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【書評】『知の体力』〜自分なりの正解を探す体力〜

こんにちは!友為です。
今回は「【書評】『知の体力』〜自分なりの正解を探す体力〜」というテーマで『知の体力』をご紹介します。

京都大学教授の永田教授が大学生に向けて書いた人生で生き残る上でのアドバイスのような本です。

私も大学生のときにこのような本に出会いたかったなぁとつくづく思いました。そういう風に思うくらい、今後社会で生き抜く上で、充実した人生を歩む上で重要なことが書かれています。

 重要なのは、正解がある、大人が答えを教えてくれるという前提を取っ払って、自分で問い、考え続けなければならないということです。なぜなら、今後の社会はメチャメチャ複雑な因果関係が絡んだ課題を解決していかなければ、会社は利益を上げることが難しいらです。

正解がなくても、自分なりの正解を見つけ出す体力を「知の体力」とこの本では呼んでいます。

この本を読んで思ったのは、人生を充実させている人は自分なりの正解を見つけ出そうとしている人なのでは?と思いました。例えば、自分の努力が報われて、暮らしが豊かになると保証されていなくても、自分の中にある正解に向けて努力し続ける人が人生を充実させるのではと思います。

結果に結びつくか分からない不確実性に耐えながらも、継続すると、後から振り返って、それをやっていない人生は想像できなくなります。

私はその代表が読書だと思ってます。

私は読書を10年以上、読んだ本をアウトプットすることを3年以上継続してきました。その中で何の本が、何のアウトプットが結果に結びついたかは正直分かりません。ただ結果として人生は充実しています。ホントに自分が読書をしていない人生をどのように捉えているのか全く想像が付かないのです。

これが不確実性の中に、自分の人生に正解を見つけ出した行動だなと自負しています。

不確実性の中に自分で考えて、正解を見つけ出す行動。自分の意思を大切に、今後も歩んで行きたいと考えていこうと思います。


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