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【#春の連続投稿チャレンジ vol.2】わたしの受験体験記

こんにちは、とりコレです🐣
また#春の連続投稿チャレンジです!

#春の連続投稿チャレンジ 、今回は「わたしの受験体験記」。
もう何年も経ってしまいましたが、大学受験を振り返ってみたいと思います。

はじまり:進路決め

一応、進学校といわれる高校に通っていたわたし。
とはいえ、公立校でしたし、運動部に入っていたので、そんなに早くから受験勉強をしていたわけではありませんでした。

初めて進路を意識し始めたのが、高校2年生の春休み、3年生になる直前でした。
学校で「志望校について調べてくる」みたいな課題が出て、初めて志望校を探すべく、ネットのまとめサイトを見たのです。

しかしわたしの希望は、ざっくりと

・英語が学べたらいいな〜
・ただのツールとしてじゃなく、言葉として学べたらいいな〜

くらいでした。
昔から、「作詞」というものに憧れていて、あるテレビ番組で(当時まだ純朴だった)Chris Brownが、「音楽活動のために詩を学んでいる」的なことを言っていたのにも多少影響されました。

すると、まとめサイトを見ていたら、「なんとなくいいな」と心惹かれる大学がありました。
そして、なんとほぼ  直感  で第一志望を決めてしまったのです…!

当時のとりコレ、塾というものに通ったことがなく、
両親も放任主義的で特に情報を持っておらず。
偏差値とか、全く考えずに決めてしまったんですよね…!

この少しあとに、実は「第一志望の偏差値が、自分の実力より結構上だった」と気づいて血の気が引き、受験勉強中は「なぜここを選んでしまったんだろう…!」と後悔することもしばしばでした笑

受験期:孤独との戦い

部活を引退した6月以降、とりコレの本格的な受験期が始まりました。
しかし、依然として「塾に行かず嫌い」だったわたくし。

塾って、「自分たちの実績を上げるためだけに、生徒に無駄に多くの学校を受験させて疲弊させる」って、なんか思ってたんですよね。

おそらく、学校で当時塾に通っていなかったのは、わたしだけだったんじゃないか。。
と思うくらい、周りはほぼ100%塾に通ってましたし、
なんなら先生たちも、「みんな塾に通ってるよね?」という前提でお話されていると感じてました。
(わたしは、そこにちょっと違和感を感じちゃってましたが)

なのでわたしはもっぱら、

・通信教育
・市販の参考書
・学校の勉強
・塾の単発短期講習や模試

で受験勉強していました。
もともと、ひとりでもコツコツがんばれちゃうタイプなので、わたしには合っていたといえば合っていたのですが。

もともと高校でのわたしは、部活でも活躍できず、恋愛も全く成就せず、自己肯定感がどんどん下がっていました。
さらになんと高3は、クラスに仲のいい子がほぼ誰もいない、激ぼっちの暗黒時代
部活も引退してしまったし、居場所を作るためだけにクラスメイトと仲良くなるのにも抵抗があって、ひとりでいることを選んでいました。

「これは、神様がわたしにくれた勉強時間だ」と思うことにして。
学校の休み時間もひたすら、勉強してました。

初めは良かったものの、人間「誰もいない場所でひとりぼっちでいるより、ほかの皆が誰かと一緒にいる中でひとりぼっちになるほうが、はるかに辛い」ということを徐々に思い知るのでした…

難易度高めの志望校を設定してしまった不安も相まって、根暗になるわ親に当たるわ、なかなかひどい日々でした。。
でも、意地でやり通してしまったなぁ。助けを求められたら良かったんですけどね。

受験本番:それでもわたしを支えたもの、と奇跡

こんな感じで、メンタルのコンディションはかなり悪かったのですが。
幸い、勉強のほうは力がついてきて、「受かるかも?!」と思えるようにはなっていました。

前述のとおり、部活でもプライベートでも全くぱっとしなかったわたしは、高1の頃から
「わたしには勉強しかない、勉強で成果を出せなかったらもう何も価値がない…!」と感じていて、日頃から勉強はがんばっていたんですよね。
まぁこの必死さを脇に置いても、勉強全般、特に英語は単純に面白くて好きでしたし。

また、受験期=こじらせ反抗期だったけれど、両親、特に母は忍耐強く支えてくれていたので、「わたしにはお母さんがいる、ひとりじゃない」って思えていたのも支えだったと思います。
母に感謝ですね…!

そして最終的に、第一志望を含めて、受験した3校全てに合格できたのでした!🌸
(そう、3校ぽっちしか受けませんでした🤣)

受験を終えて:周りと自分の変化

結果としてわたしは、「通っていた高校の偏差値の割には高めの偏差値の大学に、塾に行かず現役合格した」という、ちょっとした武勇伝を手に入れました。

そしてそのニュースは瞬く間に学校中に知れ渡り、特に先生たちのわたしを見る目が変わったのです…!

大して話したことのなかった先生からも「すごいね」「おめでとう」と言われたり、学年で数名しか選ばれなかった、受験体験記の寄稿をお願いされて執筆したりしました。

もちろん、単純に志望校に合格できただけでも嬉しかったのですが。
それまで自己肯定感がどん底だったわたしにとって、「周りに認められた」「周りのわたしを見る目が、ポジティブに大きく変わった」という体験は、失った自信を少なからず取り戻させてくれるものでした。

また、「人に無理だと思われていることを成し遂げる快感」も、良くも悪くも味わってしまったな、と思います。
(これらが、後々のうつ病発症にもつながっているな、とも思いますが)

たられば談など

こうして大学受験という体験は、良くも悪くも、わたしの人生やわたしという人間に大きな影響を与えました。

結果的に、晴れて入学した第一志望の大学や学科はわたしに合っていたと思うし、楽しい学生生活を送ることができたのですが。

今思えば、「塾に行かず嫌い」を手放して塾に行っていれば、情報や一緒に頑張る仲間も得られただろうし、多くの大学を受験することは生徒にとってメリットもあるかもな、とも思います。
わたしももっと、偏差値の高い大学に挑戦して合格できていたかもしれないし。

でも、そのあと就職活動をしてからもつくづく思ったけれど、
偏差値とか、学歴とか、学校歴とかは、「社会で活躍できるか?」には直結しないし、関係なかった!!
今の世の中はもっと働き方が多様になって、さらにそう思います。

そして、わたしが現役で第一志望に合格できたのは、ラッキーでしかなかった。
もしあのとき不合格だったら、ただでさえ低い自己肯定感がマイナスになって、生きていくのが嫌になってしまったのではないかと思うと、本当にぞっとします…

しかし何にせよ、
「塾には行かない」
「本当に行ってもいいと思える志望大学/学科にだけ、スケジュールに無理のない範囲で受験する」
など、自分で決めて行動できたことは、わたしにとっては良かったと思います。

昔から、何事も「自分で決める」という意識はずっとあって、「どんなことも自分が選択している」と思えたほうががんばれたので。
(これがこじれると、「全部自分が悪い」という自責の嵐になってしまいましたが。。)

受験に関しては色々な考え方ややり方があるでしょうし、そもそも大学受験するか?国内か海外か?とかも含めて、どんどん自由度が増しているように感じます。

どんな形であれ、若者たちが希望を持って人生を進められることを願うばかりです🌸

ここまでお読みいただき、ありがとうございました🐣✨

#受験体験記 , #春の連続投稿チャレンジ, #大学受験 , #直観 , #塾 , #偏差値 , #孤独

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