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なぜその道を辿ってしまったのか。

9月1日の、関東大震災から100年の関連の報道で「朝鮮人虐殺」の詳細を知り、久しぶりにナチ・ドイツの書籍を読みたくなった。
ヒトラーが首相に就いたのが1933年だから、ちょうど90年前。そこから十数年間で加速したナチ・ドイツによる、僕の祖父の時代に行われていた信じられない、人間の仕業とは思えないような悪行の数々。
景気不透明への不安や暮らしを良くしたい市民が、民族純化を旗印とした民主的に選ばれたカリスマの政策を支持した。
その行く末に起きた「ホロコースト」。数百万の人が国家によって殺害された。
どんな酷いことがあったかより、ドイツはなぜその道を辿ってしまったのか。

インターネット以前の時代とはいえ、交通も通信も整備された近代国家でなぜ?

最近、某芸能事務所のニュースで「忖度」というワードを多く見かけ、自分のビジネス領域にも散らかっている「忖度」を思った。

不感症の行く末は恐ろしい。

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