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北海道夏フェス参戦のすゝめ

全国各地の夏フェスの情報が続々と出ている。
道民の私は今年は北海道の大規模な夏フェス2つの両方に通しで行きたい。ライジングは6年ぶりに出るback numberを崇めるために地元民ながら初めて行こうと思ってる。札幌ドームを埋めるバンドが来るもんだから倍率高くなるだろうなーと冷や冷やしっぱなし。
今日の日割り発表で彼らの後輩バンドマイヘアとは別日になることがわかった。こちらは好きになって6年でやっと生で見れるチャンス。当たりますように。Vaundy、yama、エレカシ、ホルモン、10-FEET、SHISHAMOなど今年のメンツは特に強い。

ジョインは既に通し券を購入している。大学の頃はコロナで中止になった20年以外3年連続で行った大好きなフェス。本命はsumika、フレデリック、indigo la End、新しい学校のリーダーズです。今年は手越と渋谷すばるという2日間の両日で元ジャニーズが見られるという豪華なラインナップとなっている。フェスはアーティストの出演キャンセルでは払い戻しはされない。ので万が一本命が出られなくなったとしても他のバンドも楽しむくらいの気持ちで行くことをおすすめします。お金返ってくるのは台風とかでその日まるごと中止になった時だけなのでフェス初心者の方はご注意下さい。

道内の人はもちろんライジングは東京大阪発航空券、ホテル、チケット付きツアーもあるので、どっちのフェスも道外の人もたくさん来てほしい。北海道夏フェスのここがいいって話をしてきます。
アクセスが便利な駅周辺のおすすめホテル、
北海道の気候に合わせた持ち物もまとめました。


面積が小さくて移動しやすい


ジョインはメインステージから室内ステージ間を行き来したのが個人的には一番距離のある移動だったけど、それでも体感的には片道15分だった。ライジングは端から端まで歩けば目安は25~30分と公式サイトに載ってるけど、メインのSUN STAGE付近にレジャーシートを張ればどこへ行こうにも5~20分で着く。この感覚がずっと当たり前だと思って体に染み付いてた。

この前初めてフェス遠征で30日だけ宮城のアラバキに行ってきた。見たいバンドは会場の端と端にあるメインの陸奥(みちのく)ステージとその次に大きな磐越(ばんえつ)ステージに固まっていた。この2つの間は片道30分。昼ごはんを食べるのとエレカシ目当てで磐越から陸奥までその道を歩き、更に戻って1往復した。
足が終わった。内地のフェス広すぎ。
エレカシは足を痛くしてでも聴きにいく価値があった。往年の名曲悲しみの果て、俺たちの明日、「わたくしは珍奇男、お金を投げて下さい」と攻めた曲も聴けてこれがエレカシワールドかと見せつけられた。
戻ってきてからマカえんはレジャーシートの上で半分気絶状態で聴いていた。
さらに最後に奥田民生ボーカル、フジファブリックがバックバンドにゲストを招いて歌うコラボステージを見るためにまた30分歩き、終わって磐越側のシャトルバス乗り場までは45分かかった。ディズニーランド行った時より歩いた。この日が今年一番疲れた日になるだろう。絶対に。
それでもアラバキは本当にいいフェスだった。エネルギー使い果たしてでも来てよかった。来年もまた行きたい。
初めて本州のフェスに行ったこの日は北海道がコンパクトに作られていることを知った。


北海道民は助け合いの精神が強くて優しい


個人的には目立ったマナー違反とかを見聞きすることはなく、むしろみんなで協力して安心して楽しめるようにできたということがかなり多い。
本当に落ち着いてる。これは心から言える。
初めて行ったジョインではKANA-BOONで高校生くらいの女の子が自分たちよりも身長の低い小学生に最前列を譲っていた。
ライブ以外で一生忘れられないものを見た。今年のビバラロックでもKANA-BOON→BE:FIRSTという順番のときに「KANA-BOON見たら出ます」と言ったら最前を譲ってくれたという話を聞いた。思いやり大事だね。

そして私も人の暖かさに助けられた。19年のジョインでトリのサカナクションまで見ていたら、岩見沢駅行のシャトルバスの列がなかなか進まず駅に着いた頃には終電を逃してしまった。
さらにモバイルバッテリーを持ってきていたのに容量が小さいもので携帯の充電もなくなっていた。JR函館本線沿いに住んでいた祖父の家に泊めてもらっていて、もしもの時用にとタクシー券ももらっていた。(おじいちゃんありがとう!)駅についたら公衆電話を使って祖父に状況を説明して、券に書いてあるタクシー会社に電話をしようと思っていた。
だけどどこにも公衆電話が見当たらない。駅員に聞くと「あ、うち置いてないんです」。
嘘でしょ!?と思って「携帯の充電なくてタクシーも呼べなくて困ってます(;_;)」と助けを求めるも、「お力になれず申し訳ございません、、」と言われて去ってしまった。

オワタ\(^o^)/

錦鯉長谷川の「こーんにーちはー!」ばりのデカさで「どうしよう!!!」と声が出た。
後ろに座っていたお姉さんが「私のでよければ使いますか?」と声をかけてくれた。
通話料かかるのにこれは本当に助かった。おかげで心配させていた祖父とも連絡がつき、タクシーを呼んで無事に帰ることができた。

本当にありがとうございました。次からはモバイルバッテリーも大きいの持っていこう。
運営には最後まで見たい人が自腹でタクシーを使って帰ることが無いようにタイムテーブルの時間を改めてほしいと要望メールを送った。22年のジョインではトリのバンドがその時より早く終わるようになっていたのでご安心ください。


そういえば同じ年の19年に細美武士率いるMONOEYESのワンマンで痴漢が出てしまった。でも逮捕された。Zepp Sapporoでダイバーゴロゴロいるタイプのライブだから特定も難しいのに、周りの頑張りで捕まえることができる証明になった。
痴漢はだめ、絶対。これをきっかけに撲滅できますように。


それでは、おすすめホテルと持ち物編です。

ジョインおすすめホテル


ジョインは地下鉄大通とバスセンター前(東西線)の中間にある地下通路直通のバスセンターから会場までのバスツアーがあるので、そこに近い好アクセスホテルはこちらです。↓


東急ステイ札幌

※東急ステイ札幌大通ではないので注意!


ホテルWBF札幌中央


ビスポークホテル札幌

遠征先ではバス乗り場からは近いほうが絶対に便利なのでアクセス重視で調べてピックアップしました。


ライジングおすすめホテル

ライジングは地下鉄南北線麻生駅からシャトルバスが出ている。札幌駅からは地下鉄で12分、大通からは14分。少しでも近いほうがいいので札幌駅周辺のホテルを。

JRイン札幌


ホテル京阪札幌

※上2つのホテルは公式サイト、じゃらんの予約数が残り3~1部屋になってました!

JRホテルメッツ

↑ここは実際に泊まったことがあって、お手頃料金なのに2019年にできた新しくて綺麗なホテルです。

センチュリーロイヤルホテル

↑ここも泊まったことがある。来年5/31の朝食とチェックアウトで閉館が決定している。他よりお値段は張るけど朝食が最高に美味しい。食べられるチャンスは残り少ないです。

世界レベルのバイキング、また食べたい、、


おすすめ持ち物

寒い北海道といえど普通に夏は暑いので熱中症対策がいるのは全国共通。私は今年ここらへんしっかりして行こうと思います。

手持ちより両手が空くタイプのハンズフリー扇風機が良さそう

叩くだけで冷えるやつ

塩分チャージは定番ですね

ライブの時はスポドリ。現地で買うと高いのでドラッグストアやスーパーで事前に買っときましょう。利尿作用のあるお茶を直前に飲んだ私はback numberのドームライブで前半ずっとムズムズしてました。

次は服装のお話。暑いけど、脚は出さないほうが良いです。虫に刺されるので。虫除け、刺されてしまった時の薬も持ってきましょう。
野外イベントは汚れるので、汚れてもいいものや目立たないものを。

新調するフェス服の候補➀。短パンにアウトドア用タイツとかも定番だよね。

候補②。レース通気性良さそう◎


夜は長袖がないと肌寒い10度くらいまで気温が下がる。寒暖差があります。カーディガン、パーカー、ウインドブレーカー、なんでもいいので羽織物は必須。19年のジョインで夜まで半袖短パンで過ごしてたら風邪ひきました。

そして雨対策!!傘禁止の会場ではレインコート必須だけど、100均のレインコートは一日中過ごすには不向き。袖から雨が入ってくるらしいです。ケチらずにしっかりしたレインポンチョや上下分かれたレインウェアを買ったほうが絶対いい。下の服を撥水性あるやつにするのもいいかも。


私が愛用してるのはKiUのレインポンチョ。柄がおしゃれ&リュックを背負った上から着られるので荷物も守れる。ZOZOTOWNでも取扱いあります。


大雨で田植えフェスになったらロングブーツは必須。軽量&折り畳みが持ち運びに便利。
晴れの日の靴は軽いスニーカー、厚底の夏用ブーツなど。

防水スマホケースもあるとスマホが濡れません。プールでも使えます。


夏フェスにはあまり必要ないかもだけど、10℃&夜&雨が降ると手が冷たくなるので手袋は春フェスで役立つよ。


最後にフェスの定番グッズを紹介します。

縁を立てられて砂や草が入りにくいColemanのレジャーシートを使ってます。

いい加減リストバンド焼け対策しないと、、

暗くなったら扇風機をこれに変えて、明かりがほしいときもハンズフリーに。


今年の夏はコロナで声が出せなかったぶん思いっきり歌って、でも思いやりとマナーを忘れずに、フェスを楽しもう。


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