しみいただきたいですね。」

なるほど!

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