新人や低勝率選手がまれに優勝する理由【元ボートレーサーの考察】
元ボートレーサーのBOATJUKUです。
ボートレースでは、まれにデビューしたてのド新人や勝率が4点台(クビギリギリ)の低勝率選手が優勝することがあります。
そんなときは高配当になるわけですが、なかなかそういったことは起こらないのが現実です。
では、なぜそんなことが起こるのか?
その理由をご説明します。
1. ボートレースは、若手でもベテランでも1~6枠まで平等に走れるので、勝つチャンスがある
(デビュー期は6枠からという暗黙のルールがありますがこの条件は今回は無視します)
ボートレースは基本的に内枠(インコース)が圧倒的に有利なゲームです。
※1枠=1コース~6枠=6コース
1枠が勝ちやすく6枠が勝ちにくいということになります。
ですので、たとえば同じレースを走るとして
6号艇(6枠)のベテランより1号艇(1枠)のド新人の方が勝ちやすいということになります。
レースでは、基本的に誰でも1~6枠までもらえるので(走れるので)
若手でもベテランでも勝つチャンスがみんな平等にあるということです。
2.エンジンとボートは貸出
オートレースや競輪は自分の所有物でレースに出ますが、
ボートレースは、エンジンもボートも自分持ちではなくレース場で借ります。(抽選方法は、よく町で見かける抽選会で使っているガラガラを引いて決めます)
そのためお金がない新人選手でも不利になるということはありません。
ボートレースで新人でも勝ちやすい理由として、こういった平等な要素があげられます。
3.ボートレースはエンジンがすべて
これが最大の理由と言っていいでしょう。
エンジンには、良いものと悪いものに差があります。
良いエンジンで走ればド新人でもベテランに勝ててしまうことがあり得るのです。
逆に悪いエンジンは整備して良くなることもあれば、どれだけやっても良くならず、全く勝てないエンジンもあります。悪いエンジンを引いたときは、ベテランでも6着しか取れないことがあります。
まとめ
いかがだったでしょうか?
ボートレースは選手が平等に勝負できる条件がそろっているので、新人でも優勝してしまうことがあるということです。
これもボートレースの魅力の一つですね♪
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