見出し画像

選手の特徴と課題を見える化!「スタッツ記録シート」

 皆さん、こんにちは!今回はミニバス指導者必見の試合振り返りツール、「スタッツ記録シート」を紹介します!
 チームのメンバーの特徴や、チームの課題を洗い出し、練習メニューの組み立てに活かせるよう考えたスタッツ記録シートです。


チームのメンバーの頑張りをちゃんと評価してあげたい!

 スタッツ記録シートは、その名の通りスタッツを記録するためのシートです。
 私は今は保護者コーチとしてチーフコーチのアシスタントをしていますが、帯同審判員とスコアラーも務めています。
 練習試合や公式戦ではいつもスコアを付けてるのですが、スコアだけでは得点を取った選手の結果しか見えず、リバウンドやディフェンスを頑張っている子の頑張りを現すことができません。

試合のビデオを見直しても、見てるときは良いところや悪いところがわかるのですが、それを記録したり数値化するためのツールがありませんでした。
スタッツを記録できるアプリなどもありますが、いまいちしっくりくるものを見つけられえず、それなら自分で作ってしまえということで完成したのが今回紹介するスタッツ記録シートです。

簡単入力で試合のスタッツが一覧できる!

 このスタッツ記録シートに記録できるスタッツは
ミニバス用に以下ものをチョイスしました。

・出場時間
・シュート成功・失敗(ゴール下、レイアップ、ミドル、フリースロー)
・得点
・リバウンド(オフェンス・ディフェンス)
・スティール
・ブロックショット
・ルーズボール
・ファウル
・トラベリング
・パスミス
・キャッチミス
・ドリブルミス
・タイムバイオレーション

 このうち・得点・リバウンド・スティール・ブロックショット・ルーズボールはプラスのスタッツ、・ファウル・トラベリング・パスミス・キャッチミス・ドリブルミス・タイムバイオレーションはマイナスのスタッツとして、それらを合計して貢献度ポイントとし、さらに出場時間で割ったものを貢献度として、各選手のその試合での頑張りを総合的に評価できるようにしました。

 また、シュート率もシュート種別毎に自動計算で表示できるようにしており、各選手の得意なシュートや苦手なシュートを数値化できます。

 なお、アシストはスタッツから除いており、シュートミスは貢献度ポイントには考慮していません。アシストは記録が大変なのと、プラスに計算するとシュートを決めなくてもプラスに加算されるようになり、またシュート失敗でマイナスされると、ますますシュートを怖がってしまうようになってしまうからです。

実際のスタッツ記録シートはこちら!

 実際のスタッツ記録シートはどのようなものかというと、下図のようなものです。

スタッツ記録シートformat
プラスポイント
マイナスポイント・貢献度
シュート成功率
チームスタッツ

 シートはエクセルで作成しており各項目に数値を入力すると合計欄等は自動で計算されます。また、数値が入力されたセルは色がついて見やすくなるように条件付き書式を設定しています。

 スタッツは自チームのみならず相手チームの合計数も記録できるようになっており、攻撃回数や成功回数、成功率得点効率も計算できます。
 試合のたびにこのスタッツ記録シートを付けていくと、各選手やチーム全体としての強みや弱みをと見える化することができ、他の指導者や選手達とも課題を共有するのに役立つこと間違いなしです!

「スタッツ記録シート」のダウンロードはこちら!

 今回は、このスタッツ記録シートPDF版を無料でダウンロード配布いたします。実際に使ってみて、エクセルデータを活用したいと思っていただけた方は、下記の有料エリアよりダウンロードしてください。私のチームの先輩コーチからも「これは有料級だ!」とお墨付きをいだてけましたので、自信をもってご紹介いたします!

それでは、今後もまたいろいろと有用なツールを紹介していきたいと思っていますので、次回の更新を楽しみにお待ち下さい!

ここから先は

0字 / 1ファイル

¥ 300

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?