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【皆んな気になる】夜は日中に比べて、体脂肪が合成されやすい根拠とは?vol.423


どうもTOMBLACK  TOMです💡


今日は
【皆んな気になる】夜は日中に比べて、
体脂肪が合成されやすい根拠とは?

これについて話していきます。


当スタジオにご来店されてるお客様でも


夜の食事カロリーを控えている方は

ほとんどの方が体脂肪や体重が減少しています。


ということで、
今日は
よく夜は体脂肪の合成が高まるから
食事の摂取カロリーを控えたほうが良いと聞く

その理由についてまとめてきます!




良く聞く


夜は体脂肪の合成が高まるとは
よく聞くけど…


結論から言うと


自律神経との関わり


この部分が大きく関係しているといえます。



夜は活動量が減るから
食事で摂取した内容が体脂肪として合成されやすい


確かにこれはその通りであるのですが、


もう少し細かくこの辺を
見ていきましょうましょう💡


人の身体は、
体内時計、これは脳の視床下部で
サーカディアンリズムによって
体温の調節や血圧、ホルモンの分泌など


地球の自転による昼夜の変化に合わせて
調整する働きとして機能をもっております。


その体内時計に関係してくるのが


自律神経でありますが、



この自律神経は、大きく2つに大別されて


交感神経と副交感神経によって

双方がバランスをとりながら
それぞれの役割を果たしています。


この自律神経も末梢神経として、
全身に張り巡らされ、

心臓や肺、胃腸などに体の様々な場所に
分布していますが


うまく機能を働かせながら
体の機能を調整してくれる役割があります。


(本当に人の体って不思議でよくできてますよね^_^)


【日の出から日中は交感神経が優位に働く】


日中は人は交感神経の働きにより

・肝グリコーゲンの分解
・脂肪細胞の分解
・心臓の拍動数が速くなる
・食事誘発性熱産生の割合の増

などが挙げられます。


【日没から夜、睡眠時は副交感神経が優位に働く】


・肝グリコーゲンの合成
・脂肪細胞の合成
・心臓の拍動数が遅く緩やかに
・食事誘発性熱産生の割合の減少

などが挙げられます。


そもそもこの

【肝グリコーゲン 】ですが、

体内における

貯蔵量というのがおおよそ決まっていて

100グラム程度と言われています。


意外と貯蔵量って少ないんですよね。



逆を言えば
肝グリコーゲンが余れば

中性脂肪として合成される割合が高まりますが


ここにおいて

太りにくい体質の人と
体脂肪が蓄積しやすい方に分かれたりするんですよね。


様々な要因ありますが、1つは

筋肉量が豊富な方
骨格筋が多い方

糖代謝が高い方

です。



理由は、シンプルで

骨格筋のほうが

糖質の貯蔵量が多いから。です。


たくさん糖質を摂取したとしても
それは、体脂肪ではなく、
筋肉に合成、貯蔵できるので

有酸素運動ではなく
筋トレのような内容で

筋肉量を増やしていくこと
太りにくい体型になると言われている理由の1つです。


またこれは
個人の筋肉量によって変わってきますが
おおよそこれは

300グラムから400グラムと言われております。

4グラムのグルコース

4gのグルコース
デビッド・H・ワッサーマン。アムJフィシオールエンドクリノールメタブ。2009年1月



そうです炭水化物じゃなく、糖質ですよ。
結構多いですよね。


また最近、
私は、フルマラソンに向けての練習をしてるのですが

まさに、フルマラソンのような長時間運動するようなスポーツは


糖質のエネルギー源だけでは
糖が枯渇し


エネルギー不足を起こすので
筋肉の疲労や筋痙攣など


であるからこそ、
レース中にも糖質をチャージしながら
走るわけでありますが、


もう一つは脂質の代謝です。

体による体脂肪をうまくエネルギーに変えることができれば、

これは、
ランニングのエコノミーが上がりますので、
より省エネで走ることができます。


ランニングの話に少し脱線してきましたので


話を戻しますと、


夜にオーバーカロリーになりやすい方は


副交感神経が優位に働いている状態なので

肝グリコーゲン 、
糖質でありますが、

夜は活動量が減るため
エネルギーを蓄積するために、

肝臓のグリコーゲンの合成が
高まるわけですですね。


反対に、日中は
人は活動しますので

体内時計(サーカディアンリズム)に合わせて

肝グリコーゲン を

血液中に運び


筋肉や身体の各細胞のエネルギーに変えるわけですね。


ただ何度も言うようですが

ダイエットにおいて、痩せるか痩せないで
考えた場合は

総摂取カロリー

カロリーの収支によって決まりますので


どんなに食べる時間帯に対して
調整したとしても

交感神経や副交感神経の働きを元に
考えたとしても


どんなに夜、
オーバーカロリーになったとしても

結局は、体にとっての

カロリー収支で決まってしまいますので


ここだけは抑えていただきたいところではあります。


さて、もう一つは


食事誘発性熱産生と時間帯の関係ですね。


この食事誘発性熱産生とは、

通称DIT
(Diet Induced Thermogenesis)

と呼ばれる

消費エネルギーのことです。
消費カロリーと考えてもいいですね。


通常消費カロリーと皆さんが想定される事は

運動したり
筋トレをしたり
スポーツをしたりと

考えられると思いますが


食事をしたときに
まさに、あの体がポカポカと熱くなる状態


これは食べたものを消化したり、吸収したり
エネルギーのために運搬した


この時に、消費するエネルギーであり

しっかり咀嚼をして
食事をすることができれば、内臓の活発化につながるので

食事においても
食べることで脂肪燃焼につながる

こういった考えをすることも可能です。


それから、下記のリンクに添付した
日本栄養・食料学会誌の報告によると

夜型の食事誘発性熱産生は、
朝方の食事と比べ


例えば、朝食を取らない場合と
朝、昼、夜と
夕方にならない食事パターンでは

このDITが2倍近く異なると言う報告もありましたました。


朝食を抜くと言う事は
昼食での血糖値の急上昇

これは血糖値スパイクでありますが

これを招く可能性も高いので

やはり朝方の食事

夜に向けてカロリーを増やしていく方法は、体脂肪になりやすいということが

データからも判断することができます、



何度も言うようですが

TOMBLACKにご来店いただいてるパーソナルお客様も

ダイエットやコンテストの減量に向けて

体脂肪落としていく場合

夜の総摂取カロリー、
夜の食事量落としていく方は

大なり小なり
体重や体脂肪の減少につながっています。


改めて、ダイエットは
細かいことや特殊なことをせず


王道で取り組んでいくことが近道と思いますし

というより、古今東西
どんな時も基本的にはこれしかないんですよね。


(ってここに行き着くんかいw)

最後は少し駆け足まとめになりましたが


本日は

【皆んな気になる】夜は日中に比べて、体脂肪が合成されやすい根拠とは?


と言ったテーマでまとめていきました。


本日も最後まで読んでいただきありがとうございます。


それではまた明日。

次はどのようなボディーデザインをしていきますか?^_^






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