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ボートレーサーのお仕事 その②前検日編



この記事では、ボートレーサーの仕事の一部をご紹介します。

ボートレーサーを目指している人や、ボートレーサーに興味がある人の
参考になればと思います。

まだこちらを見ていない方は、先にこちらを見ることをお勧めします↓↓








 


前検日とは?

ボートレースは大体4~6日開催です。

そして、開催日の前日は前日検査日=前検日というものが設けられています。
なので、例えば6日間開催の場合
6日+1日=7日間 レース場でお仕事をすることになります。

では、前検日は選手は何をやっているのでしょうか?



 前検日のお仕事

明日からのレースに向けて準備をする日だと思っていただければと思います。

主に、各種検査です。

  • 選手の持ち物

  • 選手の身体検査

  • ボート&モーターの計測 etc…


持ち込み禁止物品を所持していないか?
選手の体調に異常がないか?
ボートモーターが正常に機能するか・タイム計測で異常がないか?


これらの検査に異常があると、レースに出られません。

選手の身体検査

選手は、公正で安全なレースをするために正常な状態か検査を受けます。
いくつかルールがあります。

例えば、
「酒気を帯びていないこと」
前日にお酒を飲んではいけないというルールはないですが、
大量の飲酒や、明け方まで飲んでいた場合は、まだアルコールが体内に残っている可能性があります。
そのような状態で検査を受けてアルコールが確認された場合は、
前検不合格となり、そのレースには出られません。
その場でお帰りになります。


預かり品&持ち込み禁止品

自分で申告して預かってもらえればOKなものと、
そもそも持ってきてはいけないものとがあります。

通信機器は預かり品です。
スマホやBluetoothイヤホンなどがこれに当てはまります。
申告して預かってもらいます

持ってきてはいけないものの中には、
・酒
・プロペラ

などがあります。



ボート&モーターの検査


抽選をし、割り振られたモーター・プロペラに傷や損傷がないか確認します。

ここで傷が無いと申告し、のちに傷が発見された場合はその選手の責任になります。 場合によっては交換という場合もあり、交換の場合はその選手が自費で弁償しなければいけません。
損傷での交換は選手の判断になります。

そして、タイム計測をします。

※レース場によって微妙に計る距離が変わったりします。

直線を測ります。

選手は、計測タイムを他の選手と比較して、
プロペラ調整の参考にします。



整備時間

前検日は整備もできる時間があります。
とはいっても少ししか時間はありません。
15~20分といったところでしょう。

その時間内にプロペラを叩ききってしまう人もいれば、時間が足りなくて
明日やろとなることも。

おそらく、時間がもっと欲しいと思っている選手が多いはず。



宿舎へ

全ての検査を終えて、帰宿します。
宿舎とは、選手がレース期間中寝泊りする施設のことです。
レース期間中は、宿舎とレース場を往復する毎日です。

前検日に特別やることと言えばベットメイキングです。
すでにやってくれているレース場もあります。



まとめ

ボートレーサーのお仕事 その③へつづく↓↓


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