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読書記録6「ショコラ」

2022年、どんな本を何冊くらい読むのか、
(漫画や絵本も含めて)記録してみる。

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6冊目は『ショコラ』 土屋公二 著

東京・渋谷区にある
『ミュゼ ドゥ ショコラ テオブロマ』の
シェフショコラティエさんの本。
須山奈津希さんのイラストがとてもかわいい、
ショコラのひみつがわかる本。

コンビニやスーパーなどで、チョコレートや
チョコ菓子やアイスを買うことはあっても
「ショコラ」にはなかなか手が出ない私。

「安いチョコの方が美味しい」という家人に
バレンタインに駄菓子チョコを贈り、お返しに
何倍返しなの?と思うショコラを頂くのが常。
年に一度のお楽しみショコラを1日1粒と決め、
ちびちび食べるのが楽しみなのだ。

ショコラの原料、カカオの学名は
「テオブロマ・カカオ」
ギリシャ語で、テオ=神様、ブロマ=食べ物。
つまりカカオは神様の食べ物という意味らしい。

ショコラが貴重だった時代、ショコラを口に
できるのは貴族など、限られた裕福な人たち
だけでした。

健康に良く、薬としても用いられ、
希少価値から貨幣として使われた歴史もある
そうなので、庶民には手の届かないものだった
のでしょうね。

カカオの山地によって味や香りの違うから、
極めようと思ったらかなり大変だと思う。
ワインに合うショコラ、紅茶に合うショコラ、
コーヒーに合うショコラ、違いがわかる大人に
なりたい。
でも下戸なのでボンボンショコラが食べられない。
あの小さな一粒の中のアルコールにヤられちゃう
から。

店構えからして崇高な雰囲気のショコラ店。
神様の食べ物を扱っているのだから当然か。
あのきれいに磨かれたショーケースに、理路整然
と並べられた、ショコラティエが厳選して作った
ショコラを自分で選んで購入する日は、いつ来る
のだろうか。

なんて思いながら…今日もコンビニの
期間限定の板チョコを食べる私。
充分美味しい。


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