世界一周千夜一夜🌎地球を旅するマッサージ🛳下平のぞみ

マッサージをしながら世界一周してました🛩当時から「世界で一番参考にならない旅ブログ」と…

世界一周千夜一夜🌎地球を旅するマッサージ🛳下平のぞみ

マッサージをしながら世界一周してました🛩当時から「世界で一番参考にならない旅ブログ」と呼ばれた捨て身の旅行記を更新しています🌈linktr.ee/tokyoheadr

マガジン

ストア

  • 商品の画像

    世界を旅する香油

    世界を旅する香油(オーダーメイド香水付き) 世界中を旅をしながら持ち帰った精油とオイルをお見立てし、香りへのインスピレーションをゆっくり伺いながら、世界で一つのオーダーメイドオイルに調香させて頂きます。   ご注文後メールにて、香りのイメージと、ネックレスチェーンのご希望をお聞かせくださいませ。 【 香りのカウンセリング 】 ①東京サロンにて対面でお選びいただく ②ムエット(試香紙)を送付させていただき、ご自宅で選んでいただく ④お電話かビデオ通話にて香りのコンサルテーション ③Eメール等にて文章で香りのコンサルテーション
    5,000円
    月と星と香りの旅するジュエリー「マクトゥーブ」byアトリエことら
  • 商品の画像

    天然石の香水瓶

    香油・アロマ無しの単品でのご提供です 1:アメシスト 2:マレーシアジェード 3:ローズクォーツ 4:オレンジアゲート 5:ホワイトアゲート ※石名の表記は海外セラーが販売時に呼称していた名称であり、鑑定に出してはおりません。国内外で呼名が異なる場合が御座います。 天然石は形状や色味に個体差がある場合がございます。液晶画面の設定により色味の感じ方にも違いが生じる可能性がございます。予めご了承くださいませ。
    2,500円
    月と星と香りの旅するジュエリー「マクトゥーブ」byアトリエことら

記事一覧

固定された記事

ホテルスパセラピストとは

私達ホテルセラピストは、お客様へのおもてなしの時間を一番長く頂くことができるので、フロントよりもコンシェルジュよりも更に距離の近い、客室係兼秘書だと思っておりま…

旅の奇病(南米編おまけ)

旅の奇病 私、歯磨きが三度の飯より好きなんですよ。 ごめんなさい、言いすぎました。 約20年間、某歯科大のモルモットだったので、歯磨き指導は人よりちょっぴり多めの1…

南米編 まとめ

ひと月、5ヶ国の南米放浪もいよいよ終わりを告げようとしています。 丸腰手ぶらでスタートのチリ 氷河が凄すぎたアルゼンチン 天国のパラグアイ 高山病と屋台を極めた…

一緒に旅する

ペルーでは、とある日本人に貰ったガイドブックと共に旅をしています。 「安全」 「危ない」 「おすすめ!」 「良くないらしい」 「ランチの穴場」 沢山の書き込みを…

余りにも無音の静寂

真冬のパムッカレで、足を凍てつかせながら辿り着いた、石灰棚の鋒。水を湛える音しかしない静寂の世界。極限の赤を見せる夕陽に、この世にはもう誰も存在しないんじゃない…

マチュピチュ

今日は、マチュピチュでお昼寝をしました。 全然大変じゃなかったマチュピチュ 死ぬかと思ったワイナピチュ 山頂付近では、酸素濃度が薄いので、意識が散漫になります。…

お母さんありがとう

只今、クスコ行の長距離バスで、席が前後になったアイルランドのおじさまと、8時間に渡る交換日記を終えたところです。 今日は、休憩所から乗り込んで参りましたインディ…

何か間違った国境越え

えらく心の動揺してしまう出来事があったため、 もうここには居られない!と「100万円と苦虫女」みたいな心持ちで、ボリビアとペルーの国境を跨ぎます。 私は未だ、この方…

カオスなバス

遂に塩湖も見終わったので、ウユニからラパスへ移動したい。 残り僅かな席の中で、最前列が空いていたので、その席を指定。これがカオスへの片道切符だった。 嵐の夜、バ…

震える細胞

名前は伏せますが、南米で一二を争う治安の悪い場所に居た頃のお話。 バス乗り場の裏が、巨大なスラムで、絶対に近づいてはいけないと宿のオーナーに言われていた。 人々…

愛が生まれた日

涙あり笑いあり感動ありの旅人生(注:私の周囲) 琴線揺れ動く出来事が、無いかといえば毎日何かしらあるわけで、 三年前から今年の五月まで恋をご法度としている干物女…

看病してもらった日

ラパスで2日間、ぱったり倒れておりました。 ボリビアに入国してから、2日に一度は熱を出していたの。 ラパスの宿で出会った日本人に「いいから寝てろ」と張り倒され、…

羊をめぐる冒険

お肉が絶品で安い南米 ラム肉のバーベキューをしようと思いたち、お肉屋さんに赴きました。 しかしなんと、スペイン語で羊という単語を知らなかった。 私は4ヶ国語で「…

イグアスの滝にて

イグアスの滝に行った。 水、落ちてた。 イグアスにて思いつきで宿を求めたところ、 盛夏のハイシーズンのため、どこも満室。 滝修行をしながら、野宿もありだなと思いな…

帰りたくないパラグアイ

入国してから出国するまで、本当に最高に良くして頂いたパラグアイ。 皆優しくてあたたかくて大好き。 実は、イグアス居住区の移民史料館に行ったのです。 全くの未開の地…

婚活 南米編

パラグアイに限らず、南米では、挨拶と共に初対面で「結婚してるの?」と聞かれる確率90% ヨーロッパでは、ある程度仲良くなってから「彼氏はいるの?」と聞かれるくらい…

固定された記事

ホテルスパセラピストとは

私達ホテルセラピストは、お客様へのおもてなしの時間を一番長く頂くことができるので、フロントよりもコンシェルジュよりも更に距離の近い、客室係兼秘書だと思っております。 時差ぼけや不眠症でお辛そうな方には、アロマトリートメント よりも先んじてティーサーブ を 今の気分にぴったりの音楽を選んで差し上げたり、 サプライズのご用命のあったお客様にお花や指輪を届けたり、 出張前夜のお客様のためにマンツーマンの語学講座をひらいたり、 ヘアーメイクアップをして差し上げたこともありました

旅の奇病(南米編おまけ)

旅の奇病 私、歯磨きが三度の飯より好きなんですよ。 ごめんなさい、言いすぎました。 約20年間、某歯科大のモルモットだったので、歯磨き指導は人よりちょっぴり多めの100回くらい受けたことがありますし、 ペルーの軽食着き24時間バスで、食べ終わった後、誰ひとりとして他の乗客が歯磨きをしないのに軽く軽蔑の念を覚えながら、貴重な水分(インカコーラ)で歯磨きしましたし、 ヨーロッパで購入した、虫歯対策歯磨き粉elmexを今も同じチューブで三年間大切に使っているんです。 が今

南米編 まとめ

ひと月、5ヶ国の南米放浪もいよいよ終わりを告げようとしています。 丸腰手ぶらでスタートのチリ 氷河が凄すぎたアルゼンチン 天国のパラグアイ 高山病と屋台を極めたボリビア マチュピチュとチチカカ湖のペルー 出発前、周囲から散々危ないと言われていて、一度も危なくなかった南米。一度も嫌な思いをしなかった南米。言葉にも食べ物にも一回も困らなかった南米。住みたい国ばかりの南米。 明日からは、中米~北米に入国します。 テキーラ何本飲めるかな?

一緒に旅する

ペルーでは、とある日本人に貰ったガイドブックと共に旅をしています。 「安全」 「危ない」 「おすすめ!」 「良くないらしい」 「ランチの穴場」 沢山の書き込みを辿って、道を一つ進む度に、一緒に旅をしているような不思議な気持ち。 今、君の居た場所に私も居るよ。ありがとう。

余りにも無音の静寂

真冬のパムッカレで、足を凍てつかせながら辿り着いた、石灰棚の鋒。水を湛える音しかしない静寂の世界。極限の赤を見せる夕陽に、この世にはもう誰も存在しないんじゃないかと思った。 氷河に亀裂が入り、崩落する瞬間。今までに聞いたことのないような、もの凄い音を立てて、落ちる氷の塊。 火事で焼け爛れた、パイネ国立公園、行けども行けども、木の幹の中まで煤で真っ黒。そこに本来在るはずの、木の葉の擦れる音や、鳥の囀り、昆虫の這う生きる音が無音の山肌。 最果ての地で、エメラルド色の湖畔に佇

マチュピチュ

今日は、マチュピチュでお昼寝をしました。 全然大変じゃなかったマチュピチュ 死ぬかと思ったワイナピチュ 山頂付近では、酸素濃度が薄いので、意識が散漫になります。 レインコートを着ても、全身がずぶ濡れになるようなものすごい嵐の日だったので、山頂での朝日や景色など望めるはずもなく、 濃い霧の中でひとり、そこら辺に生えている野草をぶちぶち抜いて食べだし、如何に多くの種類をコンプリートするかということに苦心していました。 ワイナピチュに珍しく日本人と一緒に登った時、道中が死

お母さんありがとう

只今、クスコ行の長距離バスで、席が前後になったアイルランドのおじさまと、8時間に渡る交換日記を終えたところです。 今日は、休憩所から乗り込んで参りましたインディヘナのお姉さんが、正体不明のビニール袋を売り歩いていたので、有無を言わず買い求めました。 何の獣かわからない、内臓のどぅるっとはみ出した、骨付き肉の焼いたものでした。こういう得体の知れないもの、堪らなく好き。 実は、南米に入ってから、数えるほどしかお水を買っていません。 そして、ボリビアに入ってから、屋台のご飯

何か間違った国境越え

えらく心の動揺してしまう出来事があったため、 もうここには居られない!と「100万円と苦虫女」みたいな心持ちで、ボリビアとペルーの国境を跨ぎます。 私は未だ、この方法が正しかったのかどうか、自分では定かではありません。 ラパスからクスコ行のバスに乗りたかったけど、既に時遅しの朝8時の便しか出ていないそうなので、 「そうだ、(中間地点の)プーノ行こう」と決意。 プーノはかの有名なチチカカ湖の最寄りの町です。「マンコ・カパック・イン」という宿が、なんとなく面白そうなのでこの

カオスなバス

遂に塩湖も見終わったので、ウユニからラパスへ移動したい。 残り僅かな席の中で、最前列が空いていたので、その席を指定。これがカオスへの片道切符だった。 嵐の夜、バスはウユニを出発。いつもと違うところは、2人がけの席の足元に、3人の人間がひしめいているということ。 私とお隣のお兄さんの最前席は足元に若干の広さがあるのだけど、そこに段ボールを敷いて、インディヘナのお爺ちゃんと、赤ちゃんを連れたお婆ちゃん、4歳くらいの娘を膝に乗せた兄ちゃんが一部の隙もなくみっちり体育座りをして

震える細胞

名前は伏せますが、南米で一二を争う治安の悪い場所に居た頃のお話。 バス乗り場の裏が、巨大なスラムで、絶対に近づいてはいけないと宿のオーナーに言われていた。 人々は、大人であっても裸に近くて、無分別の黒いゴミ袋と共に暮らしている。泥棒市のビニールシートには何でも並ぶ。そんな場所。 空港へ行くバスはそこを経由する。 一人で見晴らしの良い席に座って、見渡すとわかる、服を着てカモフラージュしていても稼業の違う人。 目線、姿勢、挙動、どれをもってしてもそう。 その人が、私の

愛が生まれた日

涙あり笑いあり感動ありの旅人生(注:私の周囲) 琴線揺れ動く出来事が、無いかといえば毎日何かしらあるわけで、 三年前から今年の五月まで恋をご法度としている干物女の私ですらも 例えば、高山病の時に付きっきりで看病をしてくれた同郷の男の子とあわや恋が始まるか否かと思われた時(特に何もないのだけど) 今までの人生でもう100回は読み返したかと思われる、太宰治の『きりぎりす』をひとり電車の中で読んだのです。 (勿論NHKにての、高橋マリ子ちゃんの朗読も拝聴致しました。美しか

看病してもらった日

ラパスで2日間、ぱったり倒れておりました。 ボリビアに入国してから、2日に一度は熱を出していたの。 ラパスの宿で出会った日本人に「いいから寝てろ」と張り倒され、水を飲ませてもらったり、ご飯を食べさせてもらったり。 沢山優しくしてくれて、本当にありがとう。 きっと、旅のルートが被るから、またどこかで会えるよね。 君が病に倒れたら、何日延泊しても傍に居るから。 睡眠もさることながら、伝説の和食屋けんちゃんでカツ丼を摂取したことにより体力は全回復しました

羊をめぐる冒険

お肉が絶品で安い南米 ラム肉のバーベキューをしようと思いたち、お肉屋さんに赴きました。 しかしなんと、スペイン語で羊という単語を知らなかった。 私は4ヶ国語で「羊」と説明し、 一方、K氏は羊の鳴き真似をした お肉屋さんは、鳴き声を聞いてラム肉を切り分けてくれた。 完敗だわ、K氏。

イグアスの滝にて

イグアスの滝に行った。 水、落ちてた。 イグアスにて思いつきで宿を求めたところ、 盛夏のハイシーズンのため、どこも満室。 滝修行をしながら、野宿もありだなと思いながら歩いていると、 バスターミナルの真横のホステルが唯一ベッドが空いているという話。 有り難く、窓もクーラーもない独房のような宿にお世話になることにしたよ。 ルームメイトになったイスラエル人カップルに「おやすみ」を言って、 早々にベッドに横になりました。 が、 深夜3時、背中がくすぐったくなって手を伸ばしたら

帰りたくないパラグアイ

入国してから出国するまで、本当に最高に良くして頂いたパラグアイ。 皆優しくてあたたかくて大好き。 実は、イグアス居住区の移民史料館に行ったのです。 全くの未開の地から、50年間。 日本から移民した当初は、 ジャングル同然の未開の地をクワひとつで開墾するしかなく ガスも水道も電気もない野営同然の環境の中 同胞が虎に食べられたり、マラリアにかかったり、過労でばたばた倒れていくのをただ眺めているしかなかったと 祈りと悔しさと血と涙の、命懸け。 日本から移民した方が、言葉もま

婚活 南米編

パラグアイに限らず、南米では、挨拶と共に初対面で「結婚してるの?」と聞かれる確率90% ヨーロッパでは、ある程度仲良くなってから「彼氏はいるの?」と聞かれるくらいだったので、良い意味でカルチャーショックです。 で、皆が野次馬根治的好奇心で、独身かどうかを聞いてくるのではない証拠に、お見合いをすすめてくるのです。 打診されたその数5人。…滞在日数より多くない? 親友にご縁を頂いて、パラグアイのご家庭にお邪魔した時に伺ったのだけど、 こちらでは結婚適齢期に恋人が居ない方が稀