=F=100均からHERMESまで

とても久しぶりの投稿になります。

今回はFeminismについて。

知り合いに勧められた本『限界から始まる」という上野千鶴子さんと鈴木涼美さんの往復書簡。

他にも2冊手に取ったFeminismにまつわる本。この3冊をどうしても読み切ることができなかった。

なんだかとても気分が悪くなるんです。

でも理由がわからなかった。

気分を変えて他の本を読めば、読み切ることができるし感想も生まれる、考えも巡る。

でもその3冊だけは日を置いてもどうしても読みきれなかった。

ずっとその3冊を読み切ることができない自分に引っかかっていて、なんのタイミングだったか思い出した18歳の私に起きたアルバイト中の出来事。

学生時代アルバイトをしていた焼肉屋で、後から入った男性に時給が抜かれていることを知りました。

私は男性社員たちや男性アルバイトにドン引きされて、負けず嫌いだなんだと言われ、なんでこんなに自分が泣いているのかもわからないくらい泣いた。

私があまりに泣くので、社員は呆れて「だったら男性と同じ仕事をすれば時給は上がる」と言われた。

心から、そういうことじゃない。と思った。

〜〜ラストオーダーが始まると、男性は焼肉を焼くためのロースターを全て取り外して洗うなどの男性仕事。女性はその間お客様のオーダーと配膳、テーブルセットやお手洗いの清掃などを担当するものでした。〜〜

その後、就職先はアパレルで、配属場所がほぼ女性という環境で社会人に。朝の10時にお店がオープンし、20時に閉店する。その前後はオープンクローズ作業があったり、勉強会などもある。

入社して2年目。結婚すると辞めていく先輩がとても多かった。続けている方も、お子様のお迎えなどに行くとなると、売上が取れるピークタイムにお店にいることがない。

辞めてしまう先輩に、結婚したら続けることが難しいのか?と聞いたら、ご飯を一緒に食べたくてもとても遅い時間になってしまうから、別の仕事を選ぶことにした。と。

その様子を見て、ずっと続けていくことが難しいのかもしれない、と当時は感じていた。

他にも色々と思うことがあり、私は自分で取捨選択できるようになろうと、会社員を辞めるのですが、その後の細かいことは別記事を読んでいただくと多少わかると思うのですっ飛ばしますが、フリーランスになりまして本当にいろんなことをやらかし生きていました。

フリーランスでたくさんの方と出会い仕事をする中で、周りでアシストをしてくれる子に言われた「朋さんて本当に仕事できない男性に厳しいですよね」という一言。

確かに!!!私の中に「男のくせに。」という気持ちがしっかりあることに気がつきました。

先日の選挙などの情報収集をしているうちに、「男女の賃金格差」についての記事を読んでいて、このいくつかの出来事が、フラッシュバック!!!

そうか、、、私は男女の賃金格差を感じる出来事がアルバイト時代に起きていて、しっかり根を張り育ててしまっていた。。。

私は男女平等という言葉にはとても違和感がある。出産という男性には変わってもらうことのできないことがあるので、男性と同じ土俵に立てば評価をする。という価値観が変わること。

そして、子育てに積極的に参加しようとしている男性にも理解を寄せることのできる社会に成熟してくれることを願います。

私は出産も、結婚もしていません。

でも周りの大切な人たちが、母であり、結婚していたり、働く女性であることだけで、私が叫ぶ立派な理由になると思います。

知らぬはとても楽だが、なんて恥ずかしいことなんだろう。

一つの本を読むと、また分からないことがたくさん増えて、無知な自分を恥じるばかり。

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