オリンピックが始まる
オリンピックが1週間後の7月23日から始まるそうです。
自国開催なのに「始まるそうです」と書いちゃうくらいに他人事な自分に少し驚きます。
でもコロナ禍でオリンピックが1年延期され、紆余曲折ありほぼ無観客試合となり、アスリートにフォーカスしたニュースもなかなかないので、私と同じ胸中の方も多いのでは。
今日はオリンピックが1週間後に迫った今、オリンピックに対して思うことを少し雑多に記録します。
仕様変更がいっぱいでオリンピック関係者は大変
オリンピック参加者にコロナ感染者が出たらどうする?
トーナメント戦の決勝でコロナ感染者が出たらどうする?
今オリンピック関係者はコロナ禍オリンピックのルール作りに奔走しています。
もちろん通常のオリンピックでも参加者が棄権したり際の対応として考慮すべきことですが、ここまでは考慮する必要がなかったこの事案。
団体戦、個人戦、競技それぞれでルールを設定する必要があるので、大変ですね・・
プロジェクトマネジメントを生業として行う身としては、仕様変更が多いほどコントロールが大変。それに加え、リリース前のほぼ出来上がった時に言われる変更ほど、対応するのに工数がかかります。(お家がほぼ完成しかけてるのに、今から柱の材料を変更したいなんて言われたら大変ですよね…変更内容にもよりますがそんなイメージです)
いかに変更の少ないようプロジェクトを進めるか、というのがプロジェクトマネージャーの腕の見せ所だったりするのですが、不測すぎる出来事に現場も大変なんだろうな、と胸中察して「関係者に頑張ってください」とエールを送りたくなります。
オリンピックとテレワーク
もともと政府はオリンピック期間に「テレワーク・デイズ2020」を設定し、交通混雑緩和のためにリモートワークや時間差通勤、休暇の取得を推奨していました。
2019年のテレワーク・デイズではオリンピックに向けた予行練習として、2,887団体、約68万人が参加したそうです。2018年の参加団体数は1,682団体だったことから、オリンピックに向けて飛躍的にテレワークを行う企業が増えていたことがわかります。
私が働く会社でもこの指針を受け、私もテレワークと休暇の取得を行ないました。おうちでテレワークをしながら、1年後に迫ったオリンピックを想像しワクワクしていた記憶があります。
そして迎えた2020年、まさかのコロナ流行によりここまでテレワークが浸透するなんて誰が想像していたでしょうか。
テレワークの仕組みがあった企業でも、就業管理のルールや、コミュニケーション方法、メンタル・ヘルスケアなどの対応で大変だったと聞くので、そもそもテレワークとはなんぞや?という企業の対応はとても大変だったのでしょう・・
↓日本テレワーク協会によるテレワーク・デイズ2020概要
来週からのオリンピック期間中も緊急事態宣言によりテレワークを実施する企業が多い中、都内近郊でのオリンピック観戦は無観客となるため当初の目的だった「交通機関の混雑緩和」が不要となるのは皮肉なことですが、アフターコロナにおいては、テレワークの醍醐味である「場所や時間にとらわれない柔軟な働き方」の恩恵を受け、自分らしく働く人が増えたらいいなと思います。
心高まったリオデジャネイロオリンピックの記憶
思い起こせば前回のリオデジャネイロオリンピック中は、担当しているシステムの保守対応のため、休日出勤をしていました。(といっても作業があるわけではなく何か起こった時のための待機目的)
出社した私はソワソワしながら時計を気にします。そうその日は男子陸上400メートルリレーの決勝が開催される日だったからです。
確かお昼くらいに長めのお昼休みをもらい、居室の端でコンビニ弁当を突きながらスマホで400メートルリレーを観戦しました。
日本のサムライ4人が登場するシーンから、気持ちが高まります。
そして始まったリレー、第一走者の山縣がいい走りを見せ、第二走者の飯塚のバトンパスでもたつくもいい位置をキープし、第三走者の桐生がいい感じで第四走者のケンブリッジにバトンを渡し、先を行くウサインボルトの背中に食らいつき2着でゴール!!
やったー!!と一人で思わずガッツポーズ!心から興奮した試合でした。
この日以降、何度もNHKスポーツでこの画像を見た記憶があります。
また「何度も見た」という記憶で言うと、リオオリンピックの閉会式はやはり忘れられません。
東日本大震災への日本への支援に対する感謝の意から始まり、ドラえもんが渋谷に用意した土管を利用して安倍首相がリオに現れたり、椎名林檎が総監督を勤める演出だったりと心くすぐるコンテンツがいっぱいで、4年後オリンピックが日本に来るんだ!と本当に感動した瞬間でした。
映像を見返す中で、また東京オリンピックでアスリートたちが見せてくれる奇跡や、日本の伝統芸能や芸術を駆使した演出を見たいなぁと、少しオリンピックに対する期待感が増しました。
終わりに
徒然なるままにオリンピックへの気持ちを書き留めていたら、最終的には少しワクワク感が戻ったのは良かったです。
コロナ禍無観客のオリンピック。それでもアスリートたちは一生懸命に今この瞬間最大限の力を私たちに見せてくれることでしょう。
無観客なので現地での応援はできないですが、海外で開かれるオリンピックの気持ちで、アスリートたちをデジタルを介して応援したいと思います!
それではまた明日。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?