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発酵あんことおやつ



間借りカフェの記事を
たくさんご覧いただいて、スキもくださって、
どうもありがとうございました。

なんか個人的に珍しく頑張ったことなので、応援していただいたみたいな気持ちになって、
嬉しかったです。。。ありがとうございました。

私、みなさんの記事もじっくり読ませていただいてるので
ちょっと時間かかっちゃうのですが
ぽつぽつ 読みに伺いたいなと思います。




さてさて。

新しい職場で働き始めて、2週間が過ぎました。

一瞬 焼き菓子屋さんでのお仕事を挟んでみて気づいたんだけど、
やっぱり 同じ方向を向いているというか、
利用者さんだったり地域の人だったり、「誰かのため」という同じ目的をもっているというか。

”福祉”という現場で働いている人たちは
少なからず似ている波長をもってる気がして、
長いことそういう業種で働いてきた私にとっては、やっぱり居心地いいなと感じています。

とてもびっくりしているのですが、
そのおかげもあってか というかもはや100%そのおかげなのか
朝家を出たとき 空を見上げて「今日は天気が良いなあ」とか
毎朝決まった時間に キッチンの窓から差し込む朝日が
友達のくれた犬の置き物(って言ったらなんか独特な感じするけどとても可愛くて気に入ってる)に当たる様子がとっても綺麗なことに気づいたりとか

空を見ることができて、
おひさまを感じることができて、
空気を吸うことができてるんです。

っていうか 今までできてなかったんかい ってびっくりしました。


前の仕事は 接客も楽しくて 美味しいお菓子に囲まれて 楽しかったけど、
常にではないけどピリつく場面がよくあったり
相手を思いやることが抜け落ちた言葉が聞こえてきたりしていて
どうやら自分には合っていなかったみたいです。

そういうのに耐えて 自分でやりがいを見つけて頑張ってる人だっていっぱいいるんだろうけどね。
ぬるま湯に浸かりがちな私にはきつかったみたいです。

”環境も自分で選ぶ” とはこういうことなのか…なんて思っています。


そんな傍ら
なにせありがたいことに主人の扶養に入れてもらって
14:30までの仕事をしているもんですから(実際結構残業あるけど笑)
ほそぼそと好きなお菓子やパンを作ることも続けられていて
そんなこんなでますます心の調子が良いです。

去年、noteで 青柳ゆき さんが紹介されていた記事を見てから

ずっとやってみたかった 発酵あんことあんこを使ったおやつを色々作ってみたので
記事にします。

作りたかったけれど初めてのものになかなか手を出せない私は長いこと後回しにしていたのですが、
重い腰を上げるきっかけをくれたのは他でもないむすめでした。

いつものようにむすめとスーパーへ買い物に行ったとき。
ほんとはいけないんですけど どれを買おうか迷っていてむすめから少し目を離していたら、
彼女が手に持っていたのは小豆の袋。

取り上げるとギャン泣きになるので
「仲間のところに戻そうね」って声をかけたとき、
むすめが手を滑らせて小豆の袋が落下。

小豆飛び出す。

これは家で改めて撮った写真
北海道産あずき 500円。。。


日々節約主婦にとっては痛いけど、
あんこ作ろうと思ってたしいっか。。。と立て直して。(すぐには立ち直れませんでしたが)

そして袋に穴が空いているので早く作らなきゃ。


ということで 
榎本美沙さん『からだが喜ぶ発酵あんことおやつ』を買ってみました。



発酵あんこは、お砂糖なし。
材料は、あずきと米麹(茹で汁を多めに入れることで、スーパーでも手に入りやすい乾燥麹でも作れるそうです)と、少しのお塩のみ。



あんこ作りははじめて。
終始こんなかんじでいいのかな、、でしたが。

蒸らしてあずきふっくら
60℃まで冷まして保温する


ちょい汚れな写真ですみません(笑)

保温機能があれば
炊飯器でなくても作れるとあったので、
私は電気圧力鍋で作ってみました。

保温し、麹の発酵を待つこと10時間。



できあがりー!


炊飯器に比べると口が大きいからか?
レシピ本の写真と比べると少し乾燥気味だったかもしれません。


甘酒のような香りがして、
やさしい甘さで、
ついついパクパク食べちゃいました。


何グラムできたんだろう。
とにかくたくさんできたので、
この発酵あんこを使っていろいろなお菓子を作ってみました。



まずは、
お正月でお餅をたくさんいただいていたので、
翌朝に発酵あんこと甘酒のぜんざいを。

言わずもがな 甘酒との相性はばつぐん。

前の晩に出来立てのあんこをたくさんつまみ食いしてしまったので、
あんこ少なめです(笑)

岡山に帰ったときにいただいたお餅も餅米を感じて美味しくて。
贅沢な朝ごはんでしたー。



こちらはレシピ本からではないのですが
ちょうどパンのレッスンが予約できたので、
あんぱんを教えてもらって。

発酵あんこのあんぱん

美味しそう、、、また作りたい
焼きたての匂いをかぎつけてキッチンへ来たむすめが
右手を添えてくれました。

もちろんむすめは あんぱんひとつかっさらって行き、
ぱくっとひとくち、「おいしー!」とほっぺに手を当てていました。


発酵あんこだと、
なんだろう、物足りないって意味じゃなく
さっぱりとあんぱんを食べることができました。

焼きたて美味しかった。。



そして、
以前カフェで食べたことがあり気になっていた
あんこチーズケーキ

母だけこっそり 朝ごはんにチーズケーキ
樋口たつの さんのイラストのおさら、かわいい。

カフェで食べたのはあんこが結構甘かって。
おぉ、、、となったので
発酵あんこだとどうだろう?と思い

なんとレシピ本にも載っていたので作ってみました。

あんこ入りの生地が焼ける匂いが、
とっても美味しそうないい香りなんです。

ちょっとボトムが分厚すぎた感はあったけど、
甘さ控えめなあんこと
懐かしい感じのチーズケーキがよく合って
美味しかった〜〜。



つぎは、

Instagramとかって、
いいねしたものに関連して記事が流れてくると思うんですけど、
最近スコーンのレシピを目にすることが多くなって、
作りたくなったので

あんこスコーン

これもあっという間に食べ進め
写真撮ろうと思ったときには 残りみっつ。


またもや、あんこの入った生地が焼ける香りが、
もうなんともいえず。香ばしいです。


全粒粉入りのザクザクスコーンのレシピでした。
これも素朴な甘さ加減で
小麦の香ばしさが感じられて
オイルなので重たくなくて、

朝ごはんに、仕事後のおやつに
ぱくぱく食べちゃいました。

スコーンは菊型で抜くのにはまっています




さいごは、
あんこバナナケーキ

バナナブレッドってかんじ

パウンドケーキをつくるのに、
いつもオーブンの途中に取り出して切り込みを入れる行為が
勇気がなくてできなくて(オーブンの温度下がるから)。

それだからいっつもあんなはじっこや
こんな場所に割れ目ができるんだけど、
まぁこれも焼きっぱなしっぽくて田舎風で良いじゃん?ってことにしてる。

だけど次こそは切り込みを入れて
ど真ん中で堂々と割れているパウンドケーキを
こさえてみたいなって
毎回思ってる。
いつかね。


例に漏れずななめうえにふきだしみたいなちょちょんっと割れ目ができたあんこバナナケーキでしたが
焼く直前に思いつきでシナモンを足してみて

あんこ✖️バナナ✖️シナモン 
美味しかったです。

あんことバナナでほっこり甘いケーキに
シナモンのスパイス風味がよく合いました。

切り分けては電子レンジで少しあたためて、
カフェオレと一緒にいただきました。




榎本美沙さん『からだが喜ぶ発酵あんことおやつ』
にはまだまだ色んなレシピがあって、

あんこの他にも発酵食品ということで
甘酒やみりん、ヨーグルト、酒粕を使ったお菓子や飲み物も掲載されていました。

最近はお砂糖の代わりに甘酒で甘味を付けているレシピも見るようになったし、

酒粕も気になる…どんな味になるんだろう。

眺めているだけでも楽しい一冊でした。
作ってみてより楽しい。

お通じは産まれたときから良かったむすめが
最近便秘することが増えて、
おやつにも発酵食品が摂れたら安心です。

榎本美沙さんはYouTubeでもレシピをご紹介されているので、
レシピ本と合わせるとものすごい量の発酵のお料理やお菓子があって、
これは沼ですね…。


はっ また長くなってしまった。
ここまで読んでくださった方、
大切な時間を割いていただきありがとうございます。

発酵あんこ、保温するだけでとっても簡単だったので
良かったら作ってみてください。
おやつの罪悪感も、少し減ります(笑)


青柳ゆき さんご紹介ありがとうございました。

本に載ってた甘酒チャイ

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