見出し画像

生産年齢人口減少国、日本。

生産年齢人口とは生産活動の中心にいる人口層のことで、15歳〜65歳未満の人口をいいます。
0歳〜14歳を年少人口、65歳以上は高齢者人口と呼ばれています。

さて、この生産年齢人口が減り続けているから深刻だ、総人口も減少の一途をたどっているが、2021年時点で総人口1億2550万人中7556万人だったのに対して、2030年には6773万人になり、2060年にはなんと総人口が1億人を下回り9913万人、生産年齢人口が4418万人になると予測されている。

上記の数字を見てもらうだけで日本が抱える問題のヤバさが伝わるかと思うが、
さらにヤバいのは生産年齢人口は減り続けている一方で高齢者人口は増え続けていることだ。
数十年前に比べて食べ物は良くなり、医療も発達したので、高齢者はさらに長く生きることになる。

だが、出生人口が増えていれば問題のない事、しかし、現実は残念ながら減り続けている、2012年で150万人だったのに対して2021年では70万人と半分以下にまで減っているのである。
そう、文字通りの恐ろしい人口逆ピラミッドの完成である。

この様に人口が減る事により、労働需要に対する人手不足が年々深刻化していくことが予測されます。
必然と高いサービスレベルは維持出来なくなるので、"DX、自動化"を進めていかなければ立ち行かなくなる業種も多いと考えられます。
人が居なくなると経済活動が鈍化し経済成長率、GDPの低下につながります。
簡単に言えば、給料が上がらないどころか、下がり続けるかもしれないという事です。

ここで前回の値上げの話しも合点がいくと思いますが、値段を上げるが価値も上げる事の大切さ、そうしなければ絶対に勝ち残っていけないということ。
一人ひとりが肝に銘じて、生産性を上げる事に注力するしかないのだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?