見出し画像

自問自答の船出

まえがき

前回、あきやあさみさんの著書と、自問自答ファッションというメソッドに出会った衝撃について書きました。

今日は、私の自問自答について書きます。

私の自己紹介は、すでにこちらがあるのですが、

改めて、自問自答ファッションの観点で、自己紹介から書いてみます。

外見の特徴

小柄。童顔。
言われたことのない「大人っぽい」という言葉に憧れたまま、実年齢はもう完全に大人になった。

好きなファッション

カジュアルでガーリーなテイスト。
そういうのが似合う(自分でも思うし、周りの人にも言われる)し、逆にそういうの以外は似合わない(服に着られている感が凄くて見ていられない)。
ガーリーの純度を高くしすぎる(レースとか小花模様とかピンクとか)と、内面との断絶があるので、どこかしらに「おもしろテイスト」を入れるのが好き。個性的な柄とか、変わったデザインのアクセサリーとか。

イメコンとか診断とか

●パーソナルカラー:サマー(高明度、高彩度、清色が似合う)
●骨格診断:ストレート+ウェーブ
●顔診断:キュート
●パーソナルデザイン:「本家」と呼ばれる8タイプの診断ではキュート(キュートガーリッシュ)

キーワード

ここからが、自問自答の本題です。
私は自問自答ファッションに出会う前に、ブランディングについて学ぶ中で、自分の好きな言葉、大切にしている言葉をリストアップしたことがありました。
改めてそのリストを見返すと、そこにある言葉の大部分が、趣味であるお茶(茶道)の精神に紐づいたものでした。
いくつか挙げると、「一期一会」「不識」「喫茶去」などです。
コンセプトは「お茶の精神」を表現するものにしよう、と思いました。
「お茶の精神」といっても解釈はいろいろかと思いますが、私は「何よりも大切にもてなすこと」だったり、「研ぎ澄まされた美意識で空間と時間をプロデュースすること」だったり、「この出会い、この瞬間を二度とないものとして命に刻む」ような感覚を、「お茶の精神」と理解しています。

コンセプト

「お茶」以外にコンセプトに盛り込みたいことを考えると、すぐに「旅」が浮かびました。単に、旅行が好き、いろんな場所を旅してみたい、というのもあります。
私はきれいな風景を見るのが好きで、電車に乗っても、飛行機に乗っても、ずーっと窓の外を見ているような人間なのです(飛行機や新幹線で、光が眩しすぎるときは、周りの人に迷惑なので、諦めて内窓(?)を閉めますが)。

どんなにきれいな光景も、長くそこに暮らすと、日常に埋もれてしまって、いつしか当たり前のものになってしまうのかもしれない。
だから、ずっと旅人の目を持って、そこにある煌めきを見ていたい。
そう思った時に、コンセプトが出来上がりました。

「茶籠とともに美しい風景を旅するコラージュ作家」です。
茶籠というのは、和風のピクニックバッグのようなものです。
美しい風景の中で、お茶を点てて、時に自分と向き合い、時に誰かをもてなす。
そして、日常の中で消えてしまいそうな煌めきを掬い上げるようにコラージュにする。

なんて、なんて素敵なんでしょう…!
我ながら、自分にしっくりくる、良いコンセプトができたなっ♪ と思っています。
旅の非日常性や、だからこそ感じる美しさ、愛しさというのは、お茶の精神性(茶室の非日常性、茶席の一期一会)と重なります。

そして、私の好きな言葉リストの最上位に入るのは、こんな言葉なのです。
「旅こそが報い」。
つながった! コンセプト出来た!

そして

というわけで、コンセプトが出来ました。
これだけでも結構満足して、自己肯定感も上がりました。

けれども。
さらに、コンセプトについてのあきやさんの文章を読んで、改めて「あきやさんてすごい!」と畏怖心を抱いたのですが。

”コンセプトは「想像」でいい”んだけど、”「コンセプトに合わせた行動」もしてみましょう”、そして"成果を人に届けてみましょう"というところまで言及されているのですよね。

だから、私は「喫茶去の精神でもてなす」ことと、「コラージュを届ける」ことを実際にやっていきたい、と思ったのです。

けれども、「もてなす」ほうはともかく、「コラージュを届ける」(誰かに開示する、発信する)ことって、私にはすごくハードルが高かったり、億劫に思えたりするのですよね。

それがなぜなのか、という深掘りをしていくのが、私のさらなる自問自答の旅なのだと思います。

そして、このファッションなら「コラージュを届ける」ことができそう、と思えるような、自分の制服を作ることを、まずは私の自問自答の一里塚としたいと思っています。


最後までお読みいただき、ありがとうございます。
「スキ」を押していただくと、お花かお飲み物が出ます〜


この記事が参加している募集

自己紹介

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?