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洗練されたコメディとステージング、コメディエンヌたちの活躍がすばらしい『ガイズ&ドールズ』

洗練されたコメディとステージング、コメディエンヌたちの活躍がすばらしい『ガイズ&ドールズ』

『ガイズ&ドールズ』@帝国劇場行ってきました。

確か以前紫吹淳さんスカイで宝塚バージョン観ているはずですが、画像として目に浮かぶのは、大地真央スカイ、黒木瞳サラ、剣幸ネイサン。これは写真でしか観てないはずなのに、おそらくショーやイベントごとでナンバーも聴いていたからなのか、なんか知ってる気になっていた作品です。

今回は、演出にマイケル・アーデンということで、それだけで期待膨らんでいたのですが、

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原作を知り更に深まる『レ・ミゼラブル』2019.4.18プレビュー観劇記

原作を知り更に深まる『レ・ミゼラブル』2019.4.18プレビュー観劇記

ALL REVIEWSの鹿島茂先生×初代エポニーヌ島田歌穂さんが、レ・ミゼラブルを語り尽くす対談をみてからの、ミュージカル『レ・ミゼラブル』プレビュー公演。

作品の背景やユゴーの出版までのあれこれ、少年がバルジャンにとられた40スーはいくらだったのか、なんてマニアックな話から、何故この作品が100年以上愛され続けるのかについての考察まで、また新たな視点をインプットしてからの観劇は、これまでとはま

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幕間に開いた口が塞がりませんでしたよ「ラブ・ネバー・ダイ」

幕間に開いた口が塞がりませんでしたよ「ラブ・ネバー・ダイ」

今年2本目の舞台は「ラブ・ネバー・ダイ」。あの「オペラ座の怪人」の続編です。舞台はオペラ座の怪人の事件から10年後(1907年らしい)、ニューヨーク。

http://www.lnd2019.com/

5年前の日本初演は絶賛産褥期中により断念。
10年前にBWでオリジナルキャストのCDを入手していたものの、評判のイマイチさに実は未だ封印したまま。少々の怖いもの見たさといよいよ観られるとの期待で、

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2018年観劇懺悔

久しぶりに観劇懺悔など。

11本と、番外編で劇団ぺんぺん。合計12本。
少なすぎるけれど、濃密なチョイスで内容としては満足。

●1月「黒蜥蜴」
江戸川乱歩原作、三島由紀夫の脚本で、デヴィッド・ルヴォー演出と濃くしかならないストプレ。中谷美紀の退廃感が最高。井上芳雄くん観に行ったんですが。久しぶりに戯曲取り寄せて読みました。

●2月「ブロードウェイと銃弾」
今をときめく福田雄一演

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久しぶりに恋してます

久しぶりに恋してます

久しぶりに目からハートがどんどん溢れています♡

先日、今年の観劇初め。ミュージカル『フランケンシュタイン』(日生劇場)でした。

韓国で驚異的な人気とのこの作品、韓国ミュージカルで、ゴシックホラーでって、どんなかなと期待半分怖いもの半分で劇場に向かいました。おそらく『モーツァルト』初演ぶりの中川晃教くんことアッキーが、フランケンシュタイン役とのことで、そちらも久しぶりの再会(?)でドキドキ。

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