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聞くひとの態度の話し。

例えば私が、あるセミナーに参加したとする。

そのセミナーの質って、一体何で決まるんだろう。

講師のスキル?経験?実績?

もちろんそれも大事な要素かもしれない。

でも、じつは受講者の態度がものすごく大事。
講師も人間だから、全く同じセミナーでも、受講者が積極的な態度で参加してくれば「もっと良いものを届けたい」と前のめりになる。
(プロとして最低限の内容は全ての受講者に届けるという大前提。プラスアルファの付加価値の話)


より良い学びを得たければ、積極的かつ肯定的な態度で臨み、講師をどんどん盛り上げればいい。講師も人間。受講者側が深く頷いてくれたり、ポイントポイントで「なるほど!!」的な反応があるのとないのとでは、プロといえども、言葉に乗る熱量や勢いも変わってくるのがサガではないだろうか。

と、とある尊敬する講師の方から教わったのはここ最近の話。
でもこれ実は、セミナーだけじゃなく、普段利用するお店や、セールスを受ける際、先輩から指導を受ける時、友達や同僚と話す時も同じだって、先日、とあるお客様から気づかされた。


「すごく暑いのでクールビズで来てくださいね」
「ともちんさんのことなので、きっと10分くらい早く来てるだろうなぁと思ってお迎えに来ました」

ここまで「お客様」の立場の方から言っていただくと、そりゃあ私も人間だから
「本当に気持ち良いなぁ。有難いなぁ。何があってもこのお客様のこと、全力で
お守りする。私にできること、全力でやる」という気持ちがマグマのごとく、湧き上がってくる。


こういうお客様とご縁をいただけていることに心から感謝するとともに、
自分が「提供される側」の立場の時、同じことが出来ているかなぁ…と省みながら、珍しく食後にハイビスカスのハーブティをゆっくりと飲みながらジャズで気分を落ち着ける、金曜の夜。

こんな一人の夜も、たまにはいいもんだな。


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