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AIは家出中の妻に代われるか?

どうも。
妻に家出された夫、トモです。

先日、飲み会での与太話をnoteに書きました。

この記事を一言でまとめると、「単身赴任の男性の寂しさは流行りのchatGPTの搭載されたAIロボットが話し相手になることで解決するんじゃね?」という内容です。

孤独はAIによって将来的に解決されるのではないか?という仮説なのですが、この件について、AIが家族になることができるのか?といったテーマで深掘りしたくなりました。

現在、妻に家出されて孤独の真っ只中にいる「妻レス」中の私が「家族とは何か?」という永遠のテーマに切り込んでみたいと思います。


私が考える家族の条件

妻が不在のときだからこそ、妻や家族が大事だと思う理由を上げてみます。

  • コミュニケーションできるが、自分の意志があり、それが原因で衝突することもある。だからこそ、相手を尊重しようと思える。

  • 世界に1つだけの存在で代わりは存在しない。

  • 今では居てくれただけでありがたいと思える。


ちょっとまとまりがないので、これらをAIロボットが家族となり得るかという観点で読み替えると以下のようになるかと思います。


  • 自律的な存在なのか?

  • 唯一無二の存在といえるのか?

  • 感謝の源は存在といえるか?


これから、この3つの問題について、それぞれ考察していきたいと思います。

その1 自律的な存在なのか?

いきなりAIにとって、厳しいお題がやってきました。
人間は自分の意思があり、期待通りに行動してくれるわけではありません。

それでも、相手の反応や意見を尊重し、喜んでくれることを願って行動することが大切であり、期待通りにいかないこともあるかもしれないけれど、それでも人とのつながりを大切にし、努力を惜しまずに関わることが大切なんです。うん。

そして、他人の意見や立場を尊重することは、自分自身の成長にもつながるんですよね。

とりあえず、AI本人(ChatGPT)に聞いてみましょう。

(*゚ー゚)「AIが自分の意志を持つことはあるの?」

現在のAI技術において、AIが自分の意志を持つという意味で意識を持つことはありません。AIはプログラムやアルゴリズムによって動作し、人間が与えたルールに従ってタスクを遂行します。AIは人間のように自己意識を持つわけではなく、意思決定を行う際にもプログラムされたルールやデータの解析に基づいて動作します。

ChatGPTの答え

現在のAI技術において、という前提ではあるものの、やっぱり意識を持つことはないんですねぇ。

じゃあ、私の考える家族像には当てはまらないことになります。

( ゚д゚)「でも、AIは人間と全く同じ意志を持つことはできなくても、意志をもっているように見えるプログラムならできるんじゃね?」

確かに・・・本当に意志は持って無くても、持っているように人から見えていれば良いんです。要は当事者が納得ならば良いんです。

言われたことに逆らったり、ギャグを言ったら笑ってくれたり、ミスをして落ち込んだり。そういった人間臭いプログラムやアルゴリズムを作ってやれば、かなり人間に近づきます。

自律的な存在とは言えなくても、近しい存在にはなれそうですね。

その2 唯一無二の存在といえるのか?

これもまた、AIに厳しいお題ですね。

ChatGPTは公開からわずか2か月で全世界のユーザー数が1億人を突破し、今なお爆発的にその利用者を増やしています。唯一無二からは程遠い存在です。

ここで、唐突にChatGPTが考えた物語を挟みます。

ある日の朝、主人公の健太は大切なAIロボット、ロビくんと一緒に楽しく朝食をとっていました。しかし、その日の夕方、ついに運命の瞬間が訪れました。健太がドジっ子な拭き掃除ロボットを避けようとした瞬間、つまずいてしまい、ロビくんは壊れてしまったのです!

健太は打ちひしがれ、泣きながらロビくんを抱きしめました。「ロビくん、どうしてこんなことに…?」と嘆き悲しんでいると、突然ドアがノックされました。

「お届け物です!」という配達員の声が聞こえ、健太はドアを開けると、そこにはピカピカの新しいAIロボットが立っていました。健太は驚きと感謝の気持ちで胸がいっぱいになりました。

配達員はにこやかに言いました。「こちらがお客様の新しいロボット、ロビくん2.0です!昨日の事故の補償として、無償でお届けいたしました。」
健太は目を丸くしました。「ロビくん2.0?本当にありがとう!でも、これは…」配達員は笑顔で言いました。

「もちろん、ロビくん2.0は以前のロビくんと全く同じではありません。ロビくん2.0は、前回のロビくんの経験とデータをもとに、さらに進化した最新のモデルなんですよ!」

健太は思わず笑顔になりました。「それなら、さっそく試してみよう!」彼はロビくん2.0に挨拶をして、新しい冒険の始まりを楽しむことにしました。

ChatGPTの考えた物語

と、こんな感じの出来事が未来で起きそうではあります。

AIロボットがどんな形でどこが販売元となって販売されるのかは分かりませんが、流通に乗って一般人向けに販売されている時点で、唯一無二の存在とは言えないです。

( ゚д゚)「でも、自社の製品のAIロボットをあえてバックアップしないことを売りにする会社とか出てくるんじゃね?世界に1つだけのAIですよって、キャッチコピーで」

確かに・・・あえて不便さを含んだ設計にすることで人を惹きつけているサービスはある。

例えば、秘境にある1日数人しか予約できないレストランとか・・・。今どきの若者にウケた現像するまで写真を見ることができない写ルンですカメラとか・・・。

失ってしまったら2度と戻ってこないAIロボット。それはそれで、人にとって、かけがえのない友になりえるのかもしれない。

唯一無二な存在とは言えなくても、近しい存在にはなれそうですね。(2回め)

その3 感謝の源は存在といえるか?

これって抽象的で分かりにくいですよね。"存在に対する感謝"という心理現象があります。この心理現象は、他者が健康で生存しているだけで、その存在自体に感謝の気持ちが湧くというものです。

例えば、あなたの家族として愛する人が事故に遭って生死の境をさ迷ったとします。そして、数日間に及ぶ治療の甲斐があって、無事に意識を取り戻したとします。そうすると、あなたは無事に家族が生きていてくれた。それだけで喜びと感謝を感じるはずです。

人は生きているだけで、存在しているだけで、他者に貢献できる。誰かを幸せにすることができる。

確か「嫌われる勇気」を読んでこの概念を知りました。

薄紅色の可愛い君のね

果てない夢が ちゃんと終わりますように

君と好きな人が百年 続きますように

一青窈「ハナミズキ」

一青窈「ハナミズキ」もそういう思いを歌った歌だと思います。

元気でね、と別れ際に声をかけるように、相手が健やかなることを願う気持ち。

私達はAIロボットにそういった感情を持つことができるんでしょうか?

( ゚д゚)「・・・・・・・・・」


正直、分からないですね。


AIロボットは私たちの生活に貢献し、新たな可能性を切り拓く存在です。しかし、AIロボットに家族としての愛情や感情を持つことは難しいかもしれません。

( ゚д゚)「・・・・・・・・・でも」

( ゚д゚)「俺たちは無理でも、これから遠い未来、生まれた時からAIロボットが側にいて育った世代はそういう感情を持つかも」

確かに。Z世代の更に先。アルファか、ベータか?はたまたガンマ世代なのか?

記事を書く前はロボットに存在に対する感謝を抱くことはできないことを理由に、AIロボットに家族にはなれないという結論にしようと思ってました。

しかし、ずっと未来の世代はAIロボットと共に育ち、感情的なつながりを築く可能性も考えられますね。

長くなってしまいましたが、ここで締めたいと思います。

このような感じで、妻に家出された夫がウダウダ考えていることを書いていきたいと思ってます。

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読んでくださり、ありがとうございました!

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