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夫としてのあり方や価値観が今まさに変わり始めている!

夫婦のためのコーチング屋さんを営む、灯し屋のりんぺいです。

夫婦のキャリアについて理解をもち、夫が「働き方を改善する」ために転職をする傾向が増えてきたという記事を読みました。

妻ではなく、夫が職業を変える選択をする事例が増えてきています。いつも何かを犠牲にするのは女性だった社会が、少しずつですが変化しているのを感じます

男性の中にも、会社に全てを捧げるのではなく、プライベートを充実させたいという価値観を持つ人は確実に増えている。不透明な経済状況の中、男性ばかりが家計を背負うことに居心地の悪さを感じる人もいるだろう。

記事より本文引用

この潮流は僕も肌で感じますし、今まさに男性のあり方や価値観が変わり始めたタイミングにいるような気がしています。


妻のキャリアに向けて夫が職を変えた事例

これは我が家にも当てはまる話です。これまで僕の記事を読んでくださっている方はご存知かもしれませんが、僕たち夫婦も比較的キャリア形成を重視しており、特に僕は夫として妻のキャリア形成をすごく応援しているつもりです。

僕自身はスタートアップ等での激務を経て、2023年に夫婦向けコーチング事業で創業をしました。その目的として、もちろん夫婦というテーマ・社会課題に取り組みたいという想いが前提ですが、自身の欲求として「時間的な柔軟さ」「働き方の変化」があったのことも事実です。

もし将来子どもを持つことを選択・実現したときのことも考え、妻のキャリアと子どもとの時間を死守するためにも「自分で働き方を選択できる土台を今から作るべきだ」と思い至りました。起業という選択が正しかったのかどうかは、答えが出るまでまだ時間がかかるでしょうけどね。

どんな選択肢を選ぶかは別にして、家族のために働き方を変えたい理由から決断・実行をする20-30代は今後も増えていくんじゃないかと感じます。その潮流こそが、社会を変える力になっていくと思うのです。


男性の変化をどう受容し、サポートしていくか

別の記事でも以前に書きましたが、そんな男性のあり方・価値観の変化に対して企業がどう応援・対応できるか。それによって、今後の企業の人材採用力が変わっていくように思います。

特に、「男性がどうキャリアとライフの両立を実現するか」という新たな問いに対しては、まだまだ答えもなければ制度も十分には整っていません。これから男女がともに活躍していくためには、実は「男性の変化をどうサポートしていくか」が大切なんじゃないかというのが僕自身の持論です。

これが一例ですが、僕の友人は子どもが生まれるのに際してリモートワークの会社に勤務をし、育休を取得し、育児に励もうと頑張りました。会社としては働きやすい環境だったと思います。しかし、自分の中でうまく仕事と育児のバランスをとることができずうつ病となり、最終的には休職・退職をしてしまいました。

転職したばかりで仕事にも慣れていなかったこと、育児もなかなか思うようにいかなかったことが要因だそうです。でも、男性ってそういう苦しみを吐き出すことって結構苦手だったりするんじゃないでしょうか。周りに同じような経験をした人がいないと、なおのこと苦しい。


子どもが生まれた後のメンタルリスクは夫婦ともに同水準

以前話題にもなりましたが、子どもが生まれた後にうつ病が発症するリスクは母親10.8%、父親11%とほぼ同水準にあります。男女ともに同等のメンタルリスクがあると言えます。

特に「仕事も育児も頑張ろう」という真面目な方であればあるほど、追い詰められてしまう傾向があるようです。せっかく「頑張ろう」と思っていたのに、うまくいかなくて心が折れてしまうのは本当に悲しい。

今後、男性の家事・育児が少しずつ当たり前となっていく中で、きっとこういった問題も増えていくでしょう。どうしたらもっと夫側が家庭に参画しやすくなるのか、僕も夫婦支援の当事者として引き続き考えていきたいと思います。



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