「立憲・国民」合流は出来るのか
尊敬するジャーナリストの近藤将勝先生が「立憲との合流は前途多難な国民の党大会」と題する記事を書いている。
立憲民主党と国民民主党は元々同じ党だ。
政策上も大きな違いは無いため、本来ならば合流するのが筋である。
実際、近藤先生の記事によると国民民主党の内部からも立件との連携を考える声はあるという。
一方、残留した国会議員や地方議員のなかにも、自民党にすり寄る姿勢を見せる玉木執行部への不満がたまっていた。
党大会において、活動方針に「対決より解決」の姿勢で引き続き臨むことを盛り込んだが、玉木氏が「裏金問題は看過できない」と表明したことで、与党寄り路線の修正を内外に示したものといえる。（略）
国民所属のある地方議員は、データ・マックスの取材に対し「連携できるところは、国家国民のために力を合わせて行ければと思う」と語った。
立憲民主党は旧立憲民主党と旧国民民主党とが対等合併して出来た政党であり、今の代表の泉健太先生が旧国民民主党出身と言うことでも判るように、決して旧立憲民主党に吸収合併された訳では、無い。
同じ旧国民民主党の流れをくむものとして、連携していくことは当然だ。
問題は、合流にまで踏み込めるか、どうかだ。
結局、今の国民民主党の支持者は「自民は保守、立憲は左翼」という印象操作に騙されてしまっている方が非常に多い。
もしも玉木雄一郎先生が堂々と「岸田さんは保守本流ではない！大平正芳先生が生きておられたらこんな政策はしない！今の自民党は左翼だ！」と言えば、少しは風向きが変わると思うのだが。
ここまでお読みくださり、本当にありがとうございます。 拙い記事ではありますが、宜しければサポートをよろしくお願いします。 いただいたサポートは「日本SRGM連盟」「日本アニマルライツ連盟」の運営や「生命尊重の社会実現」のための活動費とさせていただきます。