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2020/4~5月 デザイナーが経営陣や他業種メンバーと会話する時に読む本いろいろ vol.2

こんばんは。自粛生活が明け、久しぶりに美容院へ行って10年ぶりにかりあげました。前のめり感が髪型にもあらわれています。

読書継続どうたったか?(5ヶ月目)

もともと読書習慣はあったものの、自分の興味のあるものに偏っていたり、アウトプットを目的としていなくて頭のかさが増えない感覚がすごかったりで、2020年から定期的な読書とアウトプットを行うことにしました。

5ヶ月目が終了した今、読書をとる時間を優先的に行えたり、伝える頻度が増えたりと確実に感覚でものを語っていない感じが自分に自信を与えられているなと思っています。
あと、毎回復習になるレベルで自分の環境が変化していていつもギリギリですがるように読書しているので自ずと読書量増えてきました。(よき)

なんで経営陣や他業種メンバーのために読書するのか?

まず、お前何者やねん、という方はこちらをご覧ください。

所属する株式会社BLAMはもともとデジタルマーケティング事業を主としている会社で、まだまだデザイナーとして所属するひらやまは社内ではマイノリティーです。
社内で会話をする際、共通言語が少ないし、自分が当たり前だと思っていたラインが全然相手と違っていて、新しい世界を知れる反面コミュニケーションすることが正直苦でもありました。
どちらもが寄り添わないとな、となる時、まず相手に任せるのは難しいし、自分がやるべきかと思いましたので、インプットをはじめました。
(ちなみにリファラルが多かったこともあり、女性社員でいうとひらやま初でもあります、今は少し増えていますが。そのへんは別に何も苦でないのでいい会社とはっきり言えます)

もちろん自分の職も高めないといけないのでそこらへんもじゃんじゃん読みますが、2ヶ月振り返ると満遍なく読めるようになったと自己肯定感をあげました。。


2ヶ月で読んだ23冊をずらっと


少子化、教育に全然お金があてられていない状況(世界に比べて)で、日本の再生することに相当悲観的になりました。
ただ、何かをつくりあげるよりかは、何かが作られたところに工夫ができるのが日本で、AIも今その(つくりあげられた)時期になるので、今後同様に乗っかったら日本は強いしここで乗らないとやばいという話でした。

危機感は持ちましたが、衰退していく国ってどれだけやばいのかが想像できないので、またそこは調べなくてはです。


前買って少し読んで中途半端だったことに気付き読み直しました。
みんな悲観的に物事を本能的に捉えがち(上の本を読んだときのように)で、世界は良くなっているよ、という話でした。
世界はよくなっていっていることと、でもそれでも悪い状態ではあることを分けて考えること・両立することを認識するのは大切だなと思いました。筆者がどれだけ苦労してそのことを説いていたかわかる文調でした。
(すぐチンパンジーと比較されますが、だいたい負けます。)

貧困がとけると、子供をうまなくてはいけない数が減る→人口増加のためにみんなが貧困から脱することがいい、という考え方がなかったのは自分でも驚きでした。ただ漠然と不安だったのって知ってしまった自分からすると本当なんなんだろう。


大学時代誰かに図書館でかりられており、読むのを忘れていた名著を読みました。惹きつける資料を作りたかったからです。
得になること・新情報・好奇心のどれか3つが入ることで効果が出るという当たり前のようで、すぐいい雰囲気のコピーに流れちゃう気持ちをおさえてくれる本でした。好きと効果があるは違うけど、両立はできる、はず。広告運用される方は必ず見た方がいいかなと思いました。


実例大好きと言えばひらやまなのですが、つまっていました。すべてが計算し尽くされている考え方も参考になりましたし、モチーフの紀元についてもいろいろ調べないと深くならないとなと思い、また今月購入します。
デザイナーと名乗るようになったのはまだ3年くらいなので、本当学びだらけやわい。。


グラフィックレコーダーをやろうと思ったのになかなかできていないので恥ずかしいのですが、確認させてもらいました。。!(恥)
むっちゃ大変な技術力ですが図解することは自分の頭のためにもなるので今後習慣づける一つとします。本書でTEDをみながらグラレコするという実践方法があったのでそれはやってみようと思います。


DXって急に聞くようになってあせってみた本です。とりあえずまず一冊読むことで概要はつかめると思います。
デジタル化とDXがごちゃごちゃとなっている状態でDXDXDXDXDXとよくみるので、そういうことだったけ?汗と思ったら大抵間違って使われていることがわかり、安心しました。
(デジタルを利用して顧客体験(UX)の変革がないとDXとは言いませぬ。)
Web業界にいるのでその変化する状態がいまいちどの程度の効果が出ているのか、?なので実例をみていきます。


玉樹さんのコンセプトのつくりかたもとても参考になったのですが、今回も最強に参考になりまして、直感のデザインを作り出すために、ゲームデザイナーさんたちが、仮説(右に進めばいいのか?)→試行(右に進んでみよう)→歓喜(クリボーが出てきた!右でいいのか!)を導くためにわかりやすく作っていることに感動しました。。つい夢中になる、も後半記しているのでサービスに関連する人はぜひぜひぜひぜひ読んで欲しいです。
デザイン、というかUXにおいてゲームが最強なのでは?と思い始め、関連書籍を来月読み漁る予定です。


孫子からはじまりジェフ・ベゾスまで。。戦略の概要つかむためにはいいきっかけになりました。
ユリウス・カサエルの徹底して「機会」に焦点を合わせよ!というのは、ひびきましたし今まだ後手になっている読書もそのためだと思いました。
ランチェスターの法則とイノベーションのジレンマ(こちらは名著)→ジェフ・ベゾスがkindle生み出したのはこの名著を研究して、らしい。はもともと気になっていたので読みまっせ。


いろいろな会社の課題→解決策、それによる施策を学べました!
採用って会社における重大な判断だと思うので、その思いをかためて具現化する状態はとてもブランディングの中でも参考になるコンテンツ他だった。
特に、WOWOWの「偏愛上等。」はすごいイメージつくし、らしさを感じた。


自分が心動かされたものもあったし、はやってるって実感したデザインも多くとりあげられていて参考になった。特に東京ガスのパッチョは今までにないいいイメージができて、契約した気がする。キャラクターがいなかったらたぶん断っていたと思う。

どのくらい効果があったかも、書いてあったのでそれなりに説得力も。。あったかな。。(効果はデザインだけではなく施策まるごとだと思うので実施内容も細かく知りたかったけど、それではずれるのかな、、デザインのおかげだけでないことはわかるので、制作した人だけじゃなくてみんな書いたらいいのにね。)


またコロナの影響によって変化はあるかもしれないけど採用のことについて体系化されていて筆者がいうように、そういった書籍はなかったかなと思ったので重宝できた。転職顕在層はレッドオーシャン(量いかないと難しい)でねらうは潜在層なんだけども、日本が転職の文化まだ少ないので難しそう。。でも考えられそうだなと思ったきかけでした(Linkedinとかそうなんだけど)


後輩が段取りで迷っていたので、どうしたもんか。。と思って読んでみた本(ひらやまは段取り死ぬほど好きなので迷うポイントがわからなかった)

- ルーティンをつくる
- 自分のボールを持たない
- マルチタスクはシングルタスク(結局シングルスレッドで順にやるだけ)

ということが言語化したかった正体でした!


ブランディングを焼き付けるために何度も関する本を読んでいます。(あと5冊もあるのよ。。)このシリーズは、まず読むといい書籍で有名かと思いますが、実際そうなので、ブランディングなんなん?と思ったら、まず読んでみたらいいと思います。


新書だし、ハンドブック的に利用できる書籍です。おすすめの一冊。
ブランドって選んでもらう企業のためでもあるし、選択するための消費者のためでもあるのよな、と勉強するたびに本当に思います。両者の視点がないとバランス感覚をくずすので気をつけなければ、、


伝わらないと意味がないと思っていて、伝えられなかった自分にいつもがっかりすることが多いです。。ただ、その思考になれている(自分の責任と思える)は、山本さんの本を読めていたからだと思います。
受けてがすべてを決めるので、言って欲しいことを言ってあげる(それ以外はいらない)→言って欲しいこととは?ベネフィットがあること。
という考え方が身に染みついていく社会になりますように🙏


Webディレクションがベンチマークになる人おらず我流なので、あっているのか不安になって読んだ本です。だいたいデザインにおいてもそうなので、本は本当仲間であり、先生です。(涙)
エンジニアリングの部分以外、だいたいひとりでやってきたのでがんばったなと言ってもらえた気分になりました。


「意味がある」と「役に立つ」で二分にすると、今後は「意味がある」じゃないとモノや会社が成り立たないのでは、という話は本当共感した。
シン・ニホンでも出てきたけど、日本は「役に立つ」が上手で、「意味がある」が西洋化した時点から苦手になっているっていう話はむちゃくちゃ共感できたし、真似事ばかりする中国と批判しているのは自分にもかえってきてることなんだなと。
それと同時に日本にある粋な文化は西洋にも参考にされていたわけなので、そこから見出す価値はあるのではという話も納得したので日本美術史の本を購入しましたとさ。いい気付きを与えてもらった本でした。


事例好きのひらやまからすると最高に楽しい本でした。
日常にたくさんのバグ(不都合なこと)はあって、それを解消していくことで豊かにする、というのはシンプル(大変やけど)。
マイカーに戻れなくなる大型駐車場(迷いのバグ)、レジ袋とエコバックのパラドクス(矛盾バグ)などなど。。気づかなかったけどバグはたくさんあってそれの引き金になる原因を探すことで、目的も解決も明確になる方法はすごく附に落ちた。いかに不便があるところで過ごしているか、確認することと解決するための考え方としてとても大切な一冊になった。


デザインとマーケティングが寄り添う必要がある今っていう状態がよくわかる本で、全人類が読んでもらえたらなと思った(極端)
二つの歴史を体系的に学べて(コトラーパイセンの1.0〜)、交わる時を確認できること、心理学や行動経済学もあわせて学ぶことでデザインだけでなく、接触頻度が高いことの重要性(デザインだけがいいだけでは難しい)等、交わることに価値や影響力を作れることを学べる一冊。


さっきのDXDXなんやねん、といらついていた私はここでようやく爪先くらいは着地できた、OMOの具体例を聞いた時、まじか。。異世界に近い。。と思うほど中国すごかった。スウェーデンの注射でチップいれて手の甲キャッシュレス決済も衝撃だった。平安保険グループのデータをUXに使う事例は感動した。人間ができることを人間がよりできるようにしようと思うとデジタルって本当あたたかい味方なんだなと。


コロナをきっかけに、いつからなのか思考停止しまくっていて政治のことももっと俯瞰的な経済のことも全然知らなかったことに気づいたので、初歩の初歩からお勉強をはじめました。
習った覚えがある、というくらい今の今まで興味がなくてなさけなくなった。とてもわかりやすかったので(集団的自衛権とかもめてたことは知ってたけど全然興味なくて今知った、びびるわ)また深めていく。


弊社の代表の杉生から、副社長の木村がグループ会社を設立するという話になって、会社のことも私理解しているのか?大丈夫か?と思って不安になって読んだ本。
上よりかは衝撃は低かったけど、それでも読み返しておいてほっとしたです。ただ、最後のとりあえず3年たえろは納得いかなかったです。


小説読む時だいたい一気読みなのですが、そればりにおもしろくて呼吸せず読み終えた今月最後の一冊。
中国のBATH、アメリカのGAFA、それと比べて日本は?も加味しつつ、それぞれの歴史とネクストが書かれていて、本当しびれますわあ。。ひらやまは完全にジェフ・ベゾスさんにこの度惚れました。。。
最後になったのですが一番今を知るために最高な一冊です。


というわけで。。ようやく終わりました。2ヶ月で23冊。。
読書量が多くなってきたので来月こそは毎月投稿します。
来月で半分になるので上半期おすすめの本まとめてみようと思います!

それでは〜〜

vol.1はこちら


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