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[読書記録]じゃむパンの日(赤染晶子) / ずるいおもしろ思考

世の中にはこの人の感じ方って面白いな!と思う人がたびたびいらっしゃる、と常々思っているのですが、また素敵な出会いがありました。
赤染晶子さん。今年は本当にこんな出会いが(一方的な)多くて、本との巡り合わせにとても感激しています。それもこれもブクログやTwitter、InstagramなどのSNSを、本との出会いに活用し始めたからだと思っているのですが、これが本当に毎日ワクワクの連続です。出会いたいと思えば出かけて行って手に取ってその世界に入っていける。しあわせ以外のなにものでもないな、と思っています。

赤染晶子さんの短編集、ショートコントの書きおこし集みたいでにんまりしっぱなしです。最初の「じゃむパンの日」でぎゅぎゅっと心を掴まれて、最後までちっとも放して貰えませんでした。
巻末の岸本佐知子さんとの交換日記も、なんてキュートなお二人!こんなのずるい!羨ましい!とずっと思っていました。「さそり座の女」の替え歌「さそり座の晶子」、「あなたがお部屋に来た時は 盛り塩 ちょっぴり 多めです」!!!最高です。
そこからのぶぶ漬け伝説から竹籠へ。竹籠ももう岸本さんが入っていたことになっていて、おもしろいなぁ。どこまでも行ってしまうなぁ。

赤染晶子さん、きっと今もどこか遠いところで面白いことを考えているのだろうな。きっと永遠ににやにやされているのだろうな。


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