「うっちゃん」と名付けてうつと向き合ってみる

数日前にこの記事を読んだ。


べてるの家では、一人ひとりが実に多種多様な「自己病名」をつけている。(ちなみに和加子さんは、「明るい躁うつ病笑い型」とのこと)

名前をつけること。

医師という「専門家」に与えられた診断名ではなく、自分で名前をつけるということ。
それは自分が抱えている「苦労」を、誰かではなく自分自身の手に取り戻して引き受けるということであり、自分を脅かす、得体の知れない存在であった「ビョーキ」を、かけがえのない「隣人」として捉え直す行為だ。

「べてるの家」については大学でちらっと聞いていたが、詳しくは知らなかった。おもしろいな~と思ってこの記事を読んでから、自分に何の名前を付けようと迷っていた。候補はこちら。

うつだからうっちゃん
うつ型エネルギー爆発女子
HPS(Highly Sensitive Person)型うつ病エグゼキューター
自律神経弱めなうつ型エグゼキューター
エネルギッシュ気分障害

「エネルギッシュ気分障害」だけ説明すると、基本アクティブで1日で色んなことこなすんだけど、低気圧、気分障害日内変動、突然リターン(突然うつの症状が戻ってくること)、睡眠不足、自律神経の乱れなどなどでたまにどっとやる気がなくなる。

ちなみに、「突然リターン」という概念を知ったのはこの本。おすすめです。


今日もコルクラボ文化祭、Design Scramble、箕輪さんの東大での講演とか街ではいろいろ面白そうなことやってるのに、昨日の移動の疲れからか身体が動かない。どれか行きたいのに行けない。悔しい。(仕事はお休み取っていて正解だった。)

14時ごろやっと行動開始して、今カフェにいるから、ザ・日内変動。夕方ごろよくなってくる。午前中は電源ボタン押してるのに身体が起動しない感じ。早起きの習慣はついてきたけど、この日中変動がたまにドバっと押し寄せてくる。

「今はうつの症状がひどく出てないからいいか」と思っているけど、ちゃんと向き合っていかないといけないんだ。うつの頃には戻りたくない。またうつになるのが怖い。(うつだった後輩が人前でこの言葉をさらっと1年前言っていて、いいなぁと思っていた。私はこれを言うことさえもこんな時間がかかるし、カフェで一人で泣きそうだーーーー!)だから身体が起動しなくなると「あ~また来たか。」って感じ。月に1回女の子の日が来たキモチと似ているかもしれない。

いつ突然リターンがやってくるから、前もって予定はあまり入れないようにここ2,3週間で気にかけている。ストレングスファインダーで達成欲が3位の私は、突然リターンで、TO DOリストがこなせないだけで自分にイライラするし、人との約束や予定を破ったら自己嫌悪に陥る。

「鳥井さんはよくできるのかできないのか分からない」とゼミの先生に言われたことがある。たぶん自分の資質をうまく使えば、研究が進んだりするのだが、使えないと本当に何かに引っかかったように詰まる。この気持ちを表すのには、stuckって表現が一番しっくりくる。自分の資質をもっとうまく使えるようになりたい。

話は逸れたが、私は自分のうつの症状に(症状が出ていることさえあまり認めたくないけど)、最もシンプルな「うっちゃん」と名付けた。うっちゃんと仲良くするために、自分のキモチをこうやって言語化している。「これから冬だからさ~出てきたくなる気持ちはわかるけど、体調整えて、仲良くしようぜ」と話しかけている。生理にも「せいこ」とか「せいちゃん」とか名前付ければ、上手く向き合えるかな~。

そんなこと思いつつも、今日もこれだけ書けたからいいだろう。他にも書きたいこと沢山あるよ。

#とにっき #日記 #うつ #日内変動





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