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ASD/ADHD合併症は単純な重ね合わせではない(記事紹介) コンサータ服用日記37日目(ストラテラ服用日記1087日目)

日中にツイートしましたが、東京大学のニューロインテリジェンス国際研究機構とカリフォルニア大学バークレー校認知神経学部の共同研究のニュースがあったので紹介します。

私も専門ではないので詳しくは読み解けていないのですが、私のわかる範囲でどんな内容かをお話したいと思います。もし間違いなどあったら、指摘していただけるとありがたいです。

こちらがその発表。

タイトルにあるように、「自閉スペクトラム症(ASD)とADHDの合併症の神経基盤  ASD/ADHD合併症は単純な重ね合わせではない」ということが生物学的に初めて明らかにされたということらしい。

安静時脳活動を測ることで、脳内の基本的な挙動(ダイナミクス)を知って、発達障害・神経発達症の方の特性による脳内の動きの違いを見てみようという研究のようです。
結果として、純粋なADHDの方と、純粋なASDの方と、ASDとADHD合併している方と定型発達者で、脳内の挙動が違うことが示唆され、合併型の方が単にASDとADHDの特性が重なっているわけではないということが示されたということ。

安静時脳活動が過度に安定している(落ち着いている)神経ダイナミクス(この場合でいうとネットワークと言ったほうがいい気がするのですが、資料の中で神経ダイナミクスと読んでいるのでそのまま使います)は純ASDと合併型で同じような挙動が見られた。

逆に純ADHDは安静時脳活動が過度に活発になっている神経ダイナミクスがあることがわかったが、この活発になっている部分は合併型の神経ダイナミクスとは違うことが明らかになった。
この点から、合併型と診断されるような方の症状が純ADHDの方の症状とは神経基盤が違うということがわかった、というお話のようです。

わかりやすく書けたかな?余計に分かりにくくなってたらすみません。あと、誤解があったら指摘いただけるとありがたいです。

ちなみに今日もほとんど副作用は感じませんでした。多分、主作用はいつもと同じ程度あったと思います。家の中が暑くて、それどころじゃなかった感じはあります。
本当に熱中症には気をつけましょう!



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