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僕は上手にしゃべれない(ネタバレありの本の紹介文)

惹かれて手に取ったこの本
『僕は上手にしゃべれない』は、
柏崎悠太という新・中学1年生の
男の子が主人公のお話です。

六歳の時。小学校の学芸会の劇で
言葉が出ない経験をして以来、
自分は普通でないと思い始めます。

そして、人前で話すと頭文字の連続発音や
言葉に詰まってしまうというような
吃音の状態があらわれるようになりました。

吃音をきっかけに悠太は、自分のことを
普通じゃない一人ぼっちの宇宙人のような
存在だと考えるようになりました。

なぜ自分ばかりがこんなに苦しまなくては
いけないのかと苦悩し緊張し葛藤していました。


多くの方がなぜ自分ばかり…という経験を
一度はお持ちなのではないかと思います。

悠太は最後まで吃音を抱えつつも
最終的に弁論大会に出場し、
自分の気持ちを自分の言葉で
伝える(発表する)ことが出来ました。


その裏には、見守り支え続けてくれる
お母さんとお姉さんの存在がありました。

そんな二人に加えて
中学校のクラス担任であり、
放送部の顧問である椎名先生。

クラスメイトであり、
一緒に放送部に入部した古部加耶こべかやさん。

放送部の先輩であり○○である、立花先輩。

以上の三人もキーパーソンとして登場します。


自分の名前が言えないことから、
クラスの自己紹介で保健室へと逃げ出して
しまった悠太が一体どのようにして
弁論大会に出場できたのか?

そこに至るまでにどんなことがあったのか?


それらをぜひ、あなたにも見届けて
いただければ嬉しく思います❀❀


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